向丘中「走り方教室」(2月27日)

放課後、向丘中の陸上部の皆さんがやって来て「走り方教室」を開催してくれました。希望する有志が参加。今年初めての試みです。

   

熱心に教えてくださる中学生の生徒さんたち。お手本の走りもかっこいい。

 

「部活体験」の出前のようです。楽しく有意義な時間をありがとうございました。

地域教育会議「向丘ふれあい音楽祭」(2月24日)

地域教育会議は、住民・保護者・教職員の合意形成を図り、学校教育推進会議と連携しながら学校の運営や活動を支援するとともに、地域における子育て支援や学校と地域の協働を推進する組織。川崎市の51の中学校区ごとに設置されています。南原小学校は向丘中学校区。宮前市民館で「ふれあい音楽祭」が行われました。

 

4年ぶりの開催でしたが、三連休の中日、土曜日午後ということで、4・5年生の有志での参加になりました。

この日に向けて急遽編成した「南原合唱団」。指揮もピアノ伴奏も子ども。子どもたちの力だけで舞台に立ちました。

 

歌い手も聴き手も前向きな気持ちになれるような2曲を選んで合唱しました。子どもらしい素直で素敵な歌声が会場を包み込み、このまちの(同じまちに住む)人たちを幸せな気持ちにしてくれました。歌声は、一瞬でその場の人々の心をつないでくれますね。引率してくださった保護者の方が動画を撮りながら「涙が出てきた」とおっしゃっていました。「こんな素晴らしい子どもたちがこのまちで育っているのですよ」ということを地域の方々に自信をもってお伝えできたと思います。

休日にも関わらず、ご協力くださったご家庭の皆様、本当にありがとうございました。

学校教育推進会議(2月15日)

 
学校教育推進会議は、国の学校評議員制度に、「川崎市子どもの権利に関する条例」の趣旨を加味した、川崎市独自の学校教育支援組織。子ども・保護者・教職員・地域の代表を校長が招集し、学校の説明や学校教育課題について、意見を聞くもの。学校評価アンケートの結果をもとに教育活動について報告したり、代表の子どもたちが「南原小学校のよいところ」を報告して、委員に皆様からの質問に答えたりしました。教室を回って子どもたちの学習の様子をご覧いただくとともに、学校教育推進会議の方々を子どもたちに紹介したりしました。

    

来年度から南原小学校も、学校運営協議会(コミュニティ・スクール)になり、教職員・保護者・地域が対等に力を合わせ、地域の中の学校つくりができるよう進化します。来年度は創立39周年(プレ40周年)。「地域とともに歩む学校」となるよう更に大きく歩みだしていく予定です。

地域教育会議「こども会議」(2月9日)

地域教育会議とは、「開かれた学校」「生涯学習の推進」「市民の参画」の3つの柱で教育を進めようと、川崎市が全国初に推進してきた取組。(つまり当時から地域がつながって支えていかなくてはという強い必要性があったということ)。現在も51の中学校を中心に展開しています。南原小学校は向丘中学校区。今日は各学校を牽引している児童会・生徒会メンバーによるGIGAたんを使ってのオンライン「地域教育会議『こども会議』」。

 

向丘中学校生徒会役員が全体進行。担当の中学生が画面に顔を出した時、「わあ~」と歓声があがりました。南原小学校の卒業生でした。聞くところによると、こうして代々南原小の卒業生が活躍しているとのこと。南原小で培った積極性がこの地域を牽引しているなんて、素敵です。

それぞれの学校自慢をした後、グループに分かれて、気になることを尋ね合ったり、それぞれの学校生活について教え合ったりしました。「自校献立総選挙をしたと言っていたけれど、すごくうらやましいなと思いました。メニューは何に決まったのですか」等という質問に答えたり、中学校の先生について突っ込んで質問したりしていました。

