子どもたちへ(おすすめの本)
西御幸小学校の先生のおすすめの本
本を読むと せかいがひろがる 心があたたかくなる。
げんきがないときには あなたをはげましてくれる。
よんだ本からおしえてもらうことは きっとあなたの力になります。
ここでは先生たちが おすすめする本を しょうかいします。
「先生のおすすめの本」は図書室にコーナーを作って展示しています。
子どもの権利条例の7つの大切な権利に分けて置いてあります。
ありがとう、フォルカー先生
いっしょにかえてみよう。きみはかならずよめるようになる。やくそくするよ。
みんなとちがったり、自分だけできないことがあってもいいのです。その子に合わせた方法でたすけてもらうことはいけないことでもはずかしいことでもないから安心してくださいね。
【個別の必要に応じて支援を受ける】
パトリシア・ポラッコ
岩崎書店
ホームランを打ったことのない君に
ホームランを打てなくてもいい。どんな打順でもそれぞれの仕事があっておもしろいんだ。奥が深いんだ。
【自分を豊かにし、力づけられる】
長谷川集平
理論社
だいじょうぶだいじょうぶ
だいじょうぶだいじょうぶ
【安心して生きる】
いとうひろし
講談社
こんなとき、きみならどうする
きみならどうする?
五味太郎
福音館書店
いちばんしあわせなおくりもの
きみがそばにいてくれたら、それがいちばんしあわせなおくりものだよ。
改めて、友達の存在が大切であることを感じさせてくれる絵本です。何か贈り物をしたい。でも、一番の贈り物は、いつも一緒に過ごしてきた君の存在。
【自分を豊かにし、力づけられる】
宮野 聡子
教育画劇
あなたがおおきくなるひまで
「おかあさんじゃなくても あなたが おおきくなるひまで、 わたしが ちゃんと そばにいる」
自分が受けたやさしさは命のようにつながり、めぐり続ける。愛情に包まれる絵本です。
【自分を豊かにし、力づけられる】
ケイト・バンクス・ぶん ナオコ・ストゥーヴ・え
岩崎書店
すてきなひとりぼっち
ぼくはもうひとりぼっちじゃなかった。
ひとりだからこそ広がる世界もある。見返しに描かれているすてきなひとり時間がとっても素敵です。
【安心して生きる】
なかがわ ちひろ
のら書店
ともだち
ともだちって かぜがうつっても へいきだっていってくれるひと
良い友達は一生の宝物だと思います。友達とは何か、相手の気持ちを想像するこの大切さを教えてくれる、やさしい気持ちになれる一冊です。
【安心して生きる】
谷川 俊太郎
玉川大学出版部
そらをとびたかったペンギン
モモがいっしょうけんめいはなすのをきいたもりのともだちは モモとあそぶときにゆっくりあるいたりゆっくりおしゃべりしてくれるようになった。
自分には自分のできることを人とくらべずに、自分のペースでゆっくりゆっくりやっていけばいい。できない自分はだめだ…なんて思わないでいい。自分のことを理解し受けとめ認めてくれるまわりの人がいるととても安心するね。
【個別の必要に応じて支援を受ける】
申ももこ
学苑社
ハッピーバースデー 命かがやく瞬間(とき)
「ハッピーバースデー、あすか。」
家族に誕生日を祝ってもらえなかった、あすか。祖父からの愛や親友との出会いと別れなど、様々な出会いを経て成長していくお話です。読み進めていくと、涙が止まらなくなります。
【ありのままの自分でいる】
青木 和雄
金の星社
にげて さがして
やばい!とおもったらすぐうごく。すき!とおもったらすぐうごく。ぼくたちは、うごくためにいきているんだ。
困ったときは助けを求めよう。自分や自分らしさを大事にしてください。この本の最後は「どうかいつかきみにすてきななにかが、すてきなだれかがみつかりますように」という言葉で締めくくられています。自分や自分らしさを大事にすることで素敵ななにかに出会えるのではと思います。
【自分を守り、守られる】
ヨシタケシンスケ
赤ちゃんとママ社
生きるための「正義」を考える本
正義は、ときとして人を傷つける
みなさんが幸せになるための考え方が学校、家庭、社会、いのちのことに分けられて書かれています。へんだなあ…どうしてだろう…これはどっち?なんて答えに悩んでしまうようなことを考えられる一冊です。
【自分を守り、守られる】
押谷由夫
Gakken
よるくま
安心しておやすみ
お母さんが、どれだけ子供を思っているのかがわかる本です。
【安心して生きる】
酒井駒子
偕成社
バムとケロのにちようび
こんどこそやっとゆっくりじっくりほんがよめる・・
バムケロシリーズは、バムとケロが本当に仲が良くて、好きなことを自由にできる二人の姿にほっこりします。
【ありのままの自分でいる】
島田 ゆか
文溪堂
いじめのきもち
いじめることも、心に重りをつけられたように苦しい。
正直な気持貼り付けちが書かれた詩の集まりです。こんな気持になっている人、なりそうな人、いつでも相談してくださいね。
【自分を守り、守られる】
村山士郎
童心社
そのときがくるくる
あしたかもしれんし、あさってかもしれん。中学生になってからかもしれんし、おとなになってからかもしれんし、いつかはわからんが、そのうちくるさ。
自分に無理なく毎日を過ごしていると自然にそのときがくる。今は無理でも参加するタイミング、そのときがきっとくるくる。
【参加する】
すずきみえ
文研出版
ミリーのすてきなぼうし
そうです。
誰だって持っているのです。
自分だけの、素敵な帽子を。
生き生きと過ごす姿や、楽しく想像するミリーの姿が、すてきなぼうしをつくったのではないかと思います。きっと私たちにも、自分にしか見えない「すてきなぼうし」があると思うのです。教科書にものっている絵本ですが、改めて読むと深い話だなと思います。
【ありのままの自分でいる】
きたむら さとし
BL出版
ぼくを探しに
何かが足りない
シンプルな線で描かれたイラストと短い言葉で表された絵本です。ささやかな日々の幸せやその大切さを感じられているか?無理して完全な自分を目指さなくてもよいのかも?と考えさせられます。
【ありのままの自分でいる】
シェル・シルヴァスタイン
講談社
はじめてのおつかい
ぎゅうにゅう ください!!
