会長挨拶
会長挨拶
川崎市立小学校道徳教育研究会 会長:松澤 ゆかり
道徳教育とは、人間が本来もっているよりよい生き方を求め、実践しようとする人間の育成を目指し、その基盤となる道徳性を養う教育活動です。その道徳教育の要ともなる、道徳科におきましては、子どもたちが自分とのかかわりで道徳的な価値をとらえ、自分なりに発展をさせていこうとする思いが培われるような、学習活動の創造が必要となってきます。そのような心に響く道徳科の授業が展開されるならば、子どもたちは道徳科で温めた道徳的価値を具体的な生活の場面に生かしていこうという思いを膨らませていくのだと思っております。
私たち川崎市立小学校道徳教育研究会では、このように心に響く道徳科授業を目指し「自己の生き方についての考えを深め、豊かな人間性を育む道徳教育~自己を見つめ、多面的・多角的に考え、深める道徳科の実践を通して~」をテーマとしながら、研究内容や具体的な取り組みを考え提案し、また自分たちの学びの研修も深めております。今年度は、未曾有の出来事でもある「コロナ感染予防」をとった新生活様式の学校生活になっておりますが、この事態の中でも子どもたちは常に笑顔で「今、自分たちにできる事」を考えながら生活を続けています。この子どもたちが、これからもこの変化の激しい社会を生き抜く力を身に付けられるよう、強い心がもてるよう道徳教育の推進を行っていきたいと思っております。
登録日: 2021年3月17日 /
更新日: 2021年3月17日