食育日記③
3月15日 高野豆腐のそぼろごはん 牛乳 塩だれキャベツ みそ汁
今日で今年度の給食は終了です。
6年生にとっては最後の小学校の給食でした。給食時間に教室をのぞくと、おいしいです!といつも笑顔で答えてくれた6年生。
卒業後も家庭科などの時間に学んだことを活かして、健康で楽しい毎日を過ごせることを願います。
最後に3月4日の新献立「水菜とコーンのスープ」のアンケートの結果をお知らせします。
好き120人、普通46人、苦手34人
野菜がたっぷりでおいしい。コーンと水菜がシャキシャキでおいしい。野菜が色とりどりで見た目もいい。などのコメントが多く、
中には、おいしかったから卒業前にまた食べたい。と書いてくれた6年生もいました。
来年度も給食についてお知らせしていきたいと思います。
今年度も1年間給食へのご理解ご協力をいただき、ありがとうございました。来年度もよろしくお願いいたします。
3月14日 きな粉パン 牛乳 ほたて入りクリームシチュー ボイル野菜 和風ドレッシング
今日のクリームシチューには、ほたてが入っています。
水産物の輸出が減少し、深刻な影響を受けている日本の水産物の消費拡大のため、給食に取り入れることになりました。
ほたてのうまみがたっぷりのクリームシチューで、おいしいと笑顔の子もいれば、ほたては苦手と言う子も多くいました。
子どもたちにとって学校の給食がいろいろな食材に触れる機会となれば良いなと思います。
3月4日 ロールパン 牛乳 とり肉のから揚げ 水菜とコーンのスープ デコポン
今日は季節の果物の愛媛県産のデコポンです。
デコポンは、清見とポンカンのかけあわせでできた品種で、頭の部分が出っ張っているのが特徴です。甘みが強く袋ごと食べることができます。
水菜とコーンのスープは新しい献立です。
水菜は冬から春にかけて収穫され、シャキシャキと歯切れがよく、クセのない味わいが特徴です。
今日は玉ねぎ、にんじん、コーンなどの野菜と一緒に、中華風の味付けのスープにしました。
えのきたけと水菜の食感がよく、おいしくいただきました。
3月1日 ちらしごはん きざみのり 牛乳 ぶりのたつた揚げ やよい汁 ひなあられ
今日は「ひなまつり」の行事食でした。
ちらしごはんは、かんぴょうやたけのこ、にんじんなどの具を甘酢で味つけし、ごはんとまぜました。きざみのりをかけて食べます。
野菜が多い混ぜごはんは苦手な子もいましたが、意外にも好評で低学年でもよく食べていました。
のりとごはんが合ってお寿司みたいでおいしい!と言っている子もいました。
やよい汁は、紅白のあられはんぺんと季節のほうれん草、溶き卵が入った汁物です。
やよい(3月)のひなまつりに合わせて毎年登場しています。
2月21日 ごはん 焼きのり 牛乳 さばの塩焼き キャベツのおかかあえ みそ汁
今日は「かながわ産品学校給食デー」の献立です。
ごはん、牛乳、焼きのり、キャベツ、大根が神奈川県産使用の予定でしたが、キャベツは県産がそろわず、愛知県産でした。
給食の時間に各クラスに配布しているパクパククイズは給食委員会の児童が考えて作成しています。
今日の給食で神奈川県産の食材はどれでしょう?という問題の答えがキャベツでしたが、残念ながら予定変更となってしまいました。
神奈川県もキャベツを多く生産していますが、愛知県が生産量1位ということもお知らせしたいと思います。
2月19日 ごはん 茎わかめのつくだ煮 牛乳 とりじゃが 青菜ときのこのスープ
とりじゃがは新しい献立です。
給食の肉じゃがは豚肉を使用し、砂糖としょうゆで味付けしていますが、今日のとりじゃがは、豚肉をとり肉に、しょうゆを使わずに、みりん、塩、こしょうで味付けしました。
さっぱりとしていておいしいという意見もありましたが、もっと味を濃くしてほしいという意見もありました。
塩分量はなるべく控えるようにしていますが、仕上がりの水分が少し多かったので、次回は水分量を調整したいと思います。
2月15日 ごはん 牛乳 ぶりのたつた揚げ もやし炒め 打ち豆汁
打ち豆汁は新しい献立です。
打ち豆は、大豆をつぶして平たくし、乾燥させた大豆の保存食です。つぶしているので火の通りが早く、いろいろな料理に使われています。
福井県や新潟県などの雪国には、打ち豆を使った郷土料理があります。
子どもたちの感想を聞いてみると、打ち豆がおいしいと完食している子もいれば、豆の味や食感が苦手、、と、低学年だけでなく高学年でも残している子が多く見られました。残念です。
新しい食材を使用するときは、子どもたちに抵抗感がありなかなか食べてもらえないことも多いですが、少しずつ好きになってもらえるように、作り方も工夫していきたいと思います。
1月25日 胚芽ロールパン 牛乳 豚肉のトマト煮 かぶのコンソメスープ りんご
かぶのコンソメスープは新しい献立です。
季節の食品であるかぶを使った野菜たっぷりの洋風スープです。
