3月1日 学年別報告会

今年度最終となる常任委員会を行いました。同日に研究会のOB会総会も行われたので、私達の先輩方にもご参加いただきました。

OB会長からは、日本とトルコの様々な歴史的なつながりを引き合いに、川崎市の社会科教育を推進する現役教員に対して激励の言葉をいただきました。

その後の「学年別報告会」では、これまで深めてきた各学年の研究や「川崎が考える授業研究会」について、互いに報告し合い、協議を行いました。

今後も切磋琢磨し、研鑽していこうという気持ちをみんなで高め、今年度を締めくくりました。

 

11月2日 川崎が考える授業研究会

  

この授業研究会は、本研究会にとって深い歴史ある、常任委員公開授業です。

単元は6年歴史「近代国家を目指して」です。この日唯一の社会科公開授業を参観しに、多くの方々がいらっしゃいました。

授業後は「科学の発展」「国力」「歴史人物の思い」などを話題に、活発な協議が行われました。

また、講師の先生からは、当日の授業の指導講評とともに、「多角的に考える力、社会への関わり方を選択・判断する力を育むために大切なこと」の演題でご講演をいただきました。

「3つの汗をかく歴史の授業づくり」など、本研究会のテーマに深く結びつく具体的なご助言をいただきました。

 

10月22、23日 社会科作品展

  

見渡す限りの力作ぞろい。子どもたちの夏休みのがんばりが、所狭しと各区会場校に並びました。
このような一斉展示方式の作品展は、実に3年ぶりとなりました。
作品が展示された子どもたちはもちろんのこと、保護者、地域の方々も満足感たっぷりな表情で会場をあとにしていました。
1日だけで300名近くのご来場があった会場校もあり、本事業が多くの方々の楽しみとなっていることが感じられました。

子どもたちの感想から(一部抜粋)
  • 6年生、5年生の作品は字がきれいで読みやすく、細かいところまできっちりと書いてありました。まとめもわかりやすくて素晴らしいなと思いました。私もそれを見習いたいと思います。
  • みんなのまとめの文章や、調べた野帳がすごくいいなと思いました。今度、社会科の授業で真似したいと思いました。
  • 全体的に見て、写真やインタビューを入れることでよりわかりやすくなることを知り、中学生になってもそれらを活用してがんばろうと思えた。また自分の住んでいるまちを探検し、疑問に思ったことをテーマにして自由研究をしたい。
大人の感想から(一部抜粋)
  • どの作品も個性があり、知らないことを学べるきっかけとなりました。「なぜだろう」と思うことを追究し、そこに向かっていくことで完成した作品たちに感動しました。様々なアングルからの着眼点など、私達も初心を忘れずにしていきたいです。来年も楽しみにしています。
  • 作品展をご覧になられている方々のつぶやきで「すごいね!」「実際に行ったんだ!」「次回はこんなふうにまとめるといいね」という声が聞こえました。作品展がまた次の作品へとつながっていることが嬉しかったです。

 

7月27日 授業づくり研修会

社研の夏の風物詩の1つ、「授業づくり研修会」。今年度は、市内各校から約190名の参加をいただきました。
3~6年生の夏休みの学習内容はもちろん、「学習問題とは」「単元をつくるには」など、9つのコーナーに分かれ、それぞれで熱い研修が行われました。

  

参加者からの感想

(3年生の授業実践コーナー)
研修の中であった「子どもたちが川崎市のまちを愛せるように」という言葉がとても印象に残っています。知識や表面的な気づきではなく、子どもたちがこのまちに愛着をもって学習できるよう、教材研究や授業づくりを行っていきたと思いました。今日の気づきを大切にして、学んだことや頂いた資料をもとに授業づくりを行ったり、学年や学校の中で共有していきたいと思います。

(学習問題コーナー)
学習問題の立て方にはいつも悩んでいましたが、具体例を提示してくださったりグループで実際に学習問題をたてる活動する時間もあり勉強になりました。「なぜ」「どのように」という言葉をうまく活用して学習問題を立てたら良いと学びました。今日の活動で扱った単元は休み明けに実施するので、子どもの実態に応じて資料を選び、実践していきたいと思います。

(常任委員との相談コーナー)
指導案を作成するにあたり、単元計画や本時について基本的な内容から実践例まで丁寧に教えていただきました。すぐに今後の授業につながっていくことばかりで、常任委員の先生方が普段されている授業の進め方についても、たくさん聞くことができました。夏休み明け、学習問題づくりと振り返りに力を入れて、取り組んでいきたいと思います。