地域の中で育つ子どもたち
むかしあそび(2月22日)
地域の最勝会の皆様にお願いして「むかしあそび」を教えていただいた1年生。コロナ明け、本当に久しぶり…5年生が1年生だった時、以来。
「ようこそ、ぼくたちは、ずっとたのしみにしていました」「きょうは、先生方よろしくおねがいします」
さあ、スタート!めんこ・あやとり…。
こま・はねつき・おてだま・けんだま…。一人一人の目を見ながらていねいに教えてくださったり、一つ一つの所作を認めて「いいね」「うまくなった」と温かいフィードバックをくださったりするので、笑顔いっぱい・嬉しさ100倍の1年生たち。ほのぼのとした良い時間をありがとうございました。
「人と関わる」ということは、本当に「あったかい」ものですね。
学校丸ごと3D化プロジェクト(12月8日)
高津区では「エコシティたかつ」の取組として、南原小学校周辺の地域を3次元スキャナーでデータ計測をして、立体視画像やフライスルー・ムービーを作成。そして「エコシティたかつ」推進会議の学識委員である明治大学の田中教授やゼミ生が、研究結果を5年生の子どもたちに、毎年講話をしてくださっています。
タイトルは「大地のデコボコから、みんなのまちの防災を考えてみよう」。
地球温暖化に伴い、予期せぬ線状降水帯の発生・台風の急増、それに伴う甚大な被害の増加が心配なこの頃。年間降雨量も増えています。防災を考える時の1つのヒントは「水は高いところから低いところに流れる」ということ。理科「流れる水の働き」で実験した通り。
南原小学校はこのまちの「高いところ」にあります。このまちに降った雨は「低いところ」にある平瀬川に水は流れ込みます。それを3D画像や立体模型で可視化して教えてくださいます。このまちに降った雨水が一気に平瀬川に流れないように、学校の校庭はプール6杯分を貯水。坂道の真ん中あたりにある上作延団地にも貯水池があり、プール2.5杯分を貯水。この2段階を経て平瀬川の溢水を防止しているとのこと。見慣れた風景・当たり前に生活している場所が、まちの防災機能の役割を果たしていることを学びました。
【追記】今日の中休みの校庭の様子
↑ここにプール6杯分の雨水をため、丘の下に広がるまちを水害から守ってくれているのですね。
続・南原のまちの「このばしょいいね」じまん(10月6日)
秋空の下、まちに繰り出していった2年生。ここは郵便局…子どもたちが出かけることもめっきり減ってきたこのごろ。この探険ではじめて郵便局に入った子もいるようです。
こちらはクリエイト…子どもたちが撮ってきた画像は、子どもたちが気に入った商品ばかりがたくさん。子どもたちがキョロキョロと店内を見学してきたことがわかります。
他にも、「すがや」「セブンイレブン」「スワズ」「まほろば」「エネオス」「グリーンフォレスト保育園」…まちの皆さん、お忙しいところ子どもたちのために時間を合わせてくださってありがとうございました。「南原のまちの『このばしょいいね』じまん」を学校のみんなやおうちの人たちに伝えて広げていきます。
南原のまちの「このばしょいいね」じまん(9月21日)
この間のインタビュー活動で見てきたこと・聞いてきたことを友達と共有していた2年生。
実際にでかけた所だからこその自慢を紹介していました。「まぼろしのお菓子があったよ」(え?まぼろし?)「みんな興奮していた」(え?どこのこと?みんなって、だれ?)
