会長あいさつ
学校事務研究会 会長挨拶
子どもたちを取り巻く環境や社会状況が大きく変革していく中で、学校現場では必要な教員数の確保、教員の長時間勤務の是正や業務改善が求められており、本市においてもいくつかの学校が学校業務改善等支援実践校として教職員の働き方・仕事の進め方改革を進めています。
そのような状況の中で、これまで以上に学校が地域や社会と連携・協働して子どもたちを育むためには、学校に所属するすべての教職員が、個々の力量を高め、専門性を発揮し、それぞれの取組が有機的に結びつきながら、学校運営を推進していくことが必要となります。平成29年の学校教育法等の一部改正や文部科学省の答申では、学校事務職員の校務運営への参画や事務処理の効率化が求められており、本市においても今年度より、より効率的・効果的な業務執行体制検討のため、一部の学校において学校事務職員の新たな執行体制の検討によるモデル事業が始まりました。本研究会におきましても、会則の目的にありますように、「関係機関との連携をもとに学校事務の研究を推進し、学校教育の充実・発展に寄与する」ことを念頭に置き、一人ひとりが学校事務研究会での成果を生かし、専門性を十分に発揮し、主体的に学校運営に参画し活躍されることを願っております。
令和7年10月
川崎市公立学校事務研究会 会長 五十嵐 浩
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