ワスレナグサ 

ムラサキ科

撮影 2000.5.18 高津区溝口5−16−3高津図書館で

解説

 インターネットで、この花の名に由来する伝説を調べてもらいました。
《若い騎士が、美しいお姫様のために、川面にあるこの花をとってあげようとしましたが、足を滑らせて河に落ちてしまいました。鎧(よろい)が重く泳げません。騎士は沈みながら、お姫様に花を投げつけました。そして「どうか私のことを忘れないでください」と言って、沈んでしまいました。》と言うこんな悲しい伝説がこの花の由来なのだそうです。本来の花は、とても水辺が好きで、半分清流につかりながらの生活をしているのだそうですが、この写真の花は、高津図書館の花壇で撮影しました。でもとても美しい花です。花びらが5枚あるように見えますが、根元でくっつきあっています。そして中心には、黄色い鱗片(りんぺん)と言われるものがあり、いっそうこの花の美しさを引き立ててくれています。
 ヨーロッパ原産、背の高さは20〜40cm前後、花の直径は8mm前後、色はあわい青色からピンク、白、などいろいろに改良されているようです。 

   

撮影 2000.5.18 高津区溝口5−16−3高津図書館で