活動報告
11月6日(水) 授業研究会(川崎市下布田小学校)
今年度2回目の授業研究会が下布田小学校で行われました。道徳の授業を公開しました。まず自分で考え、その後小グループ、そして全員で輪になり、考えを深めていきました。対話を意識しながら、活発に意見交換をしていた姿が印象的でした。
授業を参観したあとは、体育館に場所を移し、協議会を行いました。参観者の皆さんから貴重なご意見をたくさん聞くことができました。講師の小林宏己先生からは、子どもたちを大切にして学級経営を進めてきていることにお褒めのことばをいただきました。また、子どもたちを「ゆさぶる」ことの大切さもあわせてお話しくださいました。会場の皆さんを巻き込む小林先生の話に自然と引き込まれていき、自分の学級、学校と重ねながら話を聞くことができました。
最後になりますが、公開授業に向けての準備や当日の進行にお力をお貸しくださった下布田小学校の教職員の皆さんに心から感謝を申し上げます。
8月1日(木) 夏季研修会②(小杉小学校)
夏季研修会の2日目は、会場を小杉小に移し実施しました。小杉小の皆様におかれましては、会場の提供のみならず、当日までの準備や当日の進行にもお力をおかしくださいまして、誠にありがとうございました。
午前・・【学び易く居心地のいい学級の設計図~授業分析の学級経営視点の検討~】(講師*赤坂真二先生《上越教育大学教職大学院学校教育専攻科教授》)
赤坂先生の話に引き込まれ、会場はあたたかい空気に包みこまれました。学級経営の大切さ、活動の基盤となる学級経営の在り方について、優しく時には鋭く私たちに問いかけてくださいました。日々の教室での子どもたちの様子を思い浮かべながら、お話を聞いていた方も多くいたことと思います。赤坂先生のお話からたくさんの勇気と元気をいただきました。
午後・・【ケース会議実践】(講師*芳川玲子先生《星槎大学大学院教育実践研究科専任教授》)
芳川先生にはまず「児童理解」における目的や必要な知識、また子どもたちが置かれている現状についてご講義いただきました。その後、ケース会議の目的や具体的進行の在り方、留意点などをお話しくださり、参加者全員で実践しました。
「行動だけに注目するだけではなく、背景にあることをしっかり捉えることが大事であることを再認識しました」「グループワークでは、多様な捉え方が集まり、とても参考になりました」など、多くの感想をいただきました。
7月29日(月) 夏季研修会①(宮内小学校)
宮内小学校をお借りして夏季研修会を行いました。宮内小の皆様におかれましては、会場の提供、そして会場準備及び当日の進行にもお力をおかしくださいまして、誠にありがとうございました。朝から気温が高く、とても暑い日となりましたが、暑さに負けず多くの先生方のご参加を頂きました。
午前・・【子どもが主語になる授業デザイン~授業を通して、より良い学級集団を育てる~】(講師*小林宏己先生《早稲田大学名誉教授》)
小林先生を講師としてお招きし、子どもの側に立つ授業、子どもを主語にした授業をテーマに講演して頂きました。小林先生には、これまでにも研究授業並びに研修会の講師としてご指導をいただき、本研究会の研究・研修を支えていただいております。小林先生のお話に引き込まれ、かつて小林先生が担任されていた時の授業の様子の映像を観ることを通し、子どもたちが主体的に考え学びを深めていくという姿をイメージすることができました。参観された方々はメモをとりながら、お話に頷いたり笑みをこぼしたり・・・。小林先生のおかげで、とても充実した貴重な時間をもつことができました。
午後・・【「かわさき共生*共育プログラム」の理論と方法】(講師*岡田 弘先生《川崎市カリキュラムセンター専門員》
午後からは体を動かす内容もありましたので、みなさんは動きやすい服装で参加。実際に体験することで「かわさき共生*共育プログラム」の必要性、意味などを再確認し、また新しい発見をすることができました。最初はちょっぴり緊張した面持ちの皆さんでしたが、岡田先生の優しいファシリテイトのもと、徐々に緊張もほぐれていきました。仲間を大きな声で励ましたり、心のそこから笑ったり・・・。「早く子どもたちと一緒にやりたいな」という声がたくさん聞かれました。「川崎の先生方はすごい!」と、岡田先生からお褒めの言葉をいただきました。
【しゃべり場】
少人数で輪になって、テーマ「夏休み明けにしたいこと」を中心に「しゃべり」ました。研修が始まり2時間ほどたち、打ち解けた雰囲気で会話もはずんでいたようでした。「しゃべり場」は年間を通して、オンラインで実施しています。予定については、事業計画のページでご確認ください。他校の先生方と気軽に語り合い、輪を広げていきましょう!
