ご挨拶

 令和3年4月1日より、本総合教育センターの所長として着任いたしました佐藤 公孝(さとう きみたか)と申します。
 着任にあたり、本センターの沿革を振り返りました。今から72年前にさかのぼる、昭和24年11月「川崎市教育研究所規程」が公布され、川崎市立図書館内に事務所が設置されたことから始まります。その後、昭和28年6月、川崎市富士見町に事務所を新築、昭和38年塚越に新庁舎を竣工、そして、昭和61年5月1日に現在の高津区に「川崎市総合教育センター」として開設されました。今年で36年目、16代目の所長として責務を担うことになりました。
 開設当時の資料を読み進めると「社会情勢の変化に伴い、多様化した教育的諸課題の解決、高度情報通信社会及び生涯学習社会への対応など新しい教育に対する要望が高まり、ここに長期的見通しに立った時代の要請に応じる新しい施設として『総合教育センター』を建設する運びになった」と示されておりました。
 令和3年度、施設は36年が経ちました。しかし、変化の激しい社会において、教育の諸課題に対する長期的な見通しに立った川崎市の教育施策の推進、そして、それらを下支えする施策研究と実践研究、さらに学校支援の各事業の推進と教職員の研修など、川崎市における本総合教育センターの役割は不易であり、そのニーズはより多層で多様化さらに高度化しています。
 本総合教育センターの使命のもと、4センター(カリキュラム、情報・視聴覚、特別支援教育、教育相談)と総務室がそれぞれの特性を発揮しながらつながり、さらに、教育委員会事務局各部・課との連携強化を進め、今日における不登校や特別支援教育、新しいGIGAスクール構想等の教育課題に対して、情報収集と分析に基づいた長期的なビションに立ち「創造的で川崎市らしい教育」をつくりあげていきたいと考えております。

川崎市総合教育センター 所長 佐藤 公孝