幸高校のABC
Air conditioning(エアー・コンディショニング)冷暖房
本校の校舎は三十数年前に建てられましたが、段階的に冷暖房設備を整え、現在では全ての教室が冷暖房完備となっています。
Audio-visual hall(オーディオ・ビジュアル・ホール)視聴覚ホール
本校には、275名が収容できる階段状の広い視聴覚ホールがあります。学年集会、講演会、保護者説明会などで活用しています。
Australia(オーストラリア)
毎年、夏休み中に、希望者による海外語学研修(ホームステイ)をオーストラリアで実施しています。参加者は、2年生が中心で、実施期間は10日間程度です。現地の高校で英会話を学ぶとともに、世界から日本を見る姿勢を育みます。
Building(ビルディング)校舎
現在の校舎は昭和61年に完成した校舎です。生徒・職員が大切に使用し、比較的きれいな校舎となっています。5階建てで、普通教室のほか、商業・ビジネス関連のOA機器室・実践室や図書室、視聴覚ホール、作法室、美術室、音楽室、書道室、進路学習室などがあります。
Business education(ビジネス・エデュケーション)ビジネス教育
本校のビジネス教養科の特色の一つは、商業・ビジネス教育を専門的に学べることです。令和4年度からの教育課程では、「ビジネス基礎」「情報処理」「簿記」「マーケティング」などの必修科目のほか、商業・ビジネスに係わる選択科目を設けています。実践的な学びを中心に、ビジネスに関する知識、技能、国際的視野を身につけることを目指しています。
Career guidance(キャリア・ガイダンス)進路指導
本校ビジネス教養科では、近年、就職希望者、進学希望者それぞれに対し本校独自の「進路の手引き」を学年ごとに制作・活用し、1年生から3年生まで、計画的に丁寧に進路指導を進めています。
Computer room(コンピュータ・ルーム)PC室
本校には、生徒1人が1台のコンピュータを用いて学習したり、実習を行うことができる教室・実習室が6教室あります。ビジネス教養科ではビジネスの実践や情報処理などの理論と技術を磨きます。普通科では探究学習などで活用します。
Credits(クレディッツ)単位
高校では、毎日、授業を受け、課題や定期考査に取り組むなどして、年度末に科目ごとに単位を修得します。1週間に2時間の授業は、1年間で2単位となります。単位の修得により、進級や卒業が認定されます。
Cultural club(カルチュラル・クラブ)文化系部活動
本校には以下の13の文化系の部活動があり、個性と自主性を伸ばしています。
吹奏楽、演劇、茶道、書道、珠算、簿記、写真、美術、コンピュータ、軽音楽、漫画研究、調理研究、英語
Discipline(ディシィプリン)学校の秩序
礼儀と秩序を大切にし、服装や挨拶など日常の生活指導を丁寧に行っています。生徒たちは、落ち着いた環境の中で学校生活を送っています。
Elective subjects(エレクティブ・サブジェクツ)選択科目
本校の教育課程では、2年生から選択科目が大幅に導入されています。生徒の興味関心、資格取得の計画、進路希望などにあわせ、2年生、3年生で、それぞれ科目を選択することができます。
English speech contest(イングリッシュ・スピーチ・コンテスト)英語スピーチ・コンテスト
全国商業高等学校協会が開催する英語スピーチ・コンテストの神奈川県大会に毎年参加しています。本校生徒は優勝・準優勝・3位などの優秀な成績を修めています。
Excellent students(エクセレント・スチュウデンツ)成績優秀者
ビジネス教養科では毎年、卒業時に、3学年の生徒の中から、全国商業高等学校協会成績優秀者、全国経理教育協会成績優秀者、産業教育振興中央会成績優秀者が選ばれ、表彰されます。また、全商検定の1級合格が3種目以上の生徒も表彰されます。多くの検定試験に挑戦するなど、学習に励むとともに、積極的な学校生活を送った生徒が表彰されています。普通科では実用英語検定準1級合格者、3年間努力を重ねた生徒を表彰しています。
Explanatory meeting(イクスプラナトリ・ミーティング)学校説明会・体験学習