「園長先生が赤ちゃんをだっこしていたよ」「ほにゅうびんがあった」…「外国のお酒がいっぱいあった」…「おばあさんが涙を流していたよ」…「優しい人だった」
実際にインタビューしたからこその肌感をもった言葉が行き交う教室。喜びに満ちたトーンの声に、まちの素敵なヒト・モノ・コトに出会ったことが伝わってきます。
南原のまちの「このばしょいいね」じまん(9月15日)
2年生は、南原の町探検のパートⅡ。南原のまちに出かけて、まちの様々な方にインタビューしたことをもとに、「南原のまちの『このばしょいいね』」を紹介していく活動。
↑これは、ENEOS(Dr.Drive セルフ南原SS) たんけんグループ。洗車もさせていただいて、まるで職業体験のような待遇。ありがとうございました。
↑これはセブンイレブンたんけんグループ。裏の事務所に通してくださって、丁寧にインタビューに答えてくださいました。一生懸命メモをとる子どもたち。
↑「コーヒーロースト まほろま」さん。挽きたてのコーヒー豆のいい香りに包まれて。
町たんけんから戻ってきた子どもたちが写してきた画像を見ると、子どもたちが何を見て、子どもたちが何が気になっていたのかが分かってクスッとしてしまいます。親切で優しいまちの人たちと触れ合い、このまちで育っていく子どもたち。快く訪問を受け入れてくださった皆様、本当にありがとうございました。
町会長さんをお招きして(9月3日)
安心・安全で「やさしい町づくり」の学習を進めてきた4年生。これからは地域に目を向けてアクションをするために町会長さんのお話を伺いました。
町会の歴史、9月23・24日予定している神社のお祭り(お神輿)のこと…。「町会がないとどんなことが困りますか」という質問に「どんな人が住んでいるのかわからない。例えば災害などが起こって力を合わせなくてはいけない状況になった時に困る」と仰っていました。町のみんなの親睦を図るために盆踊りなどをしたり、防犯に努めたり、消火活動ができる消防団をもっていたり、クリーン作戦をしながら町をきれいにしたり…と様々な活動をしてくださっているのですね。因みに町会長さんは、南原小学校避難所運営会議にも携わってくださっています。今日のお話を受けて、社会の「安全なくらし・安全なまちづくり」の学習へと発展していきます。
神木天満宮(7月4日)
2年生の町たんけんの2回目。「今日はどこへ行くのかな」とわくわくしている子どもたち。「こっちの方に来たことなぁい」…まさに探検。上作延南原のバス停を通り過ぎ…
ガソリンスタンドを通り過ぎて…
折り返し地点は「ここ」。学問の神様と言われている天満宮。
人が通るのがやっとの細い道路・トラックやバスが通る太い道路。新しい住宅の間に、昔からの魅力がひっそりと隠れている南原のまち。
笹のプレゼント(7月3日)
今年も七夕を前に、地域の方が南原の子どもたちへ立派な笹をプレゼントしてくださいました。何本も有難うございます。
いつも子どもたちのことを気にかけてくださって、毎年竹やぶから切り出し、運んでくださっています。ずっと変わらぬ温かいお心遣いに感謝しています。地域の方に温かく見守られていて、南原の子どもたちは本当に幸せですね。もしお父さんやお母さんが南原の卒業生だとしたら、その時もきっと笹を届けてくださっていたのだと思います。
7月7日は金曜日。今年はどんな願いごとを書いていくのかな。図書ボランティアの皆さんが素敵な飾りを下げてくださっています。もし時間があれば是非おうちでも飾りを作って持ってきてくださいね。星に願いを。「どうか温かいこのまちで、南原の子どもたちが健やかに伸びやかに育っていけますように」
しばられ松(6月29日)
2年生も町たんけんに出かけました。広がる青空。すっかり夏空。
子どもたちが普段通っている道は、大方決まっているもの。初めて通る道もあるようで、町の光景が新鮮に映ります。まさに「探検」気分。
普段でかけない場所。「みんなでお参りしよう」
「ここはどこだ?」…分かりますか。答えは「かわさき昔話」で有名な「しばられ松」。
南原のまちには不思議がいっぱい。
小川さんのサツマイモ苗(6月19日)
1年生が、毎年学校でお世話になっている小川さんの畑にサツマイモの苗をいただきにでかけました。「はじめまして。小川さん。どうぞよろしくおねがいします」「よく来たね。おいしいサツマイモの苗をあげよう。せっかくだから3種類あげるよ」…紫芋・シルクスイート・安納芋。
2年生は、1年生が戻ってくるまでの時間に畑を耕し畝をつくってくれました。「そういえば、去年ぼくたちが1年生の時にもやってもらったんだった」
秋になってちびかわクラブで収穫して、3種類のサツマイモの食べ比べができる日が待ち遠しいですね。
学区探検:神木本町方面(5月31日)
南原のまち。学校から坂道をくだって、坂道をあがる。南原のまちはどんなまちなのかを3年生が調査しました。
平瀬川に架かるたくさんの橋・太いバス通り・たくさんの保育園・たくさんの公園・たくさんの団地…。南原のまちの人たち。
3年生になって始まった社会科。このまちで育つ子どもたちが、まち(学区)から高津区→川崎市へと視野を広げていく学習です。
東高根森林公園(5月25日)
1年生と2年生で結成した「ちびかわたんけんたい」今日は東高根森林公園へGO! 自分たちで創って選んだキャラクター「スターくん」の「ちびかわバッチ」をつけて。
春から夏に向かう自然に包まれての生活科。こんなに気軽に東高根に行けるなんて、南原の子どもたちは何と恵まれていることか。
クイズポイントをめぐるオリエンテーリング。今回は「ちびかわクラブ」の絆を深めることも目的の1つ。
子どもたちが園内の土地感覚をもっているので先を急ぐことなく、じっくり周りを観察しながら歩いている姿が嬉しい。
「こんなところで、タンポポが茎を伸ばしている」小さな発見をしながら…おしゃべりをしながら…。「これはトンボ?クモ?」
ゴールではシャボン玉あそび。道具は2年生が1年生の分まで用意してあげました。
季節が進んだら、またここに来ましょう。植物・動物・昆虫・音・におい・色合い…今回と比べてるとたくさんの変化に気づくはず。