夏空がまぶしく、木立の緑がひときわ濃く感じられる7月です。

7月1日は川崎市の市制記念日。今年で川崎市は 101 歳になります。

2024 年に市制 100 周年を迎えた川崎市は、2025 年を「新しいはじまり」と位置づけ、ブランドメッセージ「KAWASAKI100+1 新しいはじまりを、さあ、いっしょに。」を掲げています。

このポスターには「多様性を認め合い、つながり合うことで新しい魅力や価値を生み出すことができるまち」を目指していくという意思を表しているとのことです。

南原小学校は、小規模の学校ですので、学校全体を「1」とすると、子どもや教職員の1人あたりの影響力が占める割合は他校と比較して相当大きいと感じます。

だからこそ、お互いの違いを認め合う「多様性の尊重」と、違いを豊かさと捉えつつもベクトルを揃えて行こうとする「協働の精神」が一層求められると考えます。

今年度の川崎市のブランドメッセージのもと、本校も一層、発展できるようにと思っています。

なお、本校の創立 40 周年に向けては、一昨年度に2回の事業委員会準備委員会を行い、創立 30 周年の時にPTA 会長を努められた松井孝夫様が創立 40 周年記念事業実行委員長をお引き受けくださいました。

昨年度・今年度とこれまでにすでに6回の記念事業委員会を開催しながら、10 年に1度の機会に、子どもたちはもとより、これまで学校教育活動のお力添えくださった地域の皆様や、学校の伝統を積み上げて来られた方々に感謝が伝わるように、そして、心に残るものとなるように進めてくださっています。 

本校の誕生は、地域の皆様の待望のもとに「学校建設促進委員会を設立してから8年の長い年月をかけて誕生した」との記録が残されています。

 

コロナ禍により、学校と地域とのつながりが希薄にならざるを得ない状況に陥りましたが、今年度は、改めて「地域とともに創る学校」をめざし、未来に向けて、地域と学校が新たな絆を紡ぐことができるよう、各学年ともに「まち」「社会」に目を向けて学習を進めているところです。

 7月の登校日は、わずか 14 日。

夏季休業中は地域で過ごすことになります。

地球温暖化による熱中症リスクの増加、線状降水帯の頻発、台風の大型化等が懸念されます。

どうか、皆様、安心・安全で健康にお過ごしください。

また、そのような状況にありますが、せっかくの地域で過ごす時間、「わがまち・南原」に目を向け、まちの魅力を再発見する機会になればと願ってい
ます。

今月もよろしくお願いいたします。