令和7年度 校長日誌
5月
●給食
自分たちで配膳しみんなで食べる給食の味は、また格別です。家ではなかなか食が進まない・・・と心配されていた1年生の保護者の方から「学校でみんなが食べる姿を見て、食べることに興味が出たみたいです。食べられる量が増えました。」といううれしい声も聞こえてきます。1年生が準備や片づけに慣れるまで、6年生が手伝ってくれています。
●学校探検
1,2年生が学校探検をしました。2年生が1年生に学校のことを教えていました。1年生は、特別教室や校長室にはじめて入りました。教室とは違う様子に興味津々。2年生は廊下の歩き方や部屋に入る時の挨拶など、手本になるように頑張っていました。
●学年目標
6年生の廊下に学年目標が貼ってありました。小学校生活最後の1年をどのように過ごしてほしいのか、どのような力を身につけてほしいのかという担任の願い、子どもたち一人一人の思いを表していました。思いや考えは言葉にすることで、具体的になります。行動につながります。大切に1年を過ごしてほしいです。
●みんなで学ぶと
学校の1日の大半は授業の時間です。授業の充実は学校生活の充実につながります。一人一人が考え、発信し合うことで学びをつくっていく授業を目指しています。みんなと交流することで、自分にはなかった考えに出合い、考えが広がります。学校で学ぶ意義がここにあります。お隣さんと交流、お散歩交流、グループ交流、全体で交流。子どもたちに合った交流、ねらいに迫るために効果的な交流の形を工夫しています。
●ぐんぐん育て
地域の野菜作り名人 齋藤さんに教えていただきながら、野菜の苗を植えました。「土って、こんなにたくさんいるんだ」「ふかふかの土だよ」「この葉っぱ、かわいいでしょ」「この子、たくさんお水を飲むんだね」自分で選んで育てる野菜は、特別です。
●朝顔の種まき
6年生にお手伝いをしてもらいながら、1年生が朝顔の種まきをしました。教える立場は責任重大です。1年生より真剣に話を聞く6年生。そして6年生と一緒で大喜びの1年生でした。登校時、ペアの1年生が水やりをしただろうか、芽は出ただろうかと、確認しながら歩く6年生の優しい姿がありました。
●キウイの花
5年生昇降口のそばにキウイの木があり、黄色い花を咲かせていました。そばにいた子どもと、観察しました。はじめは真っ白な花びらは、開花3日ほどで薄いオレンジ色に変わり、雄花と雌花が同時期に開花しないと、果実が実らないそうです。久地小のキウイも、なかなか実りません。
●梨園見学
校歌にもあるように、久地には梨園がたくさんあります。3年生は、毎年、年間を通して梨園の見学をさせていただき、梨ができるまでの様子や梨づくりの仕事について学習します。
今日は、「摘果」と「袋かけ」について教えていただきました。大きくて甘い梨に育てるためには工夫がたくさんです。
●心肺蘇生法研修
毎年、職員みんなで心肺蘇生法の研修を行っています。一番大切なのは、日ごろからの安全・健康管理です。しかし、「いざというときは、迷わず実施してください」「命が最優先です」と講師の先生から教わりました。誰もが実施でき、補助できるように研修しました。
●避難訓練
大地震を想定した避難訓練及び引き渡し訓練を行いました。地震発生の放送を聞くと、子どもたちは静かに、素早く机の下に避難しました。机の脚をしっかりと持ち、頭を守って避難行動をとることができました。訓練にご協力いただいた、保護者の皆様、地域の皆様、ありがとうございました。
4月
●新年度のスタート
4月4日、まだ春休みです。6年生が新年度の準備に来てくれました。入学式場を設営したり、教室を掃除し学習用具をそろえたりしました。楽しそうに仕事をする姿がとてもさわやかでした。もうすっかり最高学年の表情でした。
●元気に登下校
1年生は、元気に登下校しています。大きなランドセルを背負って、道を間違えないように、安全に気を付けて・・・登下校もひと仕事です。交通安全指導員さん、あさがおSUN、ひまわりSUN、地域の方々、たくさんの方が見守ってくださっています。
●入学を祝う会
2年生から6年生までが、1年生の入学を祝う会を開いてくれました。久地小学校のことを紹介しながら、クイズあり、歌あり、合奏あり。みんなで校歌も歌いました。最後は久地レンジャーが登場し、みんな大盛り上がりでした。
●図書室は
図書室には、本がたくさんです。素敵なテーブルと椅子にすわって本を読んでいると、気持ちが落ち着きます。学校司書の川邊さんや図書ボランティアのお母さんたちがいて見守ってくれます。本を通していろいろな世界に出会ってほしいです。
●めざせ 体力向上
今年度は、全校でスポーツテストを実施しました。ペア学年と協力し、互いに手本となったり応援したりしながら取り組みました。シャトルランでは、6年生の持久力にびっくりしました。頼もしいです。
ご挨拶
やわらかな風に桜の花びらが舞い、あたりがピンクに染まるような春。100名の新1年生を迎え、全校児童723名で、久地小学校の令和7年度をスタートしました。
保護者の皆様、お子様のご入学、ご進級、おめでとうございます。始業式や入学式の日。子どもたちは、新しい学年やクラス、新しい友だちや先生との出会いを、わくわく感とドキドキ感いっぱいで迎えたことでしょう。わくわくドキドキの出会いを、そしてチャレンジすることを楽しめる安心感を大切に、日々の教育活動に取り組んでまいります。
保護者の皆様、地域の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、学校教育の目標は「生きる力」を育むこと。「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」を総合的にとらえたものが「生きる力」とされています。未来を生きる子どもたちに求められる力は、与えられたことや決められたことに取り組むだけではなく、自ら課題を発見し、他者と協働してその解決を図り、新しい知・価値を創造する力です。協力する力、問題発見解決型の力、そして困難なことにもあきらめず取り組む力を育てることを目ざします。ご家庭や地域の皆様方と連携・協働して教育活動を充実させていきたいと思います。
保護者の皆様、地域の皆様、ご支援ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
川崎市立久地小学校
校長 小林 智子