令和6年度 校長日誌
校長挨拶
入学、進級を待っていてくれたかのような満開の桜の中、111名の新1年生を迎え、全校児童764名で、久地小学校の令和6年度をスタートしました。
保護者の皆様、お子様のご入学、ご進級、おめでとうございます。始業式や入学式の日。子どもたちは、新しい学年やクラス、新しい友だちや先生との出会いを、わくわく感とドキドキ感いっぱいで迎えたことでしょう。わくわくドキドキの出会いを、そしてチャレンジすることを楽しめる安心感を大切に、日々の教育活動に取り組んでまいります。
保護者の皆様、地域の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、学校教育の目標は「生きる力」を育むこと。「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」を総合的にとらえたものが「生きる力」とされています。未来を生きる子どもたちに求められる力は、与えられたことや決められたことに取り組むだけではなく、自ら課題を発見し、他者と協働してその解決を図り、新しい知・価値を創造する力です。協力する力、問題発見解決型の力、そして困難なことにもあきらめず取り組む力を育てることを目ざします。ご家庭や地域の皆様方と連携・協働して教育活動を充実させていきたいと思います。
保護者の皆様、地域の皆様、ご支援ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
川崎市立久地小学校
校長 小林 智子
4月12日(金)春さがし
(2年生が)春さがしの学習をしていました。
まず、教室で、「春というと・・・」と、思い浮かぶものについて、子どもたちが自由に発表しました。チューリップ、たんぽぽ、さくら・・・。「花が多いね。」「本当かな?」
次に、外に出て、実際に春探しをしました。GIGA端末で、見つけた春の写真を撮り記録しました。それぞれが見つけた春。想像していたよりずっとたくさんありました。体験し、実感しながらの学びを大切にしたいです。
4月18日(木)町たんけん
久地のまちには、どんな素敵なところがあるだろう。見て聞いて感じて発見できるといいね。実際にたんけんに出かけよう!道を歩く時にはどのようにすればよいだろう。公園ではどのように行動すればよいだろう。みんなで考えて確認してから、出発です。「行ってきます。」元気に町探検に出かけました。自分たちのまち 久地の素敵がたくさん見つけられるといいです。
4月18日(木)エンドウの収穫
エンドウの収穫をしていました。「こんなにおおきくなったよ。」「ぷっくりふくらんでいるよ。」「見て見て。実のはしっこにお花がまだくっついているよ。」自分たちで育てたエンドウなので、声をかけなくても自分たちでよく観察していました。たくさんの発見をすることができました。私もおすそ分けをいただきました。ごちそうさまです。
5月17日(金)心肺蘇生法研修
毎年、水泳学習が始まる前に、教職員の心肺蘇生法研修を行っています。水泳学習に限らず、病気やけがにより、突然に心肺停止、もしくはそれに近い状態になった時に、呼吸および循環を補助することが、必要になります。安全・安心に学校生活が送れるように心がけていきます。
5月24日 交通安全教室
3年生が、高津警察署、区役所の方から、自転車の安全な乗り方について教えていただきました。「自分の命を守るために、そして、次に他の人の命を守るために、正しく自転車に乗りましょう」とお話がありました。「ブレーキをしっかり使う」「発車するときは、前、横だけじゃなく、後ろも注意する」など教わったことを実際に体験しながら学びました。自転車を貸してくださった皆様、見守りのお手伝いをしてくださった保護者の皆様、ありがとうございました。
5月30日 図書室の机といすが新しくなりました
「図書室が、明るく楽しい場所になるといいな」という子どもたちの思いにこたえて、学校や保護者、地域の皆様がご尽力くださり、図書室の机やいすをプレゼントしてくださいました。用途によって形を工夫することができ、雰囲気も変わります。楽しく本を読んでほしいです。川崎市長からもPTAの皆様に感謝状が届きました。ありがとうございます。
5月30日 読み聞かせ
1年1組で読み聞かせをしました。読んだ本は、宮西達也さんの「おまえ うまそうだな」です。「恐竜が出てくる!」「大変だ!食べられちゃう!」などつぶやきながら、楽しく聞いてくれました。私は、何度読んでも、心がズキンとします。本を楽しむ子どもたちに育ってくれるとうれしいです。来月は2組、再来月は3組で読み聞かせをする予定です。
6月5日、15日 久地米をそだてよう