7月3日(水) 授業研究会(川崎市立下平間小学校)
今年度1回目の授業研究会が下平間小学校で行われました。「共生*共育プログラム」の一つ【SOS出し方・受け止め方教育】の授業を公開しました。入学してから3ケ月が経った1年生、安心して学習に取り組む姿が印象的でした。
参観者全員が教室に入りきれなかったので、図書室をサテライト会場とし、教室からオンラインで繋ぎました。
授業後は体育館に場所を移し、グループで授業の振り返り、協議を進めていきました。限られた時間ではありましたが、活発な意見交流が行われました。
その後、図書室に移動し、講師の岡田 弘先生に指導講評をいただきました。岡田先生には、素直に自分たちを表現できる子どもたちと、子どもたちの姿をまっすぐ受け止めながら実践している、あたたかい学級経営についてお褒めの言葉をいただきました。そして、改めて【SOS出し方・受け止め方教育】の必要性、重要性についてご講演いただきました。研修会終了後には、参観者の皆様から多くのご感想が寄せられました。
岡田先生、参観者の皆様、生き生きとふだん通りの姿を見せてくれた子どもたち、そして会場校の教職員の皆様、ありがとうございました。
6月19日(水)会員研修会(ぷちしゃべり場①)
会員研修「プチしゃべり場①」(今年度、プチは1回目となります)を行いました。テーマは「学級(学年)目標どうしましたか」「今、がんばっていることを教えてください」の2つでした。学級目標の決め方、決める時期、日々の向き合い方や意識のさせ方、活用のしかたなどの情報交換をしました。オンラインでしたので、実際に教室掲示している様子をライブで繋ぎ、共有することもできました。「今、がんばっていること」を聞きながら、「よし、自分も!」と思われた方も多くいたことと思います。ご参加いただいた方々、ありがとうございました。
次回は、7月17日(水)15:00~15:30です。どうぞお気軽にご参加ください。お待ちしています。
5月8日(水)研究会総会
令和6年度の研究会総会が、川崎市立下平間小学校で開催されました。84名の方々が参加してくださいました。
総会のあとは、4~5人で輪になり、自分が普段感じていること、考えていることを語り合う「しゃべり場」を行いました。初対面とはとても思えないぐらい、話は盛り上がり、会場がとても温かい雰囲気に包まれました。参加者の方々からは、「ざっくばらんに、同じ職種の異なる立場の方々と話ができてよかったです。明日から使えるアイディアをたくさんもらえました」「聞いてもらえると自分の頭の中も整理されてスッキリするので、このような機会はとても貴重だと感じました」などといった感想が多く寄せられました。「しゃべり場」は、年間を通してオンラインで6回、夏季研修会でも参集型で行う予定です。ぜひ、お気軽にご参加ください。(詳細は事業計画のページをご参照ください)
その後、岡田 弘先生にご講演いただきました。岡田先生には、本市において非常に深いかかわりをもっていただいております。川崎市総合教育センター専門員として、そしてこれまでにも、川崎市教育委員、かわさき共生*共育プログラム作成委員長をおつとめいただきました。岡田先生のご講演には、明日への活力をたくさんいただきました。参加者の方々から「学びの多様性を大切に授業を進めていこうと思いました」「一人ひとりがもつ個性等にしっかり目を向けて子どもたちと関わっていきたいです」「心に残る言葉の数々。明日も元気に子どもたちと向き合い、日々成長する教員でありたいと思いました」など、多くの感想が寄せられました。岡田先生のお話はもちろんのこと、途中で2人組になり感想や意見の交流タイムもとても貴重な時間となりました。