満開の桜の中、創立38年となる令和6年度が、特別支援学級3学級、通常学級9学級でスタートしました。38名の1年生を迎え、全校児童数は225名です。「誰もが安心して、学校生活が送れるようにする」ことを基本理念として「つよい子 正しい子 ほがらかな子」を学校目標に掲げ、全職員がワンチームとして教育活動に取り組んでまいります。

4月、岡上の地域の皆様、保護者の皆様に温かいまなざしで見守られている子どもたちは、元気に登校し生活を楽しんでいる姿がみられます。先日は4年生が地域の名人から伝授された方法でキュウリの種まきをしました。6年生は、丸山の竹林整備の一環としてタケノコ掘りを行いました。翌日の給食メニュー、キャベツのスープ煮がタケノコ入りにバージョンアップし、全校のみんなでおいしい春を味わいました。5月には5年生の米作りが本格的に始まります。岡上の豊かな自然が子どもたちの学びのフィールドとなり、本物の技術と豊かな経験をおもちの地域の名人とのふれあいにより、体験活動の充実を現実のものとしています。

また、たてわり班活動を計画的、継続的に行うことによりリーダーシップ&フォロワーシップを日々の学校生活の中で身につけていきます。子どもたちが楽しみにしている“ふれあいの集い(こどものでのたてわり班遠足を間近に控え、それぞれの学年に応じた準備をわくわくしながら行っています

こうした豊かな体験や実感の伴う経験が、さらに価値ある生きた学びになるよう、教職員は常に「言葉を大切にする指導」を心がけ、子どもたちが、様々なひと・もの・ことと上手にコミュニケーションをとることができるようになるよう、指導支援してまいります

今年度も、どうぞよろしくお願いいたします。

 

岡上小学校校長  齊野 裕子