5年生が米作りを始めました。田起こしをし、代かきをしました。代かきとは、掘り起こした田に水をいれ、かき混ぜて泥状態にする作業です。水田からの水漏れを防ぎ、平らにし、土を柔らかくして苗を植え付けやすくなる効果があります。泥の中に入る経験など、日ごろはなかなかありません。その後、田植えをしました。1列ずつ丁寧に苗を植えました。おいしいお米ができるのが楽しみです。
6月19日 水泳学習をスタートしました
6月19日プール開きとして、6年生の実行委員が、水泳学習で大切にしたいことをまとめた動画を作成し、朝会で紹介してくれました。水泳学習は、身体能力の向上、水中での安全や水の事故を防ぐ知識・思考力の育成をねらいとした学習です。どの学年も、安全に楽しく学習しています。
久地小議会
久地小議会が開かれました。久地小議会とは、よりよい久地小学校にするために、みんなで考え、話し合い、自分たちから実行していく場です。今年度のスローガン「楽しもう!最高の学校生活 笑顔で協力 レッツトライ!」は、「思いやりがあり、笑顔いっぱいの久地小にするために」という全校の子どもたちの思いから生まれたものです。
今日の議題は、「川崎市100周年イベントをしよう」でした。子どもたちのアイディアからどんな活動が展開できるか楽しみです。
ミスト
連日の猛暑日。水が気持ちよいプールですが、さすがにプールサイドは暑いです。見学の子どもたちや、ちょっと休憩する子どもたちのために、テントを立てました。「暑さが厳しいです。」という話をしたところ、PTAさんが「夏の活動のために準備したミストを使ってください」と言ってくださいました。お借りしたミストをテントに取り付けると、ぐんと過ごしやすくなりました。ありがとうございます。
夏休みまでのカウントダウン
久地小タイム、プリントを手に足早に(でも走らずに)廊下を歩いている子どもを見ました。「どこに行くの?」と聞くと、「今日のミッション!」。あんまり楽しそうなので一緒に行ってみました。「夏休みまでのカウントダウン」と題した、1日ごとのミッションがありました。ちなみに、本日のミッションは「会う人みんなにあいさつ」。「みんなって大変だなあ。」といいながらも、さっそく挨拶を交わす子どもたちでした。挨拶する良さを実感できそうです。
本を楽しもう
外で遊べないくらい暑い日でも雨の日でも、図書室に行けば楽しい本がたくさんです。図書委員会が、スタンプラリーを行いました。スタンプを5つ集めると、図書委員さんお手製の、塗り絵、しおり、ブックカバー等をもらえます。スタンプラリー用紙を持って、たくさんの子どもたちが図書室に通っていました。また、夏休みに向けて、自分の読みたい本を選んで借りました。夏休み、本の世界を楽しんでほしいです。
夏を涼しく快適に
6年生が、赤白帽子を洗濯していました。家庭科で、夏を涼しく快適に過ごすための洋服の選び方、着方、手入れの仕方などを学習しました。「汚れは落ちたのかな。」「洗濯液ってこんなにぬるぬるするんだね。」これからは、汚れたときはすぐに自分できれいにすることができそうです。涼しく快適に過ごす工夫をして、夏を楽しんでほしいです。
発育測定
発育測定をしました。夏休み明け、登校してきた子どもたちは、挨拶の言葉も、話を聞く態度も、落ち着いていて頼もしく、すこし大人になったように感じます。夏の間に、心や体がぐんぐん大きくなりました。
国語研究授業「ごんぎつね」
暑さ寒さも彼岸まで・・・とは言いますが、彼岸を過ぎたとたん、あいさつハッピーロードの彼岸花が一斉に花開きました。ちょうど、4年生の国語では「ごんぎつね」を学習していました。『ひがん花が、赤いきれのように咲き続けていました。』『人々が通ったあとには、ひがん花がふみ折られていました。』ごんの気持ちの変化や性格について、情景からも想像を膨らませて読む力を身につけていきます。
実り
5年生が春から育ててきた稲。夏休みの間も、交代で観察と世話をしてきました。穂が色づいてきたので、鳥よけのネットを取り付けました。稲の穂は実が入ると重くなって垂れ下がってきます。内面が充実してくると、人への思いや感謝の気持ちも深くなります。「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
応援練習
運動会に向けて、色別の応援練習がありました。応援団長を中心とした、団員の息の合った掛け声と応援が見事でした。応援団にリードしてもらいながら、手拍子をしたり、歌を歌ったり、こぶしを突き上げたりして、一致団結の気合を示していました。力いっぱいこえをだして応援する子どもたちの表情が充実していました。
一生懸命は、かっこいい!
