校章

当校の校章は各学年を表す月桂樹の葉一枚一枚と教員、保護者を表す大きな葉が学校を支える図案となっています。

 

 

 

この土地にあったいわれのある植物はないかと聞いてみたがあまりそれらしいものがみあたらなかった。それではと月桂樹は将来的の希望をもった栄冠をいう植物であると聞いていたので、この葉を用いて図案化すると考えました。先ず、この校舎が川崎としては新しい方の三階建てである。これを象徴しそれに月桂樹をあしらおうかと考えました。

一枚一枚が各学年を表わし、その下にPとTがあるということで八枚が組み合わされている。

はじめ下に大きく父母と先生の葉を大きくしてだきかかえるようにしようと思ったが、図案的にうまくいかないので、下の葉を小さくし、まん中に校舎の捧(注)を、そのまわりに各学年を代表する一枚一枚の葉をPとTの葉がだきかかえ、すこやかな成長を考えているといういみの象徴をした。そしてみんなにはかり、大いそぎで開校式にまにあわせたわけです。

(注) 図案中央の棒状の長方形の意。

「大塚元校長の話より」(十周年記念誌からそのまま抜粋)