閉会後、参加した子どもたちに感想を尋ねると「去年(5年生の時)も参加したけど、コロナの時とは違ってそれぞれ工夫して楽しい学校にするようにすごく頑張っていた」「スローガンに向けた取組が心に残った。そういう方法もあるのか」となどと刺激を受けたようです。地域の子どもたち同士がつながる目的だけでなく、子どもたちの視野を広げて「もっとやりたいこと」「やってみたいこと」が増える機会になったようです。

参加した6年生たち、今日の南原小学校の学校自慢の発表、落ち着いていてとても立派でした。来年は中学生となって活躍しているはずです。またこども会議で会えたら嬉しいです。参加した5年生たち、来年は最高学年ですね。今日得たヒントをもとにさらに「みんなで創る みんなの笑顔 南原小学校」を盛り上げていてくださいね。楽しみです。

避難所運営会議(11月18日)

緊急時には南原小学校が避難所。8月に次いで、今年度2回目の南原小学校避難所運営委員会。高津区役所危機管理室と宮前生活環境事務所の方もいらしてくださいました。

 

他にも川崎市職員や本校教員で南原小学校避難所運営に動員が予定されている人たちが参集し、避難開設の大まかな流れを動画で確認。そのあと防災備蓄倉庫の中身と配置場所を目視しました。

   

最後に仮設トイレや簡易トイレを組み立てる練習をしました。

何がなくても家庭には、日頃から水・食料・携帯トイレを備蓄しておく必要があります。トイレが1人1日5回で3~5日分。避難所の毛布は床に敷く用。(掛ける毛布はありません。持ってくるとよい)…4年生の防災の授業では子どもたちにお話してくださっているけれど、何かの機会に保護者の皆様にも知っていただける機会があったほうがよいのではないか、と感じました。

防犯協議会(7月14日)

地域の自治会・町会の防犯担当の皆様にお集まりいただき、地域の安全について情報交換をする「防犯協議会」。地域では、いつも子どもたちの登校する様子を見守り、子どもたちの下校後や休日の過ごし方を気にかけてくださっています。子どもたちの力強い応援団でもあります。

「南原の子どもたち」でもあると同時に、同じ地域の生活者として育っている子どもたち。安全にそして健やかに育てていきたいと思います。

第1回学校教育推進会議(6月29日)

今年度第1回の学校教育推進会議を行いました。

「学校教育推進会議」とは、地域に開かれた学校づくりとなるよう、全国に先駆け「川崎方式の評議員制」 として、2002年に位置づけられたもの。川崎市内の各学校が「地域に根ざした特色ある学校」「地域に開かれた学校」となるように、 子どもが地域住民や保護者・教職員とともに委員を務め、学校運営について話し合う組織。教育目標や計画・教育活動 等について、子どもたち・保護者・地域住民等に説明を行い、意見の聴取を行うことを目的としています。

川崎市内学校は2025年までに「学校運営協議会(コミュニティスクール)」を設置するよう進められているので、その基盤となる組織です。

 

初めに、子ども委員である計画委員の6人が、それぞれスライドを作成して子どもたちがどのように「みんなで創る みんなの笑顔 南原小学校」を創ろうとしているかの説明をしました。感心した委員さんが「この素晴らしいプレゼンテーションをするために大変だったことは何ですか」と質問されました。「委員の皆さんがよくわかってもらえるように、何をスライドの文字にしたらよいか…あまり文字が多いと文字が小さくなってわかりにくくなるので工夫しました」「説明の言葉が大変でした。どうしたらわかってもらえるかということを一番に考えました」等と答えていました。相手意識をもって伝えようとしていたことに深く感心されていました。それ以外にも感想や様々な質問をしていただきました。

 

そのあと、授業の様子をご覧になり、大人委員さんたちと次世代を担う子どもたちについて様々な角度から熱心に協議してくださいました。コロナでこれまでほぼほぼストップしてしまった地域とのつながり。創立40周年に向けて、さらに強固なものとなるようにと願うところです。教職員は定期異動等で入れ替わりますが、子どもたちは地域で育ち、卒業しても保護者の皆様とともに地域で生活していきます。学校は地域にあるもの。「地域とともにある学校」「地域の中の学校」として発展できるようにと考えています。