かぶがやわらかくておいしい!という子もいれば、かぶが苦手、、という子もいて、低学年では残してしまう子が多い印象でした。
一方で6年生の教室では「かぶが苦手」と言いつつ、しっかり食べていた子が何人かいて、「さすが6年生」と感じました。
今日のりんごは青森県産のサンフジです。
野菜が苦手な子もこちらはおいしく食べていたようです。
1月24日 ごはん 牛乳 さけの塩焼き 煮びたし みそ汁
今日は「学校給食週間」の行事食でした。
学校給食は、明治22年に山形県の小学校で、貧しい家庭の子どもたちに昼食を提供したことが発祥とされています。
当時の献立は、おにぎり、焼き魚、漬物だったので、その頃の給食をイメージした献立にしました。
さけの塩焼きは和食の中では人気の献立ですが、煮びたしの方は、給食にあまり出ていない献立だったからか、手を付けられない子が多くいたようです。
和食も洋食も、いろいろな献立に触れて、少しずつなんでも食べられる子が増えていくといいなと思っています。
1月19日 ごはん ごま塩 牛乳 ハンバーグおろしソース 白菜スープ
ハンバーグおろしソースは、しょうゆや砂糖が入った甘辛いたれに大根おろしを加えたソースです。
とり肉のから揚げにかけて提供したことがありましたが、今回はハンバーグにかけて作りました。
今週は6年生の学級活動で、和食のよさについてお話しました。
和食は、四季折々の自然のめぐみを大切に、感謝の気持とともに暮らしの中で昔から受け継がれてきた日本の食文化です。
この和食の食文化が世界に評価され、2013年にユネスコ無形文化遺産に登録されています。
ここまでは和食の日の行事食でお伝えしましたが、世界から評価されている一方で、近年では食の多様化が進み、日本では和食離れの傾向が見られるのも事実です。
お米の消費量が年々減少していることなどもあり、子どもたちと日本の和食を未来につなげていけるよう考えました。
アンケートでは、和食が好きと答える児童が多いものの、外食などでは洋食を選ぶ児童が多い実態がありました。
うまみを活かした「だし」、栄養バランスや行事食など、和食のよさについてつかんだところで、どうしたら和食を未来につなげていけるか話し合いました。
和食を未来につないでいくために小学生ができることはなかなか難しいですが、食べてつなぐ、作ってつなぐだけでなく、
お家の人や周りの友達に、和食のよさを伝えることで、日本の文化が守られていくことを願っています。
1月17日 ビーンズサンド(カレーサンドパン) 牛乳 白菜のクリームシチュー ぽんかん
今日の集会は給食委員会の発表がありました。
1月24日からの1週間は全国学校給食週間です。給食についてもっと知ってもらうために、全校児童にクイズを実施しました。
給食委員会の児童がスライドを作成し、全校児童が正解と思う番号に移動するかたちでクイズに答えました。
給食の歴史や成り立ちなどについて、楽しみながら子どもたちに伝えることができたと思います。
今日の給食は、愛媛県産のぽんかんや、白菜、ブロッコリーを使用したクリームシチューが出ます。
旬の食材にも目を向けて味わって食べてもらいたいです。
1月12日 ごはん 牛乳 ぶりのたつた揚げ 甘酢炒め 雑煮
今日は「かながわ産品学校給食デー」の献立です。
神奈川県産のごはん、牛乳、大根(甘酢炒め)、小松菜(雑煮)を使用しています。
雑煮は、かつお節でとっただしに、とり肉、にんじん、里芋、なると、小松菜、白玉もちを入れ、塩、しょうゆで味付けします。
いわゆる関東地方のお雑煮ですが、おもちは大量調理でも溶けにくい丸い白玉もちを使用します。
ユネスコの世界無形文化遺産に登録された和食ですが、雑煮もその行事食のひとつです。
昔から大切にされてきた日本の食文化を、これからも受け継いでいきたいものですね。
1月10日 麦ごはん 牛乳 ポークカレー 大根ときゅうりの中華づけ 型抜きチーズ
今日の朝会では、食事のマナーについてお話しました。
食べているときに立ち歩いたり、大声を出したりしていると、落ち着かずまわりの人が嫌な気持ちになってしまいます。
食事のマナーは、いっしょに食べているお友達や先生に思いやりの気持ちを持って、おいしく楽しく食べるための約束です。
また、食事のあいさつ、「いただきます」と「ごちそうさま」をなぜ言うのか考えました。
自分たちがごはんを食べられるのは、食べものを作ってくれたたくさんの人がいるからです。
その食べものも、元は生きていたお肉、お魚、お野菜、お米など、その生命をいただいています。
食事をとることは当たり前のことのようですが、感謝の気持ちを持って食事のあいさつを言えるといいですね。
12月22日 麦ごはん ビーンズカレー ピクルス はっこう乳
今日は今年最後の給食です。
ポークカレーに茹でた大豆を加えたビーンズカレーは、鉄分や食物繊維、カルシウムがアップしています。
