食育日記2
11月24日 ごはん 焼きのり 牛乳 さばの塩焼き 五目きんぴら みそ汁
11月24日は、いいにほんしょくの日ということで、和食の日です。給食も和食の日の行事食でした。
和食は、四季折々の自然のめぐみを大切に、感謝の気持とともに暮らしの中で昔から受け継がれてきた日本の食文化です。
この和食の食文化が世界に評価され、2013年にユネスコ無形文化遺産に登録されています。
今回は、まめ、ごま、わかめ(海藻)、やさい、さかな、しいたけ(きのこ類)、いも、の頭文字をとった「まごわやさしい」の食材を取り入れた献立にしました。
こんぶやかつお節でとっただしを使用したみそ汁もとりいれました。
今日は6年生の修学旅行の代休のため、1年生の保護者の方を対象に給食試食会を開催しました。
給食試食会は、ここ数年感染症対策のためしばらく実施できなかったので、今年度は2年生から4年生の保護者の方にもお越しいただきました。
給食ができるまでのスライドを写真を交えてお話させていただき、試食をしていただいた保護者の方からは、給食への感謝や励ましのお言葉をいただき、給食室一同大変嬉しく思いました。
ありがとうございました。
11月21日 米粉ロールパン 牛乳 スイートポテトシチュー 白菜としめじのスープ煮
スイートポテトシチューというと、とても甘いシチューのようなイメージですが、さつま芋は英語でスイートポテトということで、
今日はさつま芋をたくさん使用したクリームシチューでした。
「このシチュー甘くておいしい!」と、さつま芋の甘みを味わって食べている様子が見られました。
一方で、「きのこ嫌い。」と、しめじをたくさん使用した白菜としめじのスープ煮は苦手な子が多くいたようです。
「苦手だけど食べる!」と言ってくれた子もいましたが、残菜が多く残念でした。
1.2時間目は5年生のみそ汁の調理実習がありました。
煮干しの頭とはらわたを取り除き、だしを取ります。家庭から持参した各々の材料を切って、
おいしいみそ汁を作ることができました。
給食ではかつお節と昆布の合わせ出汁でみそ汁を作っています。今日学習した内容を家庭でも実践できるとよいですね。
11月14日 ごはん 赤しそふりかけ 牛乳 とり肉とさつま芋の甘辛煮 みそ汁
今日のとり肉とさつま芋の甘辛煮は、この時期だけ給食に登場する献立です。
素揚げにしたさつま芋と、から揚げにしたとり肉を、しょうゆ味の甘辛いたれで和えました。
いろどりが良く、おいしい!という感想も多く、残菜もとても少なかったので、子どもたちにも人気だったようです。
さつま芋といえば、今日1年生が学校で育てたさつま芋を収穫していました。
立派なさつま芋がたくさんとれたので、給食にも使用できたらいいなと思っています。
11月13日 ビーンズサンド(胚芽サンドパン) 牛乳 ポタージュ フルーツポンチ
最近寒くなってきたので、牛乳の残りがとても多くなってきました。と1年生の先生からお話があったので、
骨を強くしてくれるカルシウムの多い食べものについて、栄養教諭と担任の先生で授業をしました。
給食で毎日出ている牛乳には、骨を強くしてくれるカルシウムのカルちゃんがこんなにたくさん、227カルちゃんも入っているんだよとお話すると、
「えー!すごーい!」と歓声があがりました。
「牛乳だけでなく、大豆やひじきなどにもカルちゃんが多いよ。今日の給食のビーンズサンドにも、大豆が入っているからカルちゃんがたくさんいるね。」というお話もしました。
給食時間には、「牛乳、5口(くち)も飲めたよ!」、「半分がんばった!」、「豆苦手だけどがんばって全部食べたよ!」と、今日の学習で学んだことを実践している姿が見られました。
毎日給食に出てくる牛乳についてよく知ることができたので、少しずつチャレンジできると良いなと思います。
11月9日 ミニロールパン 牛乳 ツナのクリームスパゲッティ ベジタブルスープ みかん
今日は1・2・4年生が校外学習のため、いつもの半分くらいの給食作りとなりました。
給食ではスパゲッティにも小さなパンがつきます。
これは、スパゲッティがひとり27gと少ないためエネルギー量を補うためで、うどんの時と同じです。
ベジタブルスープは野菜をさいの目切りにして作ります。
