地震発生時の児童の安全確保について

地震発生時の児童の安全確保について

2011年3月11日に発生した東日本震災を受けて、川崎市立学校における地震発生時の臨時休業と児童の下校時間について、川崎市教育委員会から次の通知がありました。

〈臨時休業〉

川崎市内のいずれかの地域(中原区とは限りません)に、震度5強以上の地震が発生した場合は、すべての川崎市立学校において、発生した日の翌日を一斉に臨時休業にいたします。
もし、発生時刻が始業時刻前の場合は、発生した当日についても臨時休業にいたします。
(登校時間帯に重なり、登校してしまったお子さんについては学校でお預かりします)。

また、発生した日が休日、休前日(たとえば金曜日)の場合は、休日明けの平日を臨時休業にいたします。また、休日明けの平日が課業日でないとき(夏季休業中や振り替え休日など)は、児童生徒の学校での活動をすべて中止といたします。
なお、施設設備や地域における被災状況を踏まえて、児童性との安全確保を図るために、校長の判断で引き続き臨時休業や登校時間を変更する場合があります。

〈児童生徒の下校〉

授業など学校での教育活動中に、川崎市内のいずれかの地域(中原区とは限りません)に、震度5強以上の地震が発生した場合は、川崎市立小学校、特別支援学校については、すべての児童を学校に留め置き、保護者に直接引き渡すことが原則となります。

地震等緊急時の対応策とお願い

1.東海地震注意情報・予知情報(警戒宣言)の発表時

※東海地震注意情報・予知情報(警戒宣言)の発表時はテレビ・ラジオ、広報車などで内容が頻繁に流れますので、その情報をもとに学校まで引き取りにきてください。

在校中 ・引取人が来校するまで児童を保護する。
登校中 ・児童を登校させ、その後は、引取人が来校するまで児童を保護する。
2.激しい地震発生時

※①大きな地震が発生し、家屋が倒壊したり、地域が停電したり、交通機関に大きな混乱が生じたりした場合
※②震度5強以上の場合も下記の対応になります

在校中 ・緊急電話連絡網を使った電話連絡や情報配信システムにより連絡し引き渡す。
(停電などで連絡ができなくなる場合もあります。※1の条件で判断してください)
・引き取り人が来校するまで児童を保護する。
登校中 ・安全な場所に避難し、学校へ行く。
・学校に登校した児童は保護し引き渡す。
下校中 ・職員が、通学路毎にパトロールします。
在宅中 ・状況に応じて学校に安否情報をお知らせください。
3.引き渡しの場合の対応
  • 情報配信システムメールで「引き渡し」の配信連絡(または電話連絡網)
  • 各教室(原則)でも「引き渡し」
  • 引き渡しは、保護者または引き取り代理人(引取代理人は児童個人票の裏面の記入者→4月中に提出済み)
4.停電時の対応(メール配信、連絡網不可等)
  • 上記 2 の※①に準じて判断してください。
5.その他
  • ご家族でも、日頃からの安全についての約束などを決めておいてください。
  • 常に保護者の所在がわかるようにしておいてください。
  • 緊急時に備えて、引取代理人との連絡は密にしておいてください。
  • 緊急時には、冷静な判断と行動をお願いします。
  • 緊急時のことを考え通学路の確認と通学路を必ず守るようにさせてください。