冬休みに入ると食生活が乱れがちになりますが、早寝・早起き・朝ごはんを心がけ、1月10日の給食開始日に元気な子どもたちに会えるのを楽しみにしています。
12月19日 ごはん 赤しそふりかけ 牛乳 さつま揚げと冬野菜の煮物 白菜のおかかあえ 玄米団子
今日は「かながわ産品学校給食デー」の献立です。
神奈川県産のお米、牛乳、大根(さつま揚げと冬野菜の煮物)、小松菜(白菜のおかかあえ)、玄米(玄米団子)を使用しています。
県内農林水産物マップが神奈川県のホームページに掲載されています。↓
https://www.pref.kanagawa.jp/documents/100821/01.pdf
お米は平塚市や伊勢原市等の「はるみ」を、牛乳は相模原市等、大根は三浦市、小松菜は横浜市産です。
玄米団子も神奈川県産の玄米を使用しています。
その土地で生産されたものをその土地で消費することを「地産地消」といいます。
輸送距離が短くなることで環境にもやさしく、新鮮に食べられるだけでなく、地元の農業へ関心をもつきっかけにもなります。
和食の献立は箸が進まない子もいましたが、とてもおいしくいただきました。
12月15日 ターメリックライス タンドリーチキン ボイル野菜 和風ドレッシング たまごスープ はっこう乳
今日は年に2回の自校献立の日です。
7月は2年生がとうもろこしの皮むきを行いましたが、今回は、6年生が家庭科の学習で考えた献立を実施します。
「namaste タンドリーチキン給食」です。
栄養バランスだけでなく、いろどりや地産地消、旬、食べる人の好みなども考慮しました。
地産地消として、地域の農家さんである小川農園さんのブロッコリーとキャベツを使用しました。
立派なブロッコリーとキャベツで、とてもおいしくいただきました。
チキンは上作延バス停そばにある駒形屋さんのとりもも肉を使いました。
こちらもおいしく、タンドリーチキン、今度いつ出るの?また出してほしい!と好評だったようです。
来年も児童が考えた献立を給食に取り入れられたらと思います。
12月14日 黒食パン 牛乳 ポテトグラタン キャベツのスープ煮
今日のポテトグラタンには、じゃがいもにプラスして、先日1年生が収穫したさつまいもを加えました。
収穫したサツマイモの内、給食で利用したのは少しの量だったので、さつまいもが当たった子から「さつまいも、入ってた!!」「おいしい!!」と喜ぶ声が聞こえました。
12月6日 きな粉パン 牛乳 カレーシチュー ボイル野菜 和風ドレッシング
今日は子どもたちに人気のきな粉パンです。
きな粉の原料である大豆が日本に伝わってきたのは弥生時代と言われています。
江戸時代には、お菓子作りが盛んになり、きな粉も庶民の食べものとして広まったそうです。
給食では、油で上げたコッペパンに、きな粉、砂糖、塩を混ぜたものを、まぶして作ります。
12月5日 ごはん 牛乳 さけの塩焼き 切り干し大根の炒め煮 けんちん汁
今月の給食目標は、「食文化について考えよう」です。
今日の献立は、伝統的な食べ物や食べ方を知ることを給食のねらいとしています。
切り干し大根は、大根を収穫したあと細切りにし、干して乾燥して作ります。
乾燥させることで、長く保存できるだけでなく、カルシウムや食物繊維などの栄養も増えます。
江戸時代頃から作られるようになったといわれており、これからも伝えていきたい保存食品のひとつです。
11月30日 ロールパン 牛乳 とり肉のから揚げ ミネストローネ りんご
今日のりんごは長野県産のふじでした。
ミネストローネはイタリアの料理で、具だくさんのスープという意味があります。
給食では、たまねぎ、にんじん、キャベツ、トマトに加え、白いんげん豆とマカロニを入れて作っています。
豆が苦手な子が多いですが、白いんげん豆には食物繊維やカルシウム、鉄分が豊富なので、子どもたちには積極的に食べてほしい食材です。
11月29日 麦ごはん 牛乳 チキンカレー 大根ときゅうりの中華づけ 型抜きチーズ
カレーは給食で定番の献立です。
ポークカレー、チキンカレー、キーマカレー、ビーンズカレー、ドライカレーなど、いろいろな種類があります。
7月は、なすや、かぼちゃ、さやいんげんなどの季節の野菜を使った夏野菜のカレーを出しています。
今日はたまねぎ、にんじん、じゃがいものオーソドックスなチキンカレーですが、きゅうりの中華づけに季節の大根を加えました。
大根が苦手、、、という子もいましたが、カレーはよく食べていました。
11月27日 ひじきごはん 牛乳 いかの吉野揚げ 豚汁
ひじきごはんは、炊いたごはんにひじきやにんじんなど炒め、味付けした具材を混ぜて作る混ぜごはんです。
ひじきたっぷりで苦手な子が多いかなと心配していましたが、意外にも、このごはんおいしい!と伝えてくれる児童が多く、嬉しく思いました。
豚汁には、季節の食品の里芋と大根を入れました。
具だくさんでおいしくいただきました。