今日も星型とハート型のにんじんを入れました。当たった子が喜んで最後まで取っておいているのをよく見かけます。
スパゲッティは人気で今日の献立はどの学年もよく食べていました。
1・2・4年生のおうちでは、良かったら同じメニューを作ってみてはいかがでしょうか。
11月8日 なら茶めし ごま塩 牛乳 おでん 白菜のおかかあえ
なら茶めしは、川崎の郷土料理です。
豆を入れてお茶を使って炊いたごはんのことで、昔、奈良の東大寺などのお寺で食べられていました。
江戸時代、川崎は東海道の川崎宿と呼ばれており、ここで、なら茶めしを出しているお店がありました。
江戸時代の旅は、歩いて旅をしていたので、朝早く江戸(今の東京)を出て、多摩川を越えると川崎につきます。
川崎宿で、なら茶めしを食べながら一休みすることが人気だったので、川崎の名物になりました。
今年は東海道川崎宿起立400年を記念して、まちづくり推進部からランチョンマットが届きました。
給食では、いり大豆と十穀米、しょうゆで炊いたなら茶めしにごま塩をふって食べます。
昨日まで暖かい日が続いていましたが、今日はおでんがおいしい気候になりました。
意外と苦手な子が多いおでんですが、おいしく食べてくれますように。
10月24日 ミニ胚芽ロールパン 牛乳 ほうとう 五目豆 りんご
今日は給食では今年初めてのりんごです。青森県の早生ふじを使用します。
ほうとうは、山梨県の郷土料理で、小麦粉から作られた幅広のめんが特徴です。
山間部の多い山梨県では、稲作がしにくく、米に代わる主食として、小麦を使ったほうとうが古くから親しまれていたそうです。
給食では丼ぶりの器がないため、麺の量が少なく、小さなパンをつけることで、エネルギー量を確保しています。
朝晩冷えるようになり、風邪が流行り始める季節ですが、しっかり食べて、元気に過ごせるとよいですね。
10月23日 麦ごはん 牛乳 大豆ミートのドライカレー ピクルス 型抜きチーズ
今日の大豆ミートのドライカレーは新しい献立です。
大豆をお肉のような食感に加工した大豆ミートを、豚ひき肉の代わりに半分使用します。
では、なぜ大豆ミートを使用するのかというと、、、というお話を、全校朝会でお話しました。
牛や、豚、鶏を育てるためには、たくさんの水やエサとなる穀物が必要となりますが、この資源はいつまでも無限にあるとは限りません。
大豆ミートはお肉と同じくらいの栄養がありますが、水や穀物などの資源を少なく作ることができるのです。
近年は、世界中の誰もが平和で豊かに暮らしていける社会を作っていこう、とSDGs「持続可能な開発目標」が掲げられています。
教室では、「牛1頭育てるのに必要なお水やエサとなる穀物の量は、、、」とお話すると、えー!!そんなに!!すごい量!!という声があがりました。
給食の献立も環境学習の一つとなっています。今日は環境のことも考えながら給食を食べることができるとよいですね。
10月17日 ごはん 大根葉のふりかけ 牛乳 ぶりのたつた揚げ 豆乳みそ汁
豆乳みそ汁は新しい献立です。豆乳を入れることでコクが増すので、みそを減らして作ることができ減塩に繋がります。
旬の大根、白菜、さつまいも、長ねぎが入っていて、これからの季節にぴったりの献立です。
野菜が多めなので、子どもたちが食べてくれるか心配ですが、新献立アンケートを実施するので、来月の給食だよりをご覧いただけたらと思います。
10月11日 キムたく丼(麦ごはん) 牛乳 卵スープ みかん
キムたく丼は、キムチと細切りにしたたくあんを、豚肉、にんじんやキャベツなどの野菜と一緒に炒め合わせ、ごはんにかけて食べる献立です。
卵スープは、品薄のためしばらく卵を使用できなかったため、久しぶりに出る献立です。
9月まで冷凍みかんでしたが、10月からは今年度とれたみかんです。今日は愛媛県産のみかんでした。
実りの秋、旬の食べ物を味わって食べたいですね。
10月4日 きな粉パン(胚芽コッペパン) 牛乳 カレーシチュー キャベツのスープ煮
児童が楽しみにしていた久しぶりのきな粉パンでした。
胚芽コッペパンを油で揚げて、きな粉、砂糖、ほんの少しの塩を混ぜた粉をまぶして作ります。
今日は残さず食べられた子が多く、喜ぶ様子が見られ嬉しく思いました。
