校長室からこんにちは
第2号 R8.06.12 本を読むこと 2️⃣~先生たちの読書タイム~
前回からだいぶ時が経ってしまいました。前号で子どもたちの読書タイムについてお伝えしましたが、実はこの朝の15分間は、先生たちにとっても読書タイムにしてほしいとお願いしています。学級担任にとっては、提出物の確認や宿題のチェックなど、この朝の時間にやってしまいたいことは山ほどあるのですが、先生も読書に夢中になっている姿を子どもたちに見せることは、何よりも読書の素晴らしさを伝えることになると信じているからです。私が昔、騒がしくてなかなか授業が成立しない、いわゆる「荒れた」学級を担任したときの朝読書の時間は、どんなに子どもたちが騒がしくしていても、だまって自分は読書に夢中になっている姿を見せ続けました。どうしても静かにならないときは「今おもしろいところを読んでいて、みんながうるさくすると読書に集中できないから静かにして。」と伝えました。そんなことを続けていると、ぽつりぽつりと静かに読書を始める子どもたちが出てきて、そのうち本の面白さに引き込まれるのか、クラス全体が静かに読書をする環境になるのです。高校でも、朝読書の時間を作っただけで荒れた学校が落ち着いたり、生徒の成績が上がったりした事例がいくつもあるそうです。本とは、私達が考えている以上にすごい力を持っているんですね。
今年、新町小の教職員に読んでもらっているのは、明治大学教授の齊藤 孝さんの「読書する人だけがたどり着ける場所」という本です。子供だけでなく、大人にとっても読書は大切なものとはよく言われますし、保護者の皆様の中にはお子さんに「本を読みなさい。」と話している方も多くいらっしゃると思います。でも、なぜ読書が大切なのかと改めて問われると、すぐに答えられないのではないでしょうか。この本にはその答えがたくさん書いてあります。読書を勧める立場の教員や保護者が読書の価値を理解していなければ、子どもたちに伝える力も弱くなりがちですよね。ぜひこの本を参考になさってください。ほかにも読書の効用を述べている本は山のようにあります。探してみるのも面白いですよ。
第1号 R8.04.29 本を読むこと 1️⃣~読書タイム~
今年度から始まった「校長室からこんにちは」のコーナーへようこそ!今回から数回は、「本を読むこと」に関する話題を取り上げていこうと思います。
新町小学校では本を読む時間を大切にしています。毎週火曜日の朝8:35から8:50までの15分間は読書タイムとして、全校児童が一斉に読書をする時間です。読む本は、家から持ってきても、図書室やブックトラックの中から選んでもOKです。各々読みたい本を静かに楽しむ時間です。4月28日の朝の4年生の教室風景をご紹介します。

1組では学校司書の波多野先生がイラストを見せながら、2組では担任の先生が、あまんきみこさん作の「松井さん」が登場するシリーズの本を読み聞かせています。4年生は今、国語の授業であまんきみこさん作の「白いぼうし」という物語を学習しているので、関連した本をそれぞれの方法で読み聞かせて、子どもたちの読書の幅を広げようとしています。このように各々が静かに読書を楽しむだけでなく、読み聞かせを楽しむこともあります。
