校内研究
令和5年度 川崎市研究報告会
菅生小学校は、昨年度から社会科を研究してきました。その研究の成果を12月6日(水)に報告しました。
3、4、5、6年生が授業を行いました。今回は「全員参加」を目標に研究を続けてきました。
3年生は「はたらく人とわたしたちのくらし~小さな農園から地域の笑顔~」という単元を行いました。クラスの実態に応じて異なる事例を扱い、農家さんと地域との深いつながりについて考えることができました。
4年生は「私たち神奈川県研究員~横浜編~」という単元を行いました。「なぜ横浜市には外国人がたくさん住んでいるのだろう」という疑問から、地域の特色や横浜市に住む人々の努力、工夫、思いに迫っていく授業展開となりました。
5年生は、「森林とともに生きる」という単元を行いました。自分が通っている学校の木質化は良かったのか今までの学習を踏まえて考えました。その自分たちの考えをウッドデザイン協会の方に聞いてもらい、アドバイスをもらいました。今後、自分たちにできることは何か考えるきっかけとなりました。
6年生は「近代国家をめざして~条約改正までの52年の歩み」という単元を行いました。歴史という今では想像し難い題材を扱うにあたって、漫画で読む日本史の本を児童がいつでも読める環境を作りました。そこから当時の人々の働きについて理解を深め、授業を進めることができました。
各学年、2年間の研究の成果を発表することができました。
(3年生) (4年生)
(5年生) (6年生)
令和5年度 校内研究授業(2年生)
12月1日(金)
今回は、今年度2回目となる2年生が授業を行いました。
単元は「うごくうごく わたしのおもちゃ」です。
2年1組では、身近な物を動かして気がついたことをクラスでまとめました。遊び終わった後、これからどんな工夫をすればもっと面白い遊びになるか考えることができました。
2年3組は、多目的室で授業を行いました。前の時間までに作ったおもちゃを改良し、自分の思う動きになるようにしていました。自分が作ったおもちゃを楽しみながら、パワーアップをするためにはどうすれば良いか真剣に考えていました。
令和5年度 校内研究授業(ひまわり級)
11月10日(金)
今回は、ひまわり級が研究授業を行いました。
単元は「誕生日会をひらこう」です。
低学年、中学年、高学年のグループに分かれて行いました。
低学年グループは、誕生日会でやりたいゲームを自分たちが遊び、どの遊びをやりたいか話し合いました。楽しんでゲームをやった後楽しかったと思った方をみんなで選ぶことができました。
中学年グループは、ピザづくりを体験し、低学年にどう伝えるか考えました。実際にピザづくりを体験したことで、どのように伝えたら低学年でも分かるのか考えることができました。
高学年グループは、誕生日会でお祝いされる人が笑顔になれるアイデアを考えました。この日に至るまで何度も話し合いをしてきたこともあり、話し合いはスムーズに行われました。他のグループに伝える際も全員が分かるように説明をすることができていました。
令和5年度 校内研究授業(3年生)
10月13日(金)
今年度3回目の校内研究は3年生が行いました。
社会科の「店ではたらく人と仕事」という単元でした。
担任は「なぜスーパーにたくさんのお客さんが来るのか。『マルエツ』と『あおば』の工夫をもとに考えました。
資料から気づいたことを話し合って意欲的に取り組む姿が見られました。
また、実態に合ったグルーピングと個に応じた言葉かけ、全員が活動に参加できるような支援を心がけて授業づくりをしました。児童からたくさんの相手意識につながる言葉が出てきたのが一番の成果でした。」と振り返っていました。
令和5年度 校内研究授業(5年生)
9月8日(金)
今年度二度目の校内研究を5年生が行いました。
社会科の「水産業がさかんな地域」という単元でした。
担任の先生に授業の工夫に関して
「『鰤王』という養殖の鰤を教材化したことで子ども達の学習意欲の高まりをよく感じることができた。『事実』から『考えをもつ』学習の流れを繰り返し行ってきたことが定着してきたことを実感できた授業であった」
「自分の考えをクラスの中で発信したり、友達の考えを踏まえて発言したりすることに意欲的に取り組むことができていた」
と振り返っていました。
令和5年度 校内研究授業(2年生)
6月27日(火)
今年度初の校内研究授業を2年生が行いました。
生活科の「はっ見! すがおのいいね たんけんたい」という単元でした。
担任は「本単元では、校長先生に菅生の良さを伝えることをきっかけに、菅生のまちに興味をもち、それぞれ担当のコースを決め、そこからまち探検を通して調べ、クラスや校長先生に発表した。菅生のまちにはどういったものがあるか、どんな素敵なものがあるかを学ぶことができるために、学年では菅生の良さ『いいね』とはどんなものか『いいね』の基準にするかなどを話し合い、それを基に学習課題を設定した。その中で、本時では菅生の『いいね』はどんなものが集まっているのかを児童同士で話し合いを行い、意見を繋げあった。リーダーを中心にできるだけグループの人の話を聞き出そうと話を振りあい、全員が納得できるように確認をしあいながら付箋を並べる姿が見られました。最終的には、発表をしあうことによって自分たちがまだ見ることができていない場所にも行ってみたいと次の課題へつなげることができた。」と振り返った。
令和5年度 第1回教育課程研究(4年生)
6月7日(水)
4年生は「ごみのゆくえ」を行いました。
学年の先生に工夫したことを聞くと「通常1回の出前ごみスクールを2回設定し、自分たちにできることを具体的に考え発信する意欲付けをした」と話していました。
また、当日の授業では「学習したことを根拠に子どもたちなりに自分たちにできそうなことを考え、伝えていた。友達の発表に対して興味をもって聞き、そこから『自分にもできそう!』とつなげている子もいた」と振り返っていました。
令和5年度 第1回教育課程研究(6年生)
6月7日(水)に菅生小学校で第1回教育課程授業研究が行われました。
今回は6年生と4年生が授業をしました。
6年生は歴史授業の導入部分を行いました。
担任は「学年で意識したことは『全員が授業へ参加したい』と思えるような学習問題を作ったり、意見を比べたりできるようにするための言語スキルを磨こうとしたところです。そのために、日頃から授業のゴールに到達するまでのポイントとなる言葉を予め教師側がもっておくことや子どもたちが興味・関心をひかれるものは何か意識していました。授業中の子どもたちは、意見を伝えようと一生懸命頑張って取り組んでくれました。私が想像していた以上の発言の多さに驚いたほどです。そのような子どもたちのパワーを受けながら、今よりも全員が楽しい!分かる!授業を目指して頑張っていきたいです。」と感想を述べていました。