■総合:福祉「わたしたちにできること」 福祉体験 & 社会 「二ヶ領用水出前授業」 & 菊 満開! & 連合音楽会(11月)

 校庭や南河原公園の木々もきれいに色づき、本格的な寒さがやってきました。11月は様々な活動を行い、充実した1ヶ月になりました。

 まずは、総合で福祉体験を行いました。自走式、介助式それぞれの車いすの体験や点字ブロックや白杖を使った目の不自由な人の体験、体中に様々なサポーターをつけてお年寄りや妊婦の体験をしました。車いす体験では「段差や急に曲がるのが怖かった」や、目の不自由な人の体験では「意外とブロックの違いが分かりにくいかも」など、実際に体験したからこその発見が多くありました。

    

 次に、社会では二ヶ領用水の出前授業がありました。これから始まる「昔から今へと続くまちづくり」の学習に先駆け、どのような経緯で二ヶ領用水が作られたのかというところから、川崎市民ミュージアムの講師の方々に教えていただきました。用水を作っていく過程で使われていた「もっこ」という資材を2人で運ぶ道具や「蛇籠」という用水路に水を送る仕掛けなどを、実物で用意していただき、触れたり使ってみたりと体験もしました。もっこは「肩が痛くなった」と昔の人の苦労も感じたようでした。これから、ここでの学びをより深堀りしていきたいと思います。

       

 次は、南小伝統の菊です。5月より始まった菊の栽培ですが、今月中旬、無事に開花を迎えました!つぼみのときまではどんな花を咲かせてくれるのか、ドキドキワクワクでした。いざ花を咲かせると、色とりどりで、花びらの形にも違いがあってとってもステキな菊が広がりました。そして、満開を迎えるとより華やかさが増し、子どもたちも職員も「きれいに咲いたね」と幸せな気持ちに包まれました。4年生みんなで手入れをしたり、田丸さんからアドバイスをいただいたり、夏休みにはご家庭でもご協力いただいたりと多くの協力があってこその満開です。今ちょうど見ごろを迎えていますので、ぜひ学校に足を運んでいただきご覧ください!満開の菊で、ありがとうの気持ちを伝えたいと思います。

        

 最後に、幸市民館で開かれた連合音楽会です。近隣の学校が集い、合唱や合奏を披露し合いました。私達、南河原小学校4年生は、11月29日(金)午前の部に出演しました。はじめの言葉を担当した本校の児童2名も、明るく立派に開幕を宣言してくれました。出番はトップバッターということで、ドキドキの中、合唱『風のことば』が始まりました。しかし始まってみると、緊張を感じさせない、これまでで一番ステキで、やさしい歌声がホールに響き渡っていました。本番でこうして力が出せたのは、本番前には昼練も始め、いろんな方にご指導や応援をいただき、何度も練習して、壁を乗り越えられたからです。この経験は、今まで大勢の人の前で歌ったことのなかった4年生にとっては大きな自信につながったのではないかなと思います。音楽会終了後のみんなの表情が安心したようで、清々しく見えました。ふりかえりにも「楽しめた」「この曲が好きになった」など温かい言葉で溢れていました。今度は、学習発表会でお家の方たちにも披露する予定ですので、お楽しみに!

    

 

■菊(10月)

 寒暖差の激しい日々が続いています。体調管理に気をつけながら、元気に過ごしています。

 さて、5月から始まった菊の栽培ですが、今夏の猛暑を乗り切り、なんとつぼみができてきました!大きく膨らんでいるつぼみもあり、黄色や白色、赤っぽい色など花びらの色も見えてきています。きれいな花を咲かせてくれそうです。みんなで調べた結果、ここからは土を乾かさないようにしっかりと水をあげることが大切だと分かったので、より手入れの仕方にも気をつけていきたいです。無事開花し、南小が伝統の菊で彩られることをぜひ楽しみにしていてください。

    

 

■合唱練習 & 体育「小型ハードル走」(9月)

 残暑厳しい日が続いていましたが、10月を目の前に、少しづつ暑さが和らいできました。校庭でのびのびと遊べる日も増えてきて、心に落ち着きが見られるようになりました。

 さて、4年生は今、11月の連合音楽会に向けて日々合唱練習に励んでいます。今月は、講師を招き、学年全体で指導していただきました。「ジェスチャーをつけながら」や「きれいな歌声を頭でイメージしながら」など様々な歌唱方法を教えていただき、少しづつ優しい歌声に変わっていきました。二部合唱ということもあり、ソプラノ・アルトそれぞれのパートがつられそうになる難しさもありますが、「より素敵な声を聞かせよう」と高め合っているようでした。さらなるパワーアップを目指して、練習を重ねていきたいと思います。

