11月16日(日)に、避難所運営会議を開催しました。今回は、応急給水拠点設備の組み立て・給水訓練、発電設備の動作確認、仮設トイレの組立訓練など、中原区役所危機管理担当の協力を得て、実践的な確認を行いました。


備蓄倉庫に保管されている非常時用電話機をつないで、電話が掛けられるか確認しました。


災害用トイレを組み立ててみました。ただし、このトイレは衛生的に課題があるため、川崎市ではマンホールトイレの設置を進めています。早ければ井田中学校にも来年度に設置される予定です。


移動型の発電設備の動作確認。


こちらは、応急給水拠点設備の組立訓練。川崎市上下水道局の職員から説明を受けながら、校庭に埋まっている貯水槽から水を汲み上げてみました。



校庭にあるマンホールに給水用のホースをつなぎます。



ホースを給水ポンプにつなぎ、実際に給水してみました。また、飲用に使用できるか、簡易水質検査キットを使って確認しました。

この他にも、体育館の非常用発電設備の動作確認や、体育館のトイレを使用するための下水道の点検などを行いました。

今回の訓練には井田共和会第一町会、井田協友会の役員の方々が参加しましたが、役員が高齢化しており、実際に避難所を開設した場合に、給水所の開設(やってみると、かなりの重労働です)や、物の運搬などがスムーズに出来るか、不安の声も聞かれました。

また、貯水槽に貯められている水は100立方メートルで、万が一、水道管が破損した場合は、貯水槽の水が無くなってしまった段階で給水がストップしてしまいます。備蓄倉庫にある食料もごくわずかで、原則、自宅が倒壊して避難してきた方にしか配布されません。やはり日ごろからの備えが重要です。最低3日分、できれば7日分の飲食料品を備蓄しておきましょう。