ママとの二つの約束を思い出しながら、初めてのおつかいで牛乳を買いに行くみいちゃん。絵本の中に入り込んで、ストーリーと共に冒険を楽しめます。昔懐かしい世界観が素敵な一冊です。
【自分を豊かにし、力づけられる】
筒井 頼子
福音館書店
バッテリー
ただ野球が好きなんだ、投げるのが好きなだけなんだ。
中学生になった主人公が新たな出会いを通して、自分のもつ力を最大限に発揮するためにもがき、苦しむ姿に感銘を受けました。
【自分を豊かにし、力づけられる】
あさのあつこ
角川文庫
わたしはヴァネッサと歩く
~クラスのいじめをやめさせた、たった一つの行動~
(このえ本にはもじがかかれていません。かかれているえのひょうじょうなどを見て、じぶんでものがたりをすすめていくことができます)
いじめのない学校・クラス、みんながあんしんしてすごせるばしょをつくるために、できることや、たいせつなことは、なんでしょう。自分の行動は自分できめるもの。時には勇気も必要。そうしてみんながお互いを守り、守られる学校になるといいですね。西ファミリーのみなさんに、ぜひいちどはページをめくってもらいたい本です。
【自分で決める】
ケラスコエット
岩崎書店
四年一組ミラクル教室
くしゃみ
一つ一つの話で主人公が違い、くしゃみをきっかけに事件が起こる。自分にもありえそうな、ありえないことから色々成長する心温まるお話。
【自分を豊かにし、力づけられる】
服部千春
講談社
こども六法
法律は、みんなの安心で安全な生活を守るために決められたルールなのです。
少しむずかしい法律の話がかわいい動物の絵でわかりやすく書かれています。わざとではなかったり自分は関係ないと思っていたりしても、他人にめいわくをかけてしまうことがあるかもしれません。よいこと、わるいことは知っておくとよいですよ。
【自分を守り、守られる】
山崎聡一郎
弘文堂
ぼくの弱虫をなおすには
「その言葉は使わないほうがいいですよ」
いつも通りの落ちついたしずかな声だけど、ぜったいにひきさがらないつもりなのが伝わってきた。
今夏、米国の遊園地で、黒人の子どもが、気ぐるみのキャラクターからハイタッチを避けられたニュースを覚えていますか?人種差別という言葉をよく聞いても、実際にどのような形で行われているかは、日本人にはあまり知られてないのではないでしょうか。そこには、大人でも子どもに容赦しない分かりやすい差別が描かれています。そして、誇りをもってたくましく生きる子どもの姿も描かれています。2022年課題図書でした。
【ありのままの自分でいる】
K・L・ゴーイング
徳間書店
ちっちゃなねずみくん
「ほかのひとのことをおもえる りっぱなこころ」
多様性を認め、相手を思いやる心をもつことの大切さをねずみくんをはじめ、出てくる色々な動物たちの会話から気づくことができる絵本です。
【ありのままの自分でいる】
なかえよしを 上野紀子
ポプラ社
たったひとりのあなたへ
「やってごらん」
体が弱くて入院していた僕は、やっといけるようになった学校でいじめにあった。おじいちゃんといるときが安心できた。その後、自信をつけ、成長していく話。
【ありのままの自分でいる】
エイミーリード
マット・フェラン(絵) さくま ゆみこ(訳)
光村教育図書
ぼくだけのこと
「せかいにはにんげんがたくさん。でもきょうだいでひとりだけえくぼがあって、クラスでひとりだけげいのうじんのサインをもってなくて、まちでひとりだけとなりのチャッピーにほえられないのは、ぼくだけ。これってすごいことだ!」
世界に一人だけの存在。ほこらしいことも、ちょっとこまったことも、まるっと全部大切なあなただよ。人とちがうあなただけのこと、見つけてみよう。「ちがう」ということは弱くて変なことじゃない。強くてとっても素敵なこと。
【ありのままの自分でいる】
森絵都 スギヤマカナヨ
理論社
3びきのこねこ
「食べ物と幸せは自分でみつけなくっちゃいけないよ!」
捨てられていた3びきのこねこが、野良犬のおじいさんから言われた言葉です。生きていくために自分で考えるこねこたちがたくましく感じられる1冊です。
