校長通信「ブラボー」第5号(自然教室編)
校長通信「ブラボー」第5号
自然教室報告5
保護者の皆様に、昨日の子どもたちの生き生きとした様子をお伝えいたします。
今回の大きな活動の一つが、昨日行った野外炊飯でのカレー作りです。子どもたちは「火起こし」「米炊き」「野菜カッティング」など、それぞれの係に分かれて熱心に活動に取り組みました。
火起こし係:新聞紙を丸めて井形に積み上げ、キャンプファイヤーのように組んだ薪へ火を移していきます。煙に巻かれ、苦労しながらも必死に火を起こしていました。
米炊き係:お米を研ぐところから始め、水の分量を慎重に量りました。火加減や炊き上がりのタイミングを見極めるのが難しく、水分の割合を調整するのに試行錯誤していました。
野菜を切る係:ピーラーを上手に使ってじゃがいもの皮を剥き、芽を丁寧に取り除きます。人参をいちょう切りにしたり、玉ねぎの皮を剥いてちょうど良い大きさに切ったりと、慣れない手つきながらも一生懸命頑張っていました。
最後に具材を煮込み、カレールーを投入します。ここでも水の加減が難しく、「スープカレーになってしまうかも!」と焦る場面もありましたが、どのグループも工夫を凝らし、最終的には最高のカレーライスを完成させることができました。子どもたちに感想を聞くと、誰もが満面の笑みで「美味しかった!」と答えてくれました。
そして、今回何よりも感動したのが「片付け」の場面です。
どの児童も最後まで一所懸命に取り組み、鍋についた頑固な焦げ付きも、ピカピカになるまで丁寧に洗っていました。
特に目を引いたのは、自主的にかまどの掃除をしていた4人の姿です。あまりにも熱心に活動していたため、理由を尋ねてみると、次のように素敵な思いを語ってくれました。
Aさん:「次に使う人たちが、もっと気持ちよくきれいに使えるようにと思って掃除しました。」
Bさん:「自分が使った場所は、最後まで責任ときれいにして終わりにしたかったからです。」
Cさん:「きっかけは、Aさんが自分たちの机の下を掃除している姿を見たことです。それを見たBさんと私が『一緒にやろう』と声をかけ、みんなで活動を始めました。」※3人とも2組です。
このように、仲間の善い行いに刺激を受け、「自分もやってみよう」と行動に移せる素晴らしい輪が生まれていました。互いを高め合える子どもたちの心の成長を感じ、胸が熱くなる一幕でした。
また報告をさせていただきます。よろしくお願いいたします。
川崎市立古川小学校
校長 石塚 全(いしづか あきら)
