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学校災害共済制度(独立行政法人日本スポーツ振興センター)について

日本スポーツ振興センターは体育の振興と児童・生徒等の健康の保持増進を図るために法律に基づき制定されたものです。
この災害共済給付制度は、子どもの学校管理下における災害(負傷、疾病、傷害又は死亡)に対して、医療費、傷害見舞金、死亡見舞金が給付されるものです。

保護者の皆様には、共済掛金保護者負担額460円を年度始めにお支払いいただきます。
給付の対象となるのは、保険証を使って医療機関でお支払いいただいた金額(自己負担額)が1500円以上のけがの場合です。自己負担額に相当する3割に1割をプラスした4割の金額が給付されます。

  • 公費負担医療制度(乳幼児、ひとり親、子ども医療助成、障者総合支 援法)を使用されていても給付の対象となります。その場合、医療費 全体の1割と、窓口で支払った自己負担額の総額が給付されます。
  • 学校管理下で怪我をして医療機関を受診した場合は、学校までお知らせください。
  • 申請の手続きのため、医療機関で書類を記入してもらう必要があり ますが、病院によっては記入するために、文書料かかることがありま す。そちらは保護者様の自己負担となりますので、ご了承ください。

学校感染症による出席停止について

下記のような疾病(学校感染症)にかかった場合は、学校保健安全法に基づき出席停止となります。お子さんも元気になり、他の児童にうつす心配がないと医師からの診断があるまで、学校を休んでいただくことになります。この期間中は欠席扱いになりません。治って登校する際には、必ず医師に「登校許可証」を記入していただき、学校に提出してください。

  • インフルエンザ
  • 麻疹
  • 流行性耳下腺炎
  • 風疹
  • 水痘(帯状疱疹)
  • 咽頭結膜炎
  • 溶連菌感染症

など

学校環境衛生検査について

学校では子どもたちが健康で安全に学習できるよう環境衛生検査を行っています。
以下は薬剤師の先生や委託機関が、毎年行ってくださっている検査です。
その他にも職員で毎月・学期ごとの点検や日常の点検を行っています。

  • 教室や特別教室の照度、騒音、空気の検査
  • 飲料水の検査
  • 学校給食の食品衛生
  • 水泳プールの管理