川崎市立枡形中学校校歌 「燃やせ若人」

一 緑が続く山脈に
燃やせ若人青春を
清く流れる多摩川の
水に映して励みゆく
ああ空を仰ぐ 枡形中学校

二 面影残す武蔵野に
蕾群れなす梨の花
古き歴史の枡形を
若き心でつなぎゆく
ああ体鍛えよ 枡形中学校

三 小高き丘に集い来る
胸に明日の純な夢
富士を背にした学舎に
我等仲間の詩がある
ああ心磨け 枡形中学校

『坂道を一歩一歩のぼりつめたところに枡形の丘がある。ここからは地域が一望できる。生徒に親しみをあたえるための地域性と、本校の教育目標である「知・情・意・体」の調和のとれた人間性豊かな生徒の育成を強調しての作詞。(中略)この校歌が勉強と運動に励む生徒の歌となり、いつまでも歌いつがれていくことを願ってやまない。』枡形中学校初代校長 佐藤博麿著「梨園」より

校章

 
『枡形城址から西北約1キロメートル離れた多摩丘陵の一角に学校があり、ふもとには梨園が広がっている。「枡」の形の中に「中」の文字と「梨花」を配して地域を象徴するデザインとなっている。枡の四すみには、本校の教育目標である「知・情・意・体」をそれぞれ意味づけ、心身ともに健全で調和のとれた人間性豊かな生徒の育成を表し、白い梨の花びらは、清純な心を、おしべの深紅は若さに燃える生徒を表している。「中」の文字は、花芯に連なり、生徒が、学校が限りない可能性に向かって発展する願いが込められている。』枡形中学校初代校長 佐藤博麿著「梨園」より