 体育では、小型ハードル走を行いました。手本の動画を見てイメージを膨らませ、踏切の位置や姿勢、歩数などを意識してめあてを立て学習に取り組みました。GIGA端末を用いて友達同士で走る姿を撮影し合い、見返しながらふりかえりをして、よりよい動きを目指しました。また、いろいろな相手とハンデをつける工夫もしながら、競走を楽しみました。「次こそは!」とあきらめずにチャレンジする様子がいきいきとしていました。

          

 

■水泳学習 & 夏休みスタート(7月)

 梅雨が明け、本格的な暑さが続います。より一層健康・安全面に気を付け学校生活を送り、無事に夏休みを迎えることができました。

 そんな夏休みを前に、毎年子どもたちが楽しみにしている水泳学習が4回行われました!今年度は、雨や猛暑と天候に左右され、予定していた日が中止になることも多く、じれったい思いをする日々でした。それもあってか、毎回の学習で子どもたちの一生懸命な姿や笑顔で楽しむ姿をたくさん見ることができました。また、泳ぎのコツを教わり「見て、できたよ!」と話す姿がとてもいきいきしていました。何より、無事に学習を終えることができ良かったです。監視・見守りにご協力いただき、本当にありがとうございました。

 そして、夏休みがスタートしました。時間がたっぷりある夏休みだからこそできることがたくさんあります。生活リズムを整えて学習に取り組みながらも、心と身体をリフレッシュできるステキな時間にしてください。夏休み明けに、みなさんに会えるのを楽しみにしています。

     

 

■たてわり活動 & 音楽「箏」(6月)

 梅雨に入り、雨の日が増えてきましたが、子どもたちは明るく、賑やかに過ごしています。

 今年度の「たてわり活動」が始まりました。1~6年生が班になって、活動に取り組みます。6年生を中心に、お互いの名前を覚えて仲良く慣れるように工夫して、遊びを楽しんでいます。後期には、4年生が中心となって企画をする回もあります!楽しみつつ、6年生の引っ張る姿を学んでいきたいです。

 音楽では、初めて「箏」の演奏を学びました。意外にかたい弦や使い慣れない爪に、「親指が痛い」と苦戦している様子でした。しかし、きれいな音が響き渡ると、「お~すごい」と驚いた様子で、課題曲の「さくら さくら」の練習に励んでいました。弦の番号を口ずさみながら工夫して練習している児童も見られました。最後には、とってもきれいな合奏が聞くことができ、感動しました。

         

 

■南小チャレンジフェスティバル & 総合「大きな菊を育てよう」 菊の栽培がスタート!(5月)

 5月とは思えない、暑すぎるくらいの好天に恵まれ、南小チャレンジフェスティバルが開催されました!

 今年は、川崎市が市制100周年であることにちなんで、中学年では、団体競技「100周年キャラクター大集合」に挑戦しました。4人1組で大きなバトンを運んで繋ぎ、4人の先生方に1つずつアイテムを着せていきます。すると、川崎を代表するキャラクターの「かわるん」「ロウル」「ふろん太」「ノルフィン」に変身しました。他のチームと競い合いながらも仲間と協力し、可愛らしく変身させることができ、嬉しそうな笑顔が溢れていました。また、4年生として、3年生を支えたり、応援団として前に立ったりする姿は頼もしく、いつもより少し背中が大きく見えました。大きな怪我や事故なく、無事に終えることができて本当に良かったです。

       

 総合では、ついに南小伝統である菊の栽培が始まりました。今年度も、菊にくわしい田丸さんにご指導をいただき、大輪の菊の開花を目指します!

 今回は、菊の苗の植え替えとさし芽をしました。苗の植え替えは、すでに張っている根を傷つけないように鉢に移し、土を敷き詰めました。さし芽は、苗から新芽を切り取り、ポットに植えました。さし芽も上手くいけば、たくさんの菊を咲かせられるということで、丁寧に作業していました。そして、子どもたちは田丸さんのアドバイスをよく聞き、分からないことは質問し、「上手くいくかな」と期待を膨らませていました。11月頃の開花予定なので、長い戦いになりますが...  きれいに咲かせることができれば、川崎大師で開催される「菊花展」に展示してもらえるとのことなので、4年生一同、一生懸命頑張ります!

      

 

■出前ごみスクール(4月) 

 新学期を迎え、子どもたちは元気いっぱいに学習や遊びに励んでいます。

 そんな中、社会科の「ごみはどこへ」の学習の一貫として、講師の方々をお呼びし、出前ごみスクールが行われました。講師は、実際にごみの収集の仕事を担っている方々で、収集車の仕組みや処理の仕方、ごみの分別などの話に子どもたちは興味津々に耳を傾けていました。また、スケルトン車と呼ばれる、収集車の中の様子が見える車の見学や様々な種類のごみの分別体験などの活動も行いました。「ごみが増え続けたら...?」「このごみは何に分別されるんだろう?」とごみ問題への意識が高まっていました。こうした意識が子どもたちの学習を通して、家族や地域へどんどん広がっていけばと願っています。