校長あいさつ
SMILE & CLEAN
校長 松沢 隆
3月17日には97名の6年生が巣立ちました。3月24日には、在校生、卒業生、保護者や地域の皆さまに見守られながら、9名の教職員が新天地へと向かいました。
4月6日、令和5年度川崎市立平小学校がスタートしました。7名の教職員が着任しました。そして、73名の1年生が新しく平っ子の仲間入りをしました。
朝、昨年度の担任から今年度のクラスが書かれた名簿を見ている表情には、笑顔があふれていました。新しい自分、新しい友だち、新しい教室、そして、新しい先生。真っ白なキャンバスをこの一年間の学校生活で、自分だけの素敵な色に染めてほしいと思います。そのために、教職員一同は一人一人の子供たちを支援してまいります。
昨年度から、学校ホームページで報告させていただいております、「自己評価報告書」は、近日中にトップページからご覧いただけるようにいたします。その昨年度の課題を、今年度の学校教育の大切な重点として「学習」「特別活動」「支援教育」の子供たちの学校生活を創り上げている3グループで構成し、取り組んでいきます。
私から4月3日の職員会議で「今年はこんな学校にしたい」と教職員に伝えたのは、「きれいな学校」です。私が考える「きれい」とは次の3つです。
まず「校舎がきれい」です。廊下や階段にゴミが落ちていたら、自分が落としたものでなくても拾う事です。校舎内が常にきれいであれば、子供たちも机や椅子、教材など学校にあるものを大切に使いますし、自分で落としたものは、自然に拾う意識が育つと考えます。
次に、「心がきれい」です。友だちの考えを受け入れることや、友だちの思いを感じ取ること、そして、自分自身に正直であってほしいと思います。教職員の子供たちへの指導も結果ではなく、その根拠をしっかりと受け止めることが大切だと思います。
最後に「言葉がきれい」です。時と場に応じた丁寧な言葉を使うことです。人権感覚を常に意識していくひとつとして、子供たちへ、そして教職員同士の言葉遣い一つにもあらわれてくると感じています。
今年の学校テーマは「SMILE & CLEAN」です。このテーマが達成できるように、学校教育のいろいろな場面で取り組んでまいります。保護者の皆さま、地域の皆さま、今年度も昨年同様に本校の教育活動にご支援とご協力のほどよろしくお願いいたします。