研究会会長挨拶

川崎市小学校理科教育研究会は、昭和24年に設立され、今年度で73年目を迎える伝統ある研究会です。令和4年度は会員約180名で構成されております。常任委員を中心に、予測困難な時代を生きる子どもたちに、「理科」という教科を通してどのような資質能力を育成していけるか、日々研究を進めています。

令和2年度より完全施行となった学習指導要領も折り返し点にさしかかったと言われております。昨年3月には個別最適な学びと協働的な学びの実現という新たな答申が出されました。教育課題も社会情勢に連動し、日々進化しております。そんな中、私たち理科研究会でも教育を取り巻く現状と課題にいち早く反応し、川崎市の理科教育の充実に貢献できるよう取り組んでいきたいと考えております。

 

令和4年度の主な活動

①カリキュラム研究

 研究テーマ  「問題を解決する力を育む理科授業  ~自発的な学びのために~」

 部 会    エネルギー・粒子・生命・地球の4領域

 授業研究   粒子 生命(9月)  エネルギー 地球(1月

 

②地区活動

 地区委員会  年間4回の各区に分かれての地区委員会

 科学作品展  各区に分かれ実施(10月)

 地区授業研究 各地区で実施(11月)

 研 修    地区委員会での研修活動

        生田緑地での地層研修 宙と緑の科学館での天体観察研修(12月)

        その他総合教育センターとの共催研修

                              川崎市立小学校理科教育研究会  会長 上野 和美