毎年、中学生や保護者を対象にした、学校説明会を実施しています。本校の教育内容、学校生活の様子、施設等の説明を行います。また、体験学習では、商業科目や普通科目を体験し、幸高校での学びへの理解を進めることができます。
Feature(フューチャー)特色
本校の特色は以下の通りです。
・地域に根づいた伝統ある高校(昭和28年創立)
・ビジネス教養科では商業・ビジネス・経済を実践的に学べ、各種の資格取得に励んでいます。
・普通科では大学進学を目指し、探究学習で思考力・表現力・判断力を身に付けます。
・生活指導が細やかで、落ち着いた学校生活を送っています。
・進路指導を丁寧に進め、生徒の進路実現を目指し、「進路の手引き」の活用や面談・相談、指導等を行っています。
・学校行事や部活動に熱心に取り組んでいます。主な学校行事は、体育祭、文化祭(商幸祭)などです。運動部、文化部あわせて、28の部活動があります。
・校舎は築三十数年ですが、冷暖房が完備し、コンピュータを用いて学習・実践できる施設・設備が充実し、視聴覚ホール等もあります。
Foundation(ファウンデェイション)創立
「川崎市立商業高等学校」としての本校の創立は昭和28年で、令和5年度には創立70周年となる伝統校です。川崎市、神奈川県、あるいは首都圏等の産業発展などに資する教育に取り組む学校として、市民の大きな期待のもと誕生し、発展してきました。平成29年4月に「川崎市立幸高等学校」と改称しました。
Goals(ゴールズ)教育目標
1. 広く豊かな心と教養を持ち、自主的精神と態度を身につけた誠実清楚な人間を育成する。
2. 礼儀と秩序を尊重し、責任感と協調性を持ち、社会の変化に対応できる力を育成する。
3. 確かな学力を身につけ、専門的かつ国際的な視野を持ち、自己の可能性を追求する力を育成する。
Graduates' association(グラッジュエイツ・アソシエィション)同窓会
本校の卒業生は20,000人を越え、川崎市や神奈川県を中心に広く活躍されています。同窓会は「紫朋会」と呼ばれ、卒業生同士の交流・親睦を深めるほか、毎年、母校への後援活動等にも取り組んでいます。
Ground(グラウンド)校庭
校庭では、体育の授業が行われるほか、放課後は、ソフトボール部、野球部、サッカー部(男女)、陸上競技部などが、汗を流し、練習に励んでいます。
Gymnasium(ジムネィジアム)体育館
体育館は、バスケットボールコートが2面、バレーボールコートが3面確保できる広さです。放課後は、部活動でバドミントン部なども活用しています。
Hermes(ヘルメス)ヘルメス(神)
本校の校章は、「大きな翼と杖」を川崎市の市章に組み合わせた形となっています。ギリシャ神話において、商人・商業・情報の神とされるヘルメスが「大きな翼と杖」を身につけていたことから、本校の校章となっています。
Industrial education fair(インダストリアル・エディケィション・フェアー)産業教育フェア
毎年、11月中旬に、県内の商業科や工業科、農業科、水産科、生活科学科などの生徒が各学校での学びの成果を発表する場として、産業教育フェアが開催されます。会場は、これまで、毎年、横浜市内です。本校の生徒たちも参加し、ビジネス教養科での学習成果を発表しています。
Japanese archery hall(ジャパニーズ・アーチェリー・ホール)弓道場
弓道場は本校校舎から少し離れた場所に位置しますが、昭和59年に建てられ、現在も、弓道部が心技体を磨く修練の場として、毎日、活用しています。
Japanese Garden(ジャパニーズ・ガーデン)日本庭園
国際人になるには、まず、自国文化への目覚めや自覚が大切だといわれますが、本校には、立派な日本庭園があります。1階の作法室や図書館から眺めることができます。
Job placement(ジョブ・プレイスメント)就職
ビジネス教養科では近年卒業生の約半数が就職を希望し、就職しています。国内では厳しい雇用状況が続いていますが、本校の就職内定率は非常に高く、昨年度も就職内定率100%を達成しました。
Library(ライブラリー)図書室