10月2日 食パン スライスチーズ 牛乳 コロッケ 肉団子中華スープ フルーツポンチ
肉団子中華スープは、給食室で肉団子を一つ一つ手作りしています。
豚ひき肉に、みじん切りにした玉ねぎやしょうがなど加え、よくこねてスープに入れています。
白菜やほうれんそうなど、野菜たっぷりのスープですが、肉団子のうまみがあって、子どもたちに人気の献立です。
9月29日 そぼろごはん(ごはん) 牛乳 芋煮汁 月見団子 きな粉
今日はお月見の日の行事食でした。
6年1組では教育実習生から給食のお話をしていただきました。
芋煮汁に使われている芋は、何の芋でしょうか?というクイズや、
山形県の郷土料理である芋煮汁の芋煮会の写真などを見せてもらい、重機を使った調理の様子を見て驚いていました。
低学年ではきのこが苦手な子も多かったようですが、豆腐だけは食べてみる、汁だけは飲んでみるというチャレンジをして食べている様子がみられました。
がんばったら食べれたよ!という報告をしてくれる子が多く、嬉しく思います。
9月28日 フィッシュサンド(ホキフライ・サンドパン) 牛乳 粉ふき芋 ミネストローネ
ミネストローネは白いんげん豆を使います。
2年1組では教育実習生から給食のお話をしていただきました。
ミネストローネはどこの国の料理でしょう?というクイズや、
調理をする前の白いんげん豆の写真や実物を見せてもらい、興味をもって学習していました。
最近では少しずつ苦手な献立にもチャレンジしている様子が見られ、児童の頑張りを感じています。
9月22日 ミートサンド(胚芽サンドパン) 牛乳 じゃが芋のから揚げ スコッチブロス
スコッチブロスは、大麦や羊の肉、野菜がたくさん入ったスコットランドの郷土料理です。
給食では、羊の肉の代わりに、とり肉を使って作ります。また、大麦は押し麦を使っています。
スープの麦がおいしい!と話してくれる子や、お米みたいなのが苦手だったけど頑張って食べたよと教えてくれた2年生の子もいました。
じゃが芋のから揚げは、ほとんど残菜がない献立です。
給食ではじゃがいもをくし切りにして揚げたあと、塩をまぶして作ります。
フライドポテトは好きな子が多いですね。
9月14日 発芽米ごはん ごま塩 牛乳 豚の角煮梅風味 みそ汁
豚の角煮梅風味は、味付けに梅干しの果肉を使用しています。
こってりしたお肉にさっぱりとした梅の風味が、まだまだ暑い季節にぴったりの献立です。
今日は4年生が校外学習でしたので、夕飯の献立におすすめです。
9月13日 ロールパン 牛乳 ラザニア キャベツのスープ煮 ぶどう
今日のぶどうは巨峰です。毎年9月の給食で提供しており、今年は価格の高騰により昨年より少し量が減ってしまいましたが、甘くて美味しい巨峰でした。
ラザニアは、板状のパスタとミートソース、ホワイトソースを順番に重ねて、粉チーズをかけてオーブンで焼いたものですが、給食では食べやすく、配りやすいように、手作りのミートソースにリボン型のマカロニを入れて、粉チーズをかけて焼きます。
今日は季節の野菜のなすを加えました。野菜が苦手な子もよく食べていて嬉しく思います。
9月5日 胚芽ロールパン 牛乳 とり肉のから揚げ コンソメスープ 梨
今日は季節の果物の梨です。甘く果汁が多い豊水を毎年9月の給食で使用しています。
夏から秋にかけての季節の変わり目に梨を食べると、水分補給や、夏の疲れを回復させる働きがあると言われます。
給食では皮むき機を使用しますが、形によってはうまくむけないので、調理員さんが丁寧にカットしていきます。
まだまだ暑い日が続きますが、しっかり食べて、元気に過ごせるといいですね。
9月4日 ごはん ひじきのごま風味 牛乳 塩こうじ肉じゃが 春雨スープ
塩こうじ肉じゃがは、新しい献立です。
いつもの肉じゃがのしょうゆの代わりに、塩こうじと少しの塩で味付けしました。
クイズの答えは①から③の全部です。塩こうじを使うと良いことがたくさんありますね。
こどもたちからは、「お肉がやわらかくておいしい。」「おいしいのでまた食べたい。」というコメントをもらいました。
さやいんげんが苦手な子もいたようですが、全体的によく食べており、好評でした。
来月の給食だよりにアンケート結果をまとめますので、御覧ください。