校章

 久地小学校の校章は、1968年(昭和43年)に当時の教頭先生だった渡辺澄香(わたなべすみか)先生によってつくられました。

 久地という地域は、その昔、梅林として有名で、花見など多くの人々の憩いの場となっていました。校章はその梅の花をもとにつくられ、花の中に川崎市のマークがあり、その中心に『久地』と書かれています。

校歌

 校章がつくられた同じ年に、久地小学校の校歌も誕生しました。作詞は、森久保安美(もりくぼやすみ)先生、作曲は、菅沼豊寿(すがぬまとよひさ)先生です。校歌を作る際には、歌詞に入れたい言葉や曲の感じについて、児童や保護者の方から意見を集めたそうです。『多摩川』『梅』『梨』などの言葉が取り入れられました。歌詞の2番には、『ああ白梅のかおり優しく ここに 伸びよう みな健やかに』とあり、当時の人々の思いがあらわれています。

 

久地小学校校歌  作詞 森久保安美  作曲 菅沼豊寿

1.母なるながれ 多摩川が

  ぼくにわたしに 呼びかける

  たゆまぬ歩み ひとすじに

  未来を築く 久地の子よ

  ああ梨の実の みのり豊かに

  ここに学ぼう 日々新しく

 

2.はるかな富士に 胸はって

  ぼくもわたしも 呼びかける

  希望にもえて 手をくめば

  心もひとつ 久地の子は

  ああ白梅の かおり優しく

  ここに伸びよう みな健やかに

 

  歌声が 歌声が

  緑の丘にこだまする

  かがやく 川崎 久地小学校