COFFEE BREAK では児童の様子やちょっとした学校の1コマを紹介します。

 

10月3日(金) もっともっと幸せに

中休みの終わる頃、4年生の女子児童が2人校長室を訪ねてきました。手には四つ葉のクローバーを一つずつ持っています。「四つ葉のクローバーを見つけたから校長先生にあげる」「ありがとう。四つ葉のクローバーを見つけると幸せになるんだよね。今も幸せだけど、嬉しいな。」「そうなんだよ、もっともっと幸せになるんだよ」週末の素敵な贈り物でした。

10月1日(水) 進んで取り組み協力しよう

タイトルは、今月10月の生活目標です。児童への説明では、2年生の担任3人による演技で解説。運動会で棒運びの競技をしている場面です。Aは、途中で転んでしまった子を「転んだから負けたんだよ!」と、相手を責める姿。Bは、転んでしまった子に「大丈夫?これから頑張ればいいよ」と励ます姿。もちろん、子供達の反応はBに軍配があがりました。児童がわかりやすく場面を捉えられるように担任3人の訴える力が素晴らしくて、まさに「進んで取り組み協力しよう」の姿を見せてくれました。さすが!

9月30日(火) 長月も晦日

夏休みが明け、夏休み作品展での力作に感動していたのもつかの間、今日はすでに9月も晦日です。毎月最終週の火曜日はクラブと委員会が交互に行われます。9月は委員会活動です。廊下からニュース委員会の児童が教頭先生にインタビューしている声が聞こえます。「先生の好きな曲は何ですか?」「今何かなぁ、ゆずの[虹]かな。知ってる?」16年前の曲なんですね。児童は・・・知らないか。月も虹も太陽も星も、身近なものなのですが。

9月25日(木) 芸術家の卵

1年生の図工「ぺったんコロコロ」の単元では、初めての版画に取り組みます。絵の具を使っての版画です。手のひらを真っ青に塗ったり、トイレットペーパーの芯を黄色の絵の具に浸したり、そんな様子を見たとき、「偉大な芸術家もここから始まった」と思うことにしています。それにしても、図工室はいたるところがぺったんコロコロの作品にあふれていました。

9月22日(月) ハッピー集会

今日はみんなが楽しみにしているハッピー集会です。最近、6年生の児童はハッピー集会の企画を考えるのが少ししんどそうです。伝言ゲームやじゃんけん列車、人狼ゲーム、風船バレー等。定番の遊びでも6年生と一緒なら楽しい。6年生には難しく考えないで、学年を超えて一緒に遊ぶ時間が貴重なんだと思ってほしい。

9月17日(水) 寒いときはね

まだ夏の余韻がたっぷりの朝、「校長先生、寒いときはね、膝と膝の間に手のひらを重ねて入れてすりするすると(実演付き)暖かくなるよ。」と、教えてくれました。「ありがとう、寒くなったらやってみるね。」と答えたのですが、「今は、涼しくなる方法を教えてほしいな。」と、一人つぶやきました。

9月10日(水) 箒の使い方

清掃時間に児童はクラスで分担して清掃場所の掃除をします。校長室前の廊下担当の児童が足並み揃えてモップを掛けています。保健室前では、これぞ箒使いの極意!と感心してしまうほどの児童もいます。「お家で箒を使うことはあるの?」「あります。」「お手本のようだね、お家の人もありがたいと思ってるね。」教室に戻った児童は担任に「校長先生に褒められた!」と、キラキラした瞳で伝えたそうです。褒められることをきちんと言葉にすることは大切だと改めて思いました。

9月8日(月) ちょっぴり大人

時々、登校時に北門で子供達と挨拶を交わします。月曜日はテンション低めで声も小さいのですが、火曜日からは元気な声で「おはようございます」の声が聞こえます。今朝、1年生の女子児童がお父さんに送られてきました。子供を北門で見送る間際、父「ムギューは?」、・・・少しの間、子「しないよ、もう帰っていいよ」父「なんかさみしいナ」。私と目が合い「大人の階段登り始めたかな。」とポツリ。寂しそうでもあり、嬉しそうでもあり、そんなお父さんの後ろ姿でした。

