学級経営とは、学校教育目標の実現に向けて学級を効果的に組織し、学習指導や生活指導をはじめ、学級内の人間関係を築いたり、学級の物的環境の管理や整備を行ったりするなどの教育活動のことです。学級担任は、このような活動内容を通して児童の支援にあたっています。学級経営研究会は、こうした学級担任の活動内容が、より効果的に機能できることを目的として、学級経営に必要な児童理解や集団作りに必要な力を身につけたり、日々の授業実践を通して児童のよりい人間関係をつくったりするための研究・研修を行っています。また、児童の健全な育成に際して、教育現場が抱える課題やニーズについても着目し、研究や研修を通じて、教育課題の解決や要請に応えていく組織です。

　令和６年度は130名の方が会員となりました。本研究会では「一人一人のよさや可能性を伸ばす学級経営をめざして」という研究テーマのもと、児童理解を深めるために様々な実践を行っています。昨年度も研修と授業研究を通して、児童理解を深める手だてや授業を通しての集団作りを学びました。また、会員研修として、オンラインで定期的に「しゃべり場」を開催し、学級経営上の問題や実践を共有しました。今年度もハイブリッド形式で参集とオンラインによる会員交流を増やし、日々の取り組みが集団作りにどのように活きているのかを検証する場となるよう常任委員が協力して準備を進めております。ぜひ研修にご参加いただき、皆さんの日々の実践を共有しながら、ともに川崎の子どもたちのために学んでいきましょう！