10月26日、久地小運動会に向けて、学校が活気づいています。
校舎を歩いていると、目に飛び込んできたこの言葉。『一生懸命ってかっこいい』そうです。一生懸命って、かっこいいです。そして自分に向き合う強さが必要です。ぜひ、力を出し切って、一生懸命を楽しんでほしいです。一生懸命を応援する優しさや思いやりを育てたいと思います。子どもたちの一生懸命を、応援してください。
全校練習
4色のはちまきをつけて、全校児童が校庭に集合しました。背筋を伸ばしてまっすぐに立つ姿は、とても元気で勇ましく、頼もしく感じました。「1回でやりましょう」「全力でやりましょう」の言葉のように、整列する、話を聞く、礼をする、拍手をおくる、応援するなど、練習の1つ1つに、気持ちをこめて取り組んでいました。運動会まで1週間余り、頑張っています。『一致団結!最後まで全力!仲間を信じ 勝利をめざせ!』
消防士体験
高津消防署の消防士さんが学校に来てくださいました。火事から身を守るためにはどんなことに気を付けたらよいのか、自分たちにできることは何か、また、消防士さんの仕事や工夫、消防車や道具の秘密についても教えていただきました。消防車の仕組みを見たり、消防服を着たり、消火器を使ったりと、いろいろな体験をしました。なかなか間近に見ることのないものばかりで、子どもたちは興味津々。「へー!」「すごーい!」の連続でした。実際に見たり聞いたり触れたりすることで、実感や納得を伴う学びとなりました。
天までとどけ!
高く晴れた青空の美しい日。広場から元気な声が聞こえてきました。
「天までとどけ。一、二、三。」
くらぐもに誘われて、1年生がくものくじらにとびのろうとしていました。
『みんなは、手をつないで、まるいわになると、「天まで とどけ、一、二、三。」とジャンプしました。』
子どもたちには、物語の世界にどっぷりと浸り、その世界に入り込み、十分に楽しむ経験をしてほしいです。たくさんの物語に出合い、何度も声に出して、言葉の響きやリズムを楽しみながら読むことで、言葉や文章を正しく理解する力、豊かに表現する力が育っていきます。
ぐるぐるフレンズ
「久地小学校を元気にしよう!」と、久地小のみんなが仲良しになるための活動を考えた6年生。毎週金曜日の朝、他学年と交流活動をしています。毎回、しっかりと振り返りをし、それを生かして次回の計画を立てています。教室や広場、校庭で、久地小全員が楽しんでいます。
2年生は、5年生にアドバイスをもらいながら「おもちゃ」作りをしました。2年生の作ったおもちゃで遊びながら、やさしく教えたり手伝ったりする5年生の高学年らしい姿がとても頼もしかったです。そうして作り上げた「おもちゃランド」に1年生を招待して、今度は2年生が1年生を楽しませていました。学年を超えて交流が広がっています。
たねだんごづくり
川崎市政100周年記念 全国都市緑化プロジェクトの一環として、たねだんごづくりをしました。園芸委員会の子どもたちが作り方を教えてくれました。「花いっぱいの学校になるといいな」「どんな花が咲くのかな」楽しみにしながら作りました。ポットに入れたたねだんごからはさっそくたくさんの芽が出ています。
修学旅行
6年生と日光修学旅行に行ってきました。日光では、1年の半分はお天気がパッとしないのだそうですが、気持ちよく晴れた2日間、紅葉も見ごろでした。美しい景色と歴史的建造物・文化に触れ、友だちとの時間を楽しんでいました。たくさんの思い出を作ることができたと思います。
ミニ運動会
10月の運動会での経験をきっかけに、サポート級でミニ運動会をしました。「みんなで楽しむ運動会をしよう」というねらいのもと、自分たちで内容を考え、準備し、開催した運動会です。国語の学習を生かして、ルール説明の方法を考えたり招待状やお礼状を書いたりもしました。自分たちでつくり上げる経験、大切にしていきたいです。
学校e~ね サミット
川崎市政100周年に向けて、川崎市の学校では、地域の良さを見つけ発信する学習を行いました。さまざまな地域や学校の様子を見て、ひとりひとり「学校のいいね」を見つけました。川崎市の「いいね」がたくさん見つかりました。
秋まっさかり
立冬も過ぎ、冬のような寒さの日もありますが、久地の紅葉はもう少し先になりそう、まだまだ秋を楽しめそうです。どんな秋をみつけられるでしょうか。