校長あいさつ(12月)
澄みわたる冬の空が一段と高く感じられる 12 月です。
12 月になります。
明日 11 月 29日(土)に南原小学校創立 40 周年記念式典を挙行いたしました。
これまで「南原小学校ならでは」の特色ある教育活動、そして一人一人の子どもたちの人生の礎を築く小学生時代として価値あるものとなるよう目指して、保護者の皆様・学校運営協議会委員の皆様・地域の皆様のお力添えをいただきながら進めてまいりました。
創立 40 周年式典を計画するにあたり、式典を全員参加とするのか、学年やフロアごとの参加にするかについては、議論の余地がありました。
一同が同じ空間で祝意を共有できることが望ましいけれど、高学年の子どもたちと共に長時間参加することには、苦痛を強いることになるのではないかという思いが頭をよぎったからです。
しかし、予想以上に子どもたちはたくましく、時間を共にして異学年の仲間のふるまいを見ることのメリットは、想像を遥かに超え、全校の絆が深まり、高めあう特別な機会となりました。
事前リハーサルを兼ねて、保護者披露をすることも検討しましたが、保護者披露の日程から逆算すると「運動会を終えたばかりの子どもたちを追い立てるのではないか。それは避けたい」と不安に思っていたところ、当日は PTA のご協力によりライブ配信をご覧いただくことができるようになりました。本当にありがとうございます。
式典まで残り2・3日となった11月26日(水)・27日(木)はインフルエンザ感染拡大防止のために3学級をのぞいて学級・学年閉鎖となるような状況となりましたが、子どもたちも教職員も心をこめてこの記念の会を執り行いました。
オープニングで全員合唱したのは「未来へのステップ」(作詞:松井孝夫)。
この曲の歌詞にある「いまここにいること 仲間と出会えたこと 振り返ればすべて 懐かしい思い出になる だから 今 この時 輝いて生きよう 二度と来ない季節を大切に」という言葉を心に刻みながら、ALL 南原で「未来の扉」を開けて新時代へと歩みを進めました。
ご来校いただいた本校関係者の皆様とともに、一つの大きな区切りを迎えられましたことに感謝いたします。これまでの歩みを礎に、さらなる発展を期したいと考えています。
保護者や地域の皆様、その他学校関係者の皆様、創立 40 周年式典を終え、未来への扉を開けた次のフレーズに進んだ南原小学校を、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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