キャリア教育
児童の保護者の方から、キャリア教育についてお話を伺いました。

お一人目は、片付け・収納アドバイザーとしてお仕事をされている保護者の方からお話を伺いました。片付け・収納アドバイザーとは、共働きの家庭や、ご高齢の方、ひとり暮らしの方など、「自分だけじゃできない」ことがあるご家庭に行って、掃除、洗濯、炊事をサポートするお仕事だそうです。ご自身がもともと片付けや掃除が大好きだったことからこの仕事をしようと思ったことや、お客様のプライベートに関わるお仕事なのでお客様との信頼関係を大切にして仕事していることなど、ご自身の経験も交えてお話してくださいました。
お二人目は、皮膚科医をされている保護者の方からお話を伺いました。

医師を志したきっかけや、お仕事での苦労や、やりがいについてだけではなく、今の子どもたちに「対話を大切にすること」、「色々なことに興味をもつこと」を大切にしてほしい。と、熱心に伝えていただきました。また、13歳のハローワークのWebサイトもご紹介いただき、早速クラスの子どもたちに共有させていただきました。
これまで、たくさんの方々からお話を伺いながら、仕事のやりがいは「相手に感謝されること」だと感じていることが、みなさんの共通点として見えてきました。自分ではできないことを、自分のために誰かがやってくれている。そんな「ありがとう」の循環で、私たちの社会はつながっているのかなと思いました。これから6年生の子どもたちは、ゲストティーチャーの方々から伝えてもらったことを基に、自分たちと社会のつながりついて考えたり、どんな社会人になりたいのか思いを見出したりしていきます。みなさんにご協力いただき、大切なことをたくさんお話していただけたので、今後の学習が楽しみです。たくさんのご協力、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
児童の保護者の方から、キャリア教育についてお話を伺いました。

学生時代にはピアノとソフトテニスを熱心に取り組んだこと。日本ランキングに名を連ねたり、ナショナルチームに所属したりするまでご活躍された経歴や、それが職業選択までつながったこと。また現在のお仕事についての話や、キャリアを生かした現在の活動になどについてお話をいただきました。
また、自身の出産や子育てをふりかえり、女性ならではのキャリア形成の話など貴重なお話も聞くことができました。
本日も、総合的な学習ではゲストティーチャーの方々からお話を伺いました。

1人目のゲストティーチャーは本校の卒業生で、現在は世界で活躍するプロマジシャンの金森駿介さん。実際にマジックも披露してくださり、子どもたちは声を上げながらもとても喜んでいました。お話では仕事で苦労したこととしてコロナ禍の影響で3ヶ月仕事がなかったこと。しかし、自分のマジックで人が感動してくれたり、幸せな気持ちになってくれていることが一番のやりがいだということ。そして、働くということは大変なことや辛いこともたくさんあるけど、気持ちを前に向けて、好きなことを一生懸命やり続けることが大切だというメッセージを頂きました。先輩の言葉に子どもたちも耳を傾けていました。

2人目のゲストティーチャーは、登戸の町で25年に渡り「Zac ca Diner」という飲食店を営んでいる原田健さんからお話を伺いました。自分で0から商売を立ち上げる苦労や、やりがいのお話もありながら、「自分から人と関わっていくこと」「地域の人と共に生きる」ことの大切さについて熱く語っていただきました。また、ただ「〇〇(職業)になりたい」であれば誰でもなることができるが、子どもたちに考えほしいことは「どんな〇〇になりたい」のかということだというメッセージに対して、子どもたちからは「全員救う消防士」や「日本一上手なバスケットボール選手」など、職業に自らの生き方や信念という付加価値を見出そうとする姿が見られました。
本日の総合的な学習は、消防士をされている保護者の方の講話でした。講話の中では現在の所属、消防署員の業務の様子や、消防士になるまでの経緯、仕事のやりがいや苦労についてお話しいただきました。お忙しいところ子どもたちのためにお話をしてくださりありがとうございます。

仕事で一番苦労することについて「仲間が無事に現場から家に帰れるようにすること、この仕事はどうしても殉職ということがある。」というリアル。そんな現実に向き合う中で感じる一番のやりがいは「やはり人から感謝されることですね。」というシンプルな思い。自分だけではなく、色々な人の命と平和を守る責任を背負っている大人の思いの深さや、尊さを子どもたちはどう感じ、何を思ったのか。

総合的な学習では、地域の方や児童の保護者がゲストティーチャーとしていらして、学年の子どもたちに仕事のやりがいや、今の職業に就くまでの経緯などについてお話をしてくださっています。お忙しいところ子どもたちのためにお話をしてくださりありがとうございます。

大工という人の生活に密接に関わる職業について、「お客様目線で考えて家造りがしたい、という自分たちの思いが強くあったので、自分たちで会社を作ったことは間違っていなかったと思います。」という言葉が印象的でした。
現場の写真や、施工例について、子どもたちにわかりやすく伝えてくださったり、実際に使っている道具を見せてくださったりしたおかげで、子どもたちは最後まで目を輝かせながらゲストティーチャーの話に耳を傾けていました。