図書室は1階にあり、蔵書は現在23,000冊を越えます。学習机は59名程度でそのほかソファーなどもあります。授業で活用するほか、昼休みや放課後にも開放され、生徒が利用しています。天井が高く、光もよく入り、明るく広々とした図書室です。
Manner(マナー)マナー(礼儀作法)
日頃から、身だしなみや時間を守ることなどについての指導や、進学・就職の面接練習などを丁寧に進めています。
Martial arts training hall(マーシャル・アーツ・トレーニング・ホール)格技室
格技室では、空手や剣道などの格技に取り組むことができます。空手部や剣道部などが練習場として活用しています。
Newborn business study course(ニューボーン・ビジネス・スタディ・コース)新しく生まれた「ビジネス教養科」
本校では、平成22年度から「ビジネス教養科」を開設しました。それまでの、「商業科」「情報処理科」「国際ビジネス科」の3つの学科を改編し、入学後に、生徒の興味関心や進路希望などにもとづいた、より適切なビジネス教育を展開するため、「ビジネス教養科」を開設しました。
Open school (オープン・スクール)授業公開
保護者対象の授業参観日を設けています。
Project study(プロジェクト・スタディ)課題研究
ビジネス教養科3年生では、課題研究が必修科目となっています。商業・ビジネスに関する課題を自らが設定し、より発展的な学習を行ったり、研究活動を行うなどして、商業・ビジネスに関する学びを深めていきます。
PTA(ピー・ティー・エー)PTA
PTAの皆様から学校へのご理解・ご支援をいただいています。会長、副会長、会計、書記の役員の皆様のほか、1年、2年、3年の学年委員会や交通安全委員会、社会見学委員会、広報委員会、成人教育委員会が中心となり、PTA活動を推進しています。
Qualification(クオリフィケーション)資格
ビジネス教養科で商業・ビジネスを学ぶ成果の一つは、検定試験に合格し、資格を取得することです。本校では、簿記関係の検定、珠算・電卓検定、情報処理検定、ワープロ実務検定、ITパスポート検定等の商業・ビジネス関係の検定のほか、漢字検定や英語検定にも挑戦できます。普通科では数学検定、英語検定、漢字検定、ニュース検定などに挑戦しています。
Rate of boys and girls(レイト・オブ・ボーイズ・アンド・ガールズ)男女の比率
R4年度では、全校生徒の約47%が男子生徒で、約53%が女子生徒です。
Residence(レジデンス)居住地
普通科は川崎市内ですが、ビジネス教養科が全県1区なので生徒の居住地は全県に渡ります。R4年度では、川崎市内に住んでいる生徒は約9割近く、横浜市等に住んでいる生徒が1割強となっています。
Refinement of the mind(リファインメント・オブ・ザ・マインド)心を磨く
本校の教育目標には、「広く豊かな心と教養、自主的精神と態度、誠実清楚な人間」、「礼儀と秩序、責任感と協調性、社会の変化に対応できる力」とあります。「すべては心から」という言葉もあるように、本校では、学業、学校行事、部活動などにおいて、「心を磨く」ことを大切にしています。
School Festival(スクール・フェスティバル)学校祭
毎年、秋に商幸祭が開催されます。文化部が展示や演奏などを行うほか、全クラスが展示や調理などに取り組みます。保護者、中学生、卒業生、地域住民等に公開され、多くの方々が訪れてこられます(R2、3年度は一般公開いたしませんでした)。
School trip(スクール・トリップ)修学旅行
2年生の12月に沖縄に出かけます。平和学習、自然体験、琉球文化とのふれあい、現地の人々との交流など盛りだくさんの内容です。高校生活で最も想い出深い行事の一つとなっています。
School song(スクール・ソング)校歌
校歌は昭和32年に誕生しました。詞・曲ともに、応募によるもので、作詞は本校教諭により、作曲は武蔵野音楽大学の学生によるものです。
「国の礎(いしずえ)実業の 重き使命に目覚めつつ 体を鍛え知を磨き 明日の雄飛をこころざす 道は明るく武蔵野に 萌ゆる緑は 匂うなり」
