学校長挨拶
学校長挨拶
川崎市立橘高等学校のホームページにようこそ
川崎市立橘高等学校は、昭和17年の創立以来、80年以上にわたり地域に根ざしながら、生徒一人ひとりの夢と可能性を育む教育に力を注いできました。現在では、「普通科」「国際科」「スポーツ科」の三つの学科を有し、それぞれの個性と目標に応じた、きめ細やかな指導と特色ある学びを展開しています。
普通科では、生徒の様々な将来の夢に応えられるよう、基礎学力をしっかりと身につけることを大切にしています。2年次からは、一人ひとりの進路や興味に合わせて、学習を深めるカリキュラムを採用しています。探究的な学びを通じて「自ら考え、判断し、行動する力」を育成し、進学にも就職にも対応できる“自立した学びの力”を身につけます。また、授業外でも面談や補習などを丁寧に行い、生徒一人ひとりに寄り添うサポート体制を整えています。
国際科では、「国際社会で活躍できる人材の育成」を目標に掲げ、英語を中心とした語学教育と、国際理解教育に力を入れています。ネイティブスピーカーによる授業やプレゼンテーション活動、海外との交流プログラムなどを通じて、実践的なコミュニケーション力とグローバルな視野を養います。言語だけでなく、異文化への理解や多様性を受け入れる柔軟な心を育むことも重視しています。
スポーツ科では、競技力の向上とともに、人間力の育成を大切にしています。各種スポーツに関する専門的な知識と技術の習得に加え、礼儀やマナー、チームワーク、そして「感謝の心」を育むことを教育の柱としています。地域や社会と連携した活動も多く、将来スポーツに関わる職業を目指す生徒や、競技と学業を両立させたい生徒にとって、大きな成長の場となっています。
私は、「感謝にあふれる学校づくり」を学校運営の中心に据えています。人と人とを結ぶもの、それは「ありがとう」という言葉に込められた思いです。周囲への感謝の気持ちを忘れずに生きることが、人としての土台を築く第一歩だと信じています。
また、私の教育に対する信条は「教育は愛」です。教職員一同、生徒一人ひとりの可能性を信じ、温かく、時に厳しく、誠意をもって支えてまいります。
生徒の皆さんが「橘高校で学んでよかった」と心から思えるような日々を、これからも丁寧に積み重ねてまいります。
今後とも、川崎市立橘高等学校へのご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
川崎市立橘高等学校長 大川 一幸