校長挨拶

 

 川崎市立中央支援学校ホームページへようこそ。本校は政令指定都市である川崎市の中心部である高津区に位置しており、創立は昭和37年です。現在は中学部・高等部を置く本校の他に、小学部の大戸分教室、稲田分教室、高等部の分教室と三つの分教室、病院併設の訪問教育で構成され、全児童生徒数は310名となっております。
 私は令和6年4月に着任いたしました稲葉 武と申します。本校の学校教育目標である「自己理解」「自己選択」「自己決定」を伸長する児童生徒を育成し、安心安全で信頼される学校となるよう、教職員一丸となって努力を重ねてまいります。今後も皆さまのご理解、ご協力を宜しくお願い致します。

           令和6年4月1日
川崎市立中央支援学校
校長 稲葉 武

 

めざす学校の姿について

・児童生徒、保護者、教職員それぞれが「個(一人ひとり)」を尊重しながら、「お互い様」という相手を思いやる気持ち(愛他心)を大切にする学校
・一人一人の「願(ニーズ)」を大切にし、主体的に生きる力をはぐくむ学校、
・保護者と連携してそれぞれの児童・生徒に合った自立と社会参加の実現をめざす学校
・児童生徒が現在においても、これから将来においても安心して地域生活を送れるよう、地域に必要とされる、地域に発信できる学校
特別支援教育のセンター校として教職員が自ら研修し専門性を高め、各自それぞれの分野において児童生徒、地域、学校運営に「最大のサービス」を提供できる学校
・学校教育目標及び学校経営方針の下、学部長(分室長)、学年主任、クラスチーフがそれぞれの経営方針を明確に持ち、チームが相互理解して教育活動にあたる学校

学校概要

学校名

川崎市立中央支援学校

所在地

〒213-0011
神奈川県川崎市高津区久本 3-7-1
 本校への道順はアクセスをご覧ください

電話番号

044-844-1275

FAX番号

044-822-7072

創立

昭和37年4月1日

校長

稲葉 武(いなば たけし)

児童・生徒数

310名(2024年4月現在)

教職員数

205名(2024年4月現在)

学校教育目標

「自己理解」「自己選択」「自己決定」

めざす児童生徒像
・自分を大切に、友だちを大切にする児童生徒   <自己理解>
・自分の好きな事、得意なことを大切にする児童生徒   <自己選択>
・自分の未来を大切にする児童生徒 <自己決定>

教育方針

めざす児童生徒の姿 ~自分を大切に、人を大切に、自分らしく生きる~

・児童生徒の思いを聞き、それぞれの思いを認めながら、児童生徒と一緒に考える、一人一人を尊重する学校

・児童生徒が認められて安心して過ごすことで、主体的に関わり合う力をはぐくみ、お互いに助け合う学校

・児童生徒一人一人の、自分らしい自立と社会参加を目指す学校

めざす学校の姿

・児童生徒が現在においても、将来においても安心して地域生活を送れるよう、地域に必要とされる、地域に発信できる学校

・開かれた教育課程・教育活動、保護者・地域に開かれた風土、地域に発信する行事

めざす教職員の姿

特別支援教育のセンター校として教職員が自ら研修し専門性を高め、各自それぞれの分野において児童生徒、地域、学校運営に「最大のサービス」を提供できる学校

・学校教育目標及び学校経営方針の下、学部長(分室長)、学年主任、クラスチーフが要となり、チームが相互理解して教育活動にあたる学校

 

学部・分教室教育目標

  1. 小学部教育目標<肢体不自由教育部門>
    ①生活リズムを整え、健やかな心と体をはぐくむ
    ・自分自身の体に気づき、自分でできる力をはぐくむ
    ②自分の意思や気持ちを伝えようとする力をはぐくむ
    ③身近な人との関わりを通して、興味関心を広げいきいきと活動する力をはぐくむ
  2. 小学部教育目標<知的障害教育部門>
    ①生活リズムを整え、健やかな心と体をはぐくむ
    ・情緒の安定をはかり、自分でできる力をはぐくむ
    ②自分の意思や気持ちを伝えようとする力をはぐくむ
    ③身近な人との関わりを通して、興味関心を広げいきいきと活動する力をはぐくむ
  3. 中学部教育目標
    ①日常生活に必要なことがらを自ら行おうとする姿勢をはぐくむ
    ②体験を通して、社会生活力を高めようとする姿勢をはぐくむ
    ③情緒の安定をはかり、周囲の人と関わろうとする姿勢をはぐくむ
    ④自ら選んで決定し、自ら行おうとする姿勢をはぐくむ
  4. 高等部本校教育目標
    ①基本的な生活習慣を身につけ、自ら選び判断する力を育てる
    ②一人一人の将来の目標に向けて、体験・学習を通して社会生活力を育てる
    ③仲間を大切にし、集団の中で協力し合い、自らの思いを表現できる力を育てる
    ④働くために必要な知識・技能・態度を養い、社会の中で自立できる力を育てる
  5. 高等部分教室教育目標
    ①企業就労に必要な知識・技能・態度を養い、職業自立ができる力を育てる
    ②地域・社会で生きるための課題解決及び自己表現の力を育てる
    ③健康安全への意識を高め、それぞれの生活習慣を確立し、自己管理できる力を育てる
    ④自他ともに認め合い大切にできる、豊かな心を育てる
  6. 訪問部教育目標  
    ①子どもの不安や想いに寄り添いつつ、互いに伝え合える関係をめざす
    ②自分の理解を含めて、本人自らが個に応じた学び方を学ぶ支援をする
    ③「学校の主役は子ども」を大切に、「わかった」「できた」「役に立った」等の体験の積み重ねを支援する
    ④集団としての関わり方を見守り、自他ともに認め合う心を育む
    ⑤医師をはじめ、病院スタッフとの連携を密にとり、医療と教育との相乗効果をめざす

今年度の重点取り組み項目

(1)「人権尊重教育」:主体者である児童生徒一人ひとりの「願い」を実現させる教育活動に取り組む

 ・「自立活動」について知識と理解を深め、全ての教育活動の基盤として教育計画の立案と実践を行う

 ・適切な実態把握のため、アセスメントに関する知識・理解を深める

 ・「共通理解」:家庭と学校との連絡方法の改善と工夫

(2)新学習指導要領の趣旨に基づいたカリキュラムデザインの充実

 ・児童生徒が「楽しい」「できた」「わかった」と実感できる授業

 ・授業力向上を目指した授業研究の継続

 ・GIGA端末を活用した取組

(3)「キャリア教育」:一人ひとりのライフステージに応じた進路指導・支援を充実させる

 ・地域に発信する、地域繋いでいく教育活動(家庭・福祉施設・企業等)

 ・教職員に対し計画的に他学部や他校の教育実践、福祉施設等を視察、体験する場面を設定する

(4)「安全教育」:児童・生徒の安全や健康に配慮し、生命を大切にした教育を行う

 

沿革

 

校歌・校章

校歌

作詞 松本喜美子
作曲 中村喜一郎

校歌歌詞

作詞者は、本校の初代校長です。
作曲者は、元県立川崎工業高校長です。

 

校章

校章の意味

校章 桜花の中に養護学校の頭文字であるYを、そして中央に川崎市章の三つの輪を取り入れて市立であることを示した。
 桜花は明朗さを、三つの輪は円満さを、Yは、大空に向かって両手を広げ、元気で成長していく姿を表現している。
 この校章は、菅谷茂久元校長のデザインを昭和53年2月二科会会友立山崇画伯(昭和52年度、54年度、PTA会長)が校正されたものです。

 

研究活動