ビジネス基礎

商業科目を学ぶ意義についてガイダンスを行い、ビジネスに関する基礎的な知識と技術を習得します。経済社会の一員として望ましい心構えを身につけるとともに、ビジネスの諸活動に適切に対応する能力と態度を育てる事を目標としています。
【在校生の声】
入学した当初は、「ビジネス基礎」という授業がどのような授業か全然わかりませんでした。しかし、授業を受けていくうちに生産から消費までの基本的な流れである「流通」や「小切手」に関する知識などが学べて、とても将来的に役立つ授業だということがわかりました。

簿記

企業において、その経済活動における金銭や品物のやりとりは簿記という方法によって記録・計算・整理されています。つまり世の中の会計の仕組みを知るためには簿記の知識は必要不可欠ということになります。
高校に入ってから初めて習う科目ですので不安も大きいと思いますが、しっかり学べば全員がきちんと基礎から身につける事のできる科目といえます。
【在校生の声】
幸高校に入って簿記を学んで、不思議な魅力に取りつかれてしまいました。貸借対照表や損益計算書を作るときに、最後に当期純利益があった時の感覚は他の授業では味わえません。
また、簿記のやり方を学んでいく中でお金の動きなどが同時に学べるところも簿記のいいところですね。 今は、1級取得に向けて頑張ってます。

情報処理

社会人の常識とも言えるワープロ、表計算、パワーポイントの技術を身に付けることができ、その技術を活用して世の中にある様々な情報を処理(収集・加工など)する基礎を学習します。
コンピュータをスムーズに扱えるようにするためタッチ・メソッドの練習から始めます。正確に速く入力できるようになったら、ワープロソフトを用いて書類の作成方法を学習します。表計算ソフトの学習では、数多くの関数を活用しながら作表し、そのデータを効果的にグラフ化する方法を学習します。
【在校生の声】
ワープロ打てるなんてパソコン触る上で基本だよね。今となっては10分で900文字超とか打てる私ですが入学当初は酷かった!!授業で最初はキー配列を覚えることから始まるわけですが、鈍い私にはそのキー配列を覚えることすら四苦八苦。そんな私が巻き返し始めたのはGW明け。GW中にキー配列を全て覚え、タッチメソッドが出来るようになりまして。それからは文書の打つ速度が上がる上がる…。やっとワードが楽しくなってきました。
エクセルを勉強するのは本当に楽しかった。関数はどうやったらもっと簡単な省略したものに出来るかとか、表をどうやったら見やすくできるかとか、それを考えるのが楽しくて、解答は正しくてもやり方が全然違うなんて事もよくありました。エクセルが出来るとパソコンがとても便利な事がわかります。

マーケティング

ビジネスの諸活動の土台であるマーケティングの全体像について学習します。現代市場の特徴、市場調査の方法、消費者行動、プロモーション等を理解します。

財務会計Ⅰ

会計に関する法規や基準に従い、経営活動に伴う各種取引を理解し、会計数値を活用する能力を身につけます。

総合実践

この授業は生徒でペアを組み、模擬形式で会社業務を担当します。見積依頼に始まり、見積、注文、注文請、売上、仕入、請求、支払、入金という流れにしたがいコンピュータを使って実際に取引を行います。またその際に発生する伝票や帳簿の記入なども行います。必要に応じて小切手や手形の振り出しも行います。
【在校生の声】
3年生になるまでに学んだ簿記の知識をもとに、実際に会社で行う様々な取引を模擬的に受ける授業です。仕訳のしくみを理解しておかないと、取引の内容が把握できないので、1年生のうちに簿記の基礎を固めておくことが重要です。
また、実際に自分達で小切手を作成したりするので、他の商業科目と違って「会社」の仕事が体験できる貴重な授業でもあります。
計画的に取引をおこなわないと倒産してしまう場合もあるので、ペアの人と協力して進めていく事がポイントです。正しい身だしなみで臨みましょう。

課題研究

この科目は生徒が自ら課題を設定し、自ら学び、自ら考え解決していく科目ですが本校では資格取得など生徒が具体的に課題や目標が設定できるように多くの講座を用意しています。例えばサービス接遇、ビジネス講座、簿記検定、ビジネス実務計算、ITパスポート試験、文書実務講座、画像編集、Webサイト構築、ビジネス英語などのコースがあります。
【在校生の声】(サービス接遇コース選択)
生徒が考えたキャッチコピー 
・社会に出てきっと役に立つ、絶対役に立つ 
・先生・生徒、皆でつくる楽しい授業 
・挨拶もしっかりできてマナーも学べて検定も取れちゃう社会人の味方 
・直すなら 今しかないよ 言葉遣い 
・一年で「常識人に」すべてはサービス接遇から始まる 
・礼儀こそ できる女の 第一歩