通級指導教室とは

 「通級指導教室」では、ことばやきこえに問題を抱えている子に対してできるだけ早い時期にその問題が改善されるよう指導に当たっています。
 ことばやきこえの問題は様々で、子どもひとりひとり違っていますし、その問題に付随して、情緒面や行動面で問題を抱えてしまう子もいます。ひとりひとりがその問題を解決あるいは克服し、のびのびと成長していけるように援助しています。
 さらに、子どもに対する正しい理解を深めるために、家庭や子どもの在籍学級との連携を緊密にするように努めています。

川崎市立小学校の通常の学校に在籍しているお子さんが指導の対象です。

このようなお子さんのために

主な相談内容

  • 誤った発音をする。
  • 話すさいにどもる。
  • 話をしない場面がある。
  • 口蓋裂がある。
  • 聞こえが悪い。
  • 助詞を使って話をしない。
  • 会話がつながらない。
  • 文字の読み書きが苦手。
  • ことばで表現することが苦手。
  • ことばを正しく理解できないことがある。

このような指導をしています

  • ひとりひとりの子どもの状態に応じて、指導計画を立て指導を進めています。
  • 学級での様子を知り、よりよい学校生活をおくることができるよう理解と協力を得るため、懇談会や「学級訪問」などを通して、在籍学級の担任の先生との連携を図っています。
  • 相談面接や懇談会を通して、保護者とともに、子どもとのかかわり方について、考えていきます。
  • 決められた日時(週1回、1時間程度)にことばの教室で指導を受ける「通級制」の教室です。通級には保護者の付き添いが必要です。

一対一の個別指導が基本ですが、グループ指導も行うことがあります。

この教室に入るには

通級が始まるまで  ※平成30年4月より、申し込み方法が変更となりました。

  1. 在籍する小学校の児童支援コーディネーターにご相談下さい。
    (未就学児についても小学校就学後にご相談下さい。)
  2. 在籍校で確認後、通級希望がある旨を通級指導教室にご連絡下さい。

川崎市通級指導教室対象児童生徒入級審査会において、指導が適切と判断されると通級による指導が決まります。

面接(親子) → 通級対象児審査会(年5回) → 通級決定 → 書類の取り交わし(在籍校) → 通級日の決定