9月5日(金) バッタの名前

7月16日付けの本コーナーでメダカのぱっくんの話を紹介しました。その後、メダカの飼い主に「ぱっくんは元気かな?」の問に「うなぎのぎんちゃんはいるけど、ぱっくんて?」「メダカの名前はぱっくんだよね?」「メダカには名前がないよ」・・・はて?と思っていたところ、別の子に声を掛けられました。「バッタのぱっくんは元気だよ」って。どうやら飼い主とペットの名前違いをしていたようです。これからは子供とペットの名前、相関図も必要なのではないかと感じました。

9月1日(月) 防犯訓練

防災の日の今日、不審者が学校に侵入してしまったことを想定して訓練を行いました。夏休みに職員全員で警察官を講師に招いて研修をした成果を、子供達と共有しました。「禅寺丸先生◯階に来てください」が周知の言葉です。万が一を想定して防犯訓練は大切です。しかしそれ以上に、校内ですれ違った人とは挨拶を交わす等が防犯の一歩ではないかと思います。

8月28日(木) アンパンマンの歌

昨日の全校朝会で、アンパンマンの歌の歌詞を披露しました。眼の前にあることに全力で取り組もうという話をする中で、アンパンマンの歌の1番の歌詞に「いまをいきることで あついこころもえる だからいくんだ ほほえんで」を紹介しました。音楽専科の丸山先生に歌ってもらい、素敵な歌声が学校に響き渡り、その日の朝会を閉じました。その後、ある職員から「先生の歌声で歌ってほしかったですぅ」と・・・。子供達には聞き慣れた完成度の高い歌声を聞いてもらいたいと思っていたのですが、意外な反応。これからは歌のスキルも上げていかなくちゃ。

8月27日(水) 夏休み明け始動

長いようで短い夏休みが明けました。久しぶりに会った子どもたちは元気いっぱい。中休みに4年生の女子児童が校長室に小さな花束を持ってきてくれました。「校庭を歩いていれば、色々なお花があるよ」ガラスの平皿に浮かべたら、爽やかで清々しい気持ちになりました。猫じゃらしの穂もあり、秋の気配を持ってきてくれました。

7月18日(金) 明日から夏休み

暑い毎日の中、子供達は元気よく登校しています。明日からは待望の夏休みです。熱中症や事故・怪我には十分気をつけて夏休みを謳歌してほしいです。

7月16日(水) メダカの名前

校長室にはしばしば子供達が話をしにやってきます。家では生き物を飼っていることが多く、それぞれに素敵な名前があります。ペットのうなぎは「ぎんちゃん」、最近飼い始めたメダカは「ぱっくん」と言うそうです。私も以前飼っていた犬がいました。家でお餅を食べていたところ家族の仲間入りをしたので、毛色は黒でしたが「モチ」でした。「今でも、夜空を見上げるとモチに会えるんだよ」「それわかる!」って、意気投合しました。

7月14日(月) エジプト教育施設団

本日は交通渋滞により、予定時間より少し遅れて、エジプトから12名の教育施設団の方々がJICAの関係機関の方々と共に来校されました。本校の学校説明をした後、6年3組の学級活動の授業を参観しました。担任の指示から、子供達が主体的に発言する姿や、友達と意見を出し合いながら自分の考えを深めていく姿に圧倒されたようでした。この姿は昨日や今日に出来上がるものではなく、日々の小さな積み重ねがあってのことです。それと日本独自の文化である茶道や華道のような◯◯道、趣のある侘び寂びの世界、また「阿吽」の呼吸など、目に見えないけれど確実に存在する日本の長い歴史の中で育まれたものが教育現場で生きているのだと、改めて思いました。学校制度は、寺子屋から始まり、その後時代の変化とともに今の教育体系が出来上がったわけなので、その国らしい教育のあり様でいいのではないかと考えました。エジプトの素晴らしい歴史や文化、慣習を大事にして、エジプトの国民性に合った日本式を取り入れていくことが肝要だとも思います。いずれにしても国際色豊かな一日でした。

6月5日(木) 再開

お待たせいたしました。令和7年度のCOFFEE BREAKを再開します。束の間、ほっこりした気持ちをお届けできればと思います。