校歌・校章
校歌の由来
川崎市立新城小学校 校歌
本校の校歌は、新城小学校がますます力強く発展するようにとの願いを込め、著名な作詞家 西條 八十先生と作曲家 小出 浩平先生により昭和35年に誕生しました。
この校歌は、歌詞、メロディともに素晴らしく、現在でも入学式や運動会、そして、卒業式などで子どもたちや保護者、地域の皆様が心を一つにして愛唱し続けています。また、この校歌は、歌としての素晴らしさに加え、1番から3番全てで歌われる「こころも強く、体も強い」という歌詞がそのまま本校の教育目標になっているという特徴があります。
校長室には、今も西條 八十先生直筆の歌詞が書かれた便箋4枚と封筒が大切に飾られています。
このように貴重な直筆の手紙ですが、書かれてから50年以上の歳月が過ぎ、年月を経て次第に便箋の劣化やインクの退色が進み、いつしか文字の判読も難しい状態になっていました。そのため有志が集い、直筆校歌を復元する取り組みが始まりました。直筆校歌の修復は、銀座の画廊や川崎マイスターの知恵と技により、平成25年11月23日に以前の姿を取り戻し新城小学校に帰ってきました。併せてレプリカも作製され職員玄関に飾られています。
現在、直筆校歌は額装され、校長室で新城小学校と子どもたちを見守り続けてくれています。
西條 八十先生直筆校歌
校章の由来
川崎市立新城小学校 校章
新城の橘との境に、厳川(江川)が流れていた。この川に地元の青年団が昭和のはじめ御大典記念として桜を植樹した。以来、今日まで70年の星霜が流れる。
学校創立当時(昭和28年)にも、春ともなれば桜の花が見事に咲き誇り、新城に住む人の心をなごませ、人々の楽しい憩いの場であった。その頃、新城の地は住宅地をしてようやく開発されたばかりで、学校の周辺には田んぼや畑が多く見られ、見晴らしもよく、学校の窓からも桜川の美しい姿がよく見られた。
この桜川に咲く桜の花に因んでデザインしたのが、本校の校章である。