令和5年度夏季実技講習会

夏季実技講習会を終えて 受講者の声

・「小型ハードル」の単元でお話ししていた、活動は教師からの提示より、子どもたちが自分たちで考えて、取り組んだ活動のほうが楽しんで取り組むということを聞いて、勉強になりました。ハードルだけではなく、どの単元でも同じだと思うので、子どもたちが主体的になれる授業づくりをしていきたいと感じました。

・鉄棒の単元では、鉄棒に慣れていくための予備運動で、徐々に体を温めていきながら、鉄棒にも触れていくことや基本の動きを入れた鉄棒物語で楽しく動きを身に着けていく工夫が勉強になりました。補助具の代用も勉強になりました。自分でやってみて子供の目線で受講できて得るものが多かったです。

・表現の単元では、教師も自己開放することで子どもたちも自然と笑顔になり、楽しく自己開放できることを研究会の方の姿勢から強く感じました。子どもたちの動きを引き出す教師の言葉かけをまねできるよう、これから実践で自分も意識して行っていきたいです。

・すべての領域で言えることですが、子どもたちに難しい言葉で伝えるのではなく、こちらが持っているポイントにうまくのせるための、「魔法の言葉」が大切だと気づきました。させるのでなく、遊びの中から子どもたちが知らず知らずおさえておきたい動きをしたり、子どもたち同士で広げて行けたりするような授業をしなければならないと感じた。

・それぞれの低・中・高の学年の学習の流れを知ることができたことで、なぜ、その学年でそれをやるのか(『「鉄棒の低学年での鉄棒遊びが中・高学年のこの技に生かされていく』等)つながりを学ぶことができた。その重要性が実感できた。

・どの単元でもつい工夫することを子どもに丸投げしてしまっていたけど、「むかしよ」や「誰でも勝てるように」など視点を提示することが大事だと思いました。幅跳びで箱を置いたり、表現遊びで音楽を用意したりと場の工夫の仕方も知ることができてよかったです。

・どの領域や単元のコマでも、学ぶことが多くありました。その中で特に参考になったのは「鉄棒」です。自分自身が苦手なこともあり、教員として授業をするのもすごく嫌いでした。しかし、今回の研修でできなかった技ができる喜びを自分自身が感じることができました。「あ、子供もやっぱりできた!と思えたら楽しいだろうな~」と子供の気持ちをわかることができました。また、遊びの中で勝手にできるような授業の工夫も知ることができ、苦手だった分より楽しい!と思え、授業をしたい!という気持ちになれました。

・全単元において、楽しく活動するための教師の出番や、言葉について知ることができ、楽しく学ぶ体育を学んだ。教師がしっかりとポイントを捉えて、もっておくことで、子どもたちが考えながら自分たちで活動することができるということを知ることができました。

・表現運動や鉄棒運動など実技研修のすべての領域が学べて良かったです。教師側のどんな声かけをすれば、子供たちが楽しく体育ができるのか分かりました。普段、単元の半ば・終盤になると、子供たちが飽きてしまうことがありましたが、今回の研修でどんなことをすれば良いのか講師の先生や同じ班の人の考えを聞いて、夏明けから試していこうと思っています。

 

実技講習会準備会

7月26日(水)終日、小学校体育研究会常任委員が集まり、翌日からはじまる実技講習会内容について実技をしながら検討をしました。ステージ1の受講者に伝わるような内容になっているか確認しました。どの単元においてももっとこうした方が伝わるなど意見が飛び交い明日に向けての修正に生かしていました。自ら体験したことで暑さ対策についても十分検討することができました。また、エバニューの方もいらっしゃって新商品の展示をしていただきました。こんな授業をしたいのでこんな教材があると嬉しいなど商品開発の意見交流もできました。投の運動用のキットの体験もしました。

夏季実技講習会 7月27日(木)・28日(金) 中野島小 久地小

3年目の教員を中心として実技研修。2会場に分かれて午前中開催で行われました。連日続く熱中症警戒アラートに注視しながらの研修となりました。中野島小会場では、表現・ハンドボール・鉄棒、久地小会場では、小型ハードル走・走り幅跳び・多様な動きを作る運動遊びの研修を行いました。

暑さの心配があるので、今年からは半日開催となりました。それでも、照り付ける太陽の熱はすごく校庭にテントを出したり、ミーティングルームなど冷房のある部屋で講義を行うなど工夫をしました。

 

 


アンケート結果