校長あいさつ
校長挨拶
川崎市立生田中学校 校長 中村 隆英
生田中学校に着任してからコロナ禍を経て4年目を迎えます。引き続き、保護者の皆様と地域の方々からのご理解とご協力を賜りながら、教職員一丸となって生田中学校の益々の発展に力を注ぐ所存です。どうぞよろしくお願いいたします。
グローバル化の進展やAI等の急速な技術革新など社会の状況が激しく変化する中、子どもたちには「社会を生き抜く力」「よりよい社会を形成する力」を育むことが必要とされています。生徒には、20年後、30年後の社会を築く担い手として、その基礎・基盤造りのためにも、「かわさきGIGAスクール構想」を推進し、情報を整理し活用する能力を養うこと、情報を精査し正しい判断力のもと行動する力を身につけることが、持続可能な社会を作り上げるうえでも大切になると考えます。そして本校では、引き続き学校教育目標を『一人ひとりが自ら学び、思いやりの心と正しい判断力をもって行動できる生徒の育成』とし、目指す学校像「活力ある学校」「高め合う学校」「ともに生きる学校」の実現に向け、取り組んでまいります。
中学校での活動では、成功することばかりではなく、思うようにいかないこともあるかもしれません。失敗しても大丈夫、何度でもやり直せる、そんな安心感のある学校生活を送り、様々な経験を通して、これからの社会を生き抜く力を育んでほしいと思います。今年度は、川崎市市制100周年、生田中学校創立77年になります。生田の緑豊かな環境、歴史ある地域を愛し、地域に貢献できる人であることを願い、また、音楽科研究推進校として豊かな感性を育む授業の研究をすすめ、学校行事や道徳教育活動とも関連させながら、豊かな心を育むことにつなげていきます。そして、引き続き健康・安全に気をつけながら、思いやりの心、助け合いの心、感謝の心を育むよう、保護者の皆様、地域の皆様とともに生徒の成長を見守りたいと思います。
最後に、私たち教職員も学び続ける姿勢を持ち、今日の教育課題に全力で取り組んでまいります。そして、生徒に寄り添い共に行動し、一人一人の良さを伸ばしていくよう努めてまいりたいと思います。今後とも本校の教育活動にご理解とご協力をお願いいたしまして、ご挨拶とさせていただきます。