本校は、小規模校でアットホームな校風の中、明るく、優しく、人懐こい子どもたちの笑顔に包まれています。子どもたちは、自分たち一人ひとりが創る「自分たちの学校」と意識し、全校児童が「西ファミリー」として生活しています。個々の学びを深めたり、仲間と一緒に学び合ったり、自主的な行動が目立ちます。また、ぴかぴか班活動(たてわり班活動)では、最高学年の6年生がリーダーとなり、下級生のみんなが楽しめる遊びを考えて活動しています。そして、市内で唯一、「陶芸」ができる学校として誇りを持っています。

 子どもたちの「あいさつ」は元気で気持ちがよいです。道行く中学生や高校生、保護者の方々、地域の皆さんも明るく「あいさつ」をしてくださいます。「あいさつ」が響き合っている素敵な町です。また、西御幸の町の皆さんはとても協力的で、子どもたちのためなら全力で応援してくださいます。

 今年度の研究テーマは、『「自分も相手も大切にできる西ファミリー」~一人ひとりが安心して過ごせる学校づくり~』です。人権尊重教育を基盤として、一人ひとりを大切にし、誰もが安心して過ごすことができる学校を創っていきます。

 西御幸小学校には、「西ファミリー」と言うみんなが大好きなキャラクターがいます。子どもたちは、その「西ファミリー」と一緒に、様々な活動の中で自分たちの思いをのせて歩んでいます。今では、子どもたちも、先生方も、保護者の方々も、地域の皆様も、みんな「西ファミリー」の一員として捉えており、子どもも大人も一緒に成長して行ける学校であり続けたいと願っています。