Sports club(スポーツ・クラブ)体育系部活動
本校には、以下の15の体育系の部活動があり、仲間と共に、心技体を磨いています。野球、バスケットボール(男女)、陸上競技、卓球、弓道、ソフトテニス、ダンス、バレーボール、バドミントン、ソフトボール(女)、空手道、サッカー(男女)、ハンドボール
Sports meeting(スポーツ・ミーティング)体育祭
毎年、6月に体育祭が実施されます。全校が、緑、黄、赤、青、紫、橙の6つのブロックに分かれ、学年種目やブロック種目などを競います。リレーや綱引き、騎馬戦などで大いに盛り上がります(R2、3年度は10月開催で見学不可)。
Student council(スチューデント・カウンシル)生徒会
会長、副会長、会計、書記からなる役員のほか、各クラスからのホームルーム委員などが中心となり、自主的・主体的に取り組んでいます。生徒の声を取り入れながら、学校行事等を盛り上げ、思い出の数々を演出していきます。
Study(スタディ)学習
ビジネス教養科では商業・ビジネス・情報処理関係の「専門科目」と国語・地歴・公民・数学・理科・保健体育・芸術・英語・家庭の「普通教育科目」とに分けることができます。普通科では1年次に共通科目を学び、2年次からは普通科目の他進路希望に合わせ文系・理系に分かれて選択科目を学びます。
Timetable(タイムテーブル)時程
朝は8時30分までに登校します。1校時は8時55分から始まります。毎日、6時間授業です。1コマは50分授業です。帰りのホームルームは15時30分に終了します。その後、放課後となり、部活動などが始ります。R4年度より、普通科1年生は月曜日に7時間授業となりました。
Tennis court(テニス・コート)テニスコート
本校のテニスコートは、本校敷地から徒歩3分程度の場所にあり、体育の授業で使用するほか、ソフトテニス部でも使用しています。コートは人工芝で、3面あります。
Uniform(ユニフォーム)制服
平成22年度から新しいデザインの制服となりました。男女とも、夏服と冬服があります。冬服の場合、男女ともに紺のブレザーで、男子はネクタイ、女子はリボンを着けます。男子のズボンはグレー系で、女子のスカートはチェック柄となっています。
University(ユニバーシティ)大学
本校では、普通科では大学進学を目指し、ビジネス教養科でも大学進学者が増えています。R2年度卒業生では、普通科は四年制大学進学が約53%、短期大学進学が約9%で、ビジネス教養科では四年制大学進学が約13%、短期大学進学が約5%でした。
Victory(ビクトリー)勝利
本校の学校行事では、クラス対抗の行事も多く、クラスが一致団結して取り組みます。また、体育祭では、ブロックによる勝利も目指します。そして、私たちの願いは、本校の生徒たち皆が、お互いを尊敬しあい、励ましあい、支えあうことです。
Vocational School(ボケーショナル・スクール)専門学校
専門学校への進学者も多く、R2年度卒業生では、普通科、ビジネス教養科とも約33%の生徒が専門学校へ進学しました。ビジネス、語学、情報のほか、医療、福祉、調理、芸術などの分野へ進学しています。
Welcome ceremony(ウエルカム セレモニー)対面式
4月には、生徒会行事として、対面式が開催されます。1年生が2・3年生に迎え入れられる形式のセレモニーです。
eXamination(イグザミネーション)試験・検査
本校では、商業・ビジネスに関連する資格取得のための試験や検査が数多く実施されています。積極的に挑戦し、スペシャリストとしての知識や技能に磨きをかけていきましょう。
Young power(ヤング・パワー)若い力
本校では、生徒たちが授業に集中して取り組んでいます。放課後は、多くの生徒がグラウンドや体育館、校舎内等で部活動や学習などに取り組んでいます。「鉄は熱いうちに打て」といわれます。若い力を発揮しながら、生徒一人一人が成長することを願っています。
Zone(ゾーン)学区
本校のビジネス教養科の通学区域は川崎市内にとどまらず全県、普通科の学区は川崎市内です。