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訪問教育紹介

訪問教育Q&A

前籍校? 復学支援会議? 試験登校? 聞きなれない言葉の説明をします

○入学・退学: 訪問教育希望者は川崎市立中央支援学校(以下本校)に学籍を移していただきます。この学校案内の中では、通われていた小・中学校から「本校 訪問教育」に学籍を移すことを入学、「本校 訪問教育」から学籍を転出させることを退学と呼ばせていただきます。

○前籍校とは: 「本校 訪問教育」に入学する前の小・中学校を指します。

○復学とは: 「本校 訪問教育」を退学して前籍校を軸に学校に戻ることを意味します。

○復学支援会議とは:  復学を前提に行なう支援会議です。時期は入学後、試験登校開始前、退院前、中学3年生の進路指導を進める時期などで、参加者は主治医、訪問教育担当、前籍校担当、保護者を基本としますが、時期、参加者ともに必要に応じてその都度相談します。

○試験登校とは: 本校に学籍をおいたまま主治医の判断で、復学を前提として試験的に学校に登校することをそう呼びます。「定期試験や校外活動には参加することはできない」など、いくつかルールがあります。

訪問教育 Q&A

・入学・退学(復学)に関して

 Q:入学までの流れを教えてください

 A:入院して主治医同意の下、教育相談を経て「訪問指導申請書」を提出していただきます。その際、判断材料として、見学、体験も可能です。なお、私立学校に通っている場合は、個別にご相談ください。

 Q:子供が元の学校には戻りたくないと言っています。どうしたらよいでしょう?

 A:復学の際、様々な事情を考慮し、本人がより納得できる方法、場所を相談しましょう。

 Q:復学に向けての試験登校は、いつから始められますか?

 A:基本的に主治医の判断になりますが、原則として復学支援会議をもって調整します。

・訪問教育での指導に関して

 Q:訪問教育の教員は何人?一対一で対応してもらえますか?

 A:総勢3名。2つのグループに分かれ、それぞれ1~2名の教員が入ります。常に一対一は難しいですが、個別学習の時間もわずかながら設定しておりますので、ご希望いただければ可能です。

 Q:全教科教えてもらえるのでしょうか?

 A:基本的には小学生は国語、算数、中学生は国語、数学、英語ですが、課題別という時間割りの中で、理科、社会も可能です。

 Q:中学生ですが、小学校の勉強からやり直すことは可能ですか?

 A:はい。可能です。一人ひとりに合った課題を進めていくので大丈夫です。

 Q:緊張が強かったり、こだわりもあったり、集中力もなかったりしますが、大丈夫でしょうか?

 A:はい。主治医の判断があれば大丈夫です。治療を優先しますので、体調に合わせて途中参加、途中退席も認めています。

 Q:不登校が続いていました。訪問教育でも教室に行けるか、学習できるか…心配です。

 A:まずは、見学、体験をしてみることをお勧めします。基本的に最初の段階では「安心できる居場所」を提供できればと考えています。

 Q:子供の学習状況等について、訪問教育の教員と面談(2者面談・3者面談)できますか?

 A:事前にご連絡いただければOKです。

・卒業、進路指導に関して

 Q:卒業証書はもらえますか?

 A:訪問教育では復学を支援しています。復学先校で卒業証書を受け取ることになります。

 Q:中学3年生で受験をひかえています。進路指導、進路の相談はお願いできるのでしょうか?

 A:進路指導は基本的に前籍校中心に行います。復学支援会議にて連携を図ります。