【自分で決める】
いもとようこ
ひかりのくに
それしかないわけないでしょう
「だーーーいじょうぶよ!」
考え方は一つではなく、無限にある。自分の考えがとてもちっぽけか。自分の未来がどうなっているのか。想像の数だけあって、全ては自分次第で「自分の悩みなんてちっぽけだなあ」と思わされてしまうほどでした。悩みや不安、辛いことはその子にとっては一番大きなこと。その子どもの抱える問題が少しでも小さく思えて今日も明日も「まあ、なんとかなるか。」と思うことができれば、良いなと思いました。
子どもの悩みを打ち明けられても私たちの口から簡単に「大丈夫だよ。」や「小さな悩みじゃん。」と簡単に言ってしまうと壁を作られてしまうかもしれませんが、本なら気づいてくれることもあるかもしれないと思います。気づく子なんてほとんどいないかもしれませんが、ほっこりする場面もあるかと思います。
【安心して生きる】
ヨシタケシンスケ
白泉社
風が強く吹いている
「めざすべき場所はひとつじゃない。たどりつく場所はそれぞれちがう。どこかにある自分のためのゴール地点をさがして走る。」
陸上未経験者も含めた寄せ集めのチームで「箱根駅伝」を目指し、チームのみんなとの絆を深めつつ成長していく物語です。長編小説なので、まだ難しいかもしれませんが、いつかこの本を読んで「仲間との絆」や「人にはそれぞれのゴールがある」ことを感じてほしいです。
【ありのままの自分でいる】
三浦しをん
新潮文庫
置かれた場所で咲きなさい
「笑顔でいると、不思議と何事もうまくいく。ほほえまれた相手も、自分も、心豊かになれるから。」
人生、「こんなはずじゃなかった」と思うことが、次から次に出てきます。そんな時にも、その状況の中で「咲く」努力をしてほしいのです。どうしても咲けない時もあります。そんな時には無理に咲かなくてもいい。その代わりに、根を下へ下へと降ろして、根を張るのです。次に咲く花が、より大きく、美しいものとなるために。読んだ後に、自分に自信がもて、気持ちが軽くなる本です。
【自分を豊かにし、力づけられる】
渡辺 和子
幻冬舎
おおきなきがほしい
「かおるのかんがえているおおきな木は、こんなすてきな木だったからです。」
子どもの頃に読んで、「私こんな大きな木がほしい!」と思った、想像がむくむくと楽しく膨らむ本です。想像することの楽しさ、もしかしたらできるんじゃないかしら?とワクワクする素敵なお話です。
【自分を豊かにし、力づけられる】
さとうさとる むらかみつとむ
偕成社
ことばのかたち
「もしもことばが目に見えたらたのしいことばはタンバリン! かなしいことばはつめたい水滴」
普段何気なく使っている「言葉」をもっともっと大切にしようと思える一冊です。
【安心して生きる】
おーなり由子
講談社
ねえねえパンダちゃん
「あーそーぼ!」
はずかしがり屋のパンダちゃんが同じように恥ずかしがり屋のうさぎちゃんと出会ったことをきっかけに友達ができるようになるというお話です。
【ありのままの自分でいる】
西村敏雄
ほるぷ出版
えんとつ町のプペル
「痛みはふたりでわければいい。せっかくふたりいるんだよ。」
目に見えないものを見ようとすること。友だちの心や気持ちを想像し、理解しようとすること。それが自分も周りも幸せになれる方法の一つなのだと思います。
できないことはみんなで分ければいい!
【安心して生きる】
にしのあきひろ
幻冬舎
あつかったら ぬげばいい
「あつくて たべられなかったら みんなで フーフー すればいい」
困ったことや、自分が気になるできごとをどう解決したら良いのかについて短い言葉で書かれている絵本作品です。
そんなに肩に力を入れなくて良いんだなと、気持ちを軽くしてれるお話です。悩んだり落ち込んだときに読んでみてください。
【ありのままの自分でいる】
ヨシタケシンスケ
白泉社
ノンタンぶらんこのせて
「ノンタン ノンタン ぶらんこ のせて。」
「おまけの おまけの きしゃぽっぽ~」 きっと知らない人はいないはず!
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