校長室から

本校は、昭和33年に東住吉小学校から分離独立し、現在に至っています。校章は月桂樹をモチーフにしています。月桂樹が将来の希望を持った栄冠という意味のある植物であるということから、図案化されました。一枚一枚の葉が各学年を表し、その下にPとTがあるということで八枚の葉が組み合わされています。

 昨年5月に新型コロナウィルス感染症が5類となって以来、今年度は久しぶりに大きな制約に無い中で新年度を迎えることができました。令和6年度も子どもの学びを最大限確保することを前提に、引き続き様々な感染症への対応についても気を付けながら、夢を育む教育活動を進めていきたいと思います。子どもと共に歩む安全で安心な学校づくりと子どもが主役の教育活動をしていきたいです。子どもに寄り添い、一人の子も見捨てない教育実践を教職員一人一人が意識し、児童理解と児童支援に取り組んでほしいと願っています。

 本校は、かわさき教育プラン「夢や希望を抱いて生きがいのある人生を送るための礎を築く」の理念のもと、「夢や希望をもって自らの考えを育て、よりよく人生を歩むための礎を築く」という教育理念をもち、教育活動に取り組んでいきます。この理念を受け、「自ら学び、心豊かにたくましく生きていく児童の育成をめざして~やさしく たのしく たくましく~」の学校教育目標をたて、①自ら学ぶ意欲と学ぶ力を育む学校、②豊かな心と健やかな身体を育む学校、③安全が確保され、地域とともに歩む学校、の実現に向けて、教職員がそれぞれの持ち場で各自の職責を全うし、個性や持ち味を存分に発揮し、学校が一つのチームとなり、本校の教育を推進してまいります。

 今年度もご理解とご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

校長   梶 康子