校長あいさつ
今年は、例年より遅い桜の開花の便りが届いています。そのおかげで入学式に合わせるように、淡いピンク色の花を次々と咲かせています。本校自慢の百年桜の花々が、今年の新入生の入学を祝ってくれているようです。
保護者の皆様、お子様のご入学、ご進級、誠におめでとうございます。今年度は、稲田小学校、中央支援学校稲田分教室合わせて全校児童833名でのスタートとなりました。また、19名の新しい教職員が加わり、新体制で令和6年度が始まりました。今年度も稲田小学校、稲田分教室の子どもたちが、生き生きと充実した学校生活を送れるよう、教職員一同、精一杯、指導・支援に努めてまいります。保護者の皆様、地域の皆様、1年間、どうぞよろしくお願いいたします。
さて今年度は、次のような内容に重点をおいて、学校教育を推進していく所存です。
1.校内授業研究を中心とした、令和の日本型学校教育への授業改善
2.Society5.0の時代を生きる子どもたちの情報活用能力の育成
3.自分で自分の身を守れる防災教育
文部科学省が定めている教育課程の基準である学習指導要領の重点の1つに、「社会に開かれた教育課程」があげられています。具体的には、学校と家庭や地域社会が、共に力を合わせて学校教育を創り上げ、子どもたちを育てていくことの大切さが述べられています。今年度も、ご家庭や地域の皆様方と子どもたちが様々な体験活動や交流活動を通して関わり合い、子どもたち一人一人の育ちにつながっていく教育活動を行えればと考えます。
保護者・地域の皆様方には、今年度も子どもたちのよりよい成長のために、変わらぬご支援・ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
川崎市立稲田小学校
校長 青木 あゆ子