生きてはららくことばの力を育てる国語教室

川崎市立小学校国語教育研究会

会長 小林 智子

 コロナ禍と言われた時期を乗り越え、教室では子供たちの活気のある声がよく聞かれるようになりました。学習指導要領が目指す国語科の指導でいう主体的・対話的で深い学びの視点にたった不断の授業改善も着実に進められているようです。研究会では子供を主語にした単元づくりなど、会員の皆様や国語研究を行っている学校の先生方のお役に立てるように情報発信をしています。

 今年度も、「生きてはたらくことばの力を育てる国語教室」をテーマに研究を進めています。「生きてはたらくことばの力」は、児童自身が主体的に学習活動に取り組む中で育つものと考えています。目の前の児童の実態を踏まえた単元づくりや授業を研究し、授業公開していきます。今年度は常任委員授業、地区授業研究会を4地区で行います。たくさんの方に授業を参観していただき、楽しく語り合う授業研究会にしたいと思っています。

 最後になりましたが、今年も、文詩集「かわさき」69号を発行します。発行後に多くの教室で活用されているとの声も聞こえてきております。地域文集としての役割を大切に、川崎らしい文集をつくっていきます。よろしくご協力をお願い申し上げます。

 



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