《3年生からのお知らせ》

 向丘小学校の3年生は、これまで『総合的な学習の時間』で地域の自然をテーマに様々な活動に取り組んできました。その中で、子どもたちからこれまでの活動をホームページで紹介し、地域の方、保護者の皆様へ、これまでの学習の様子を伝えたいという思いが出てきました。これまでの学習の成果と活動の様子を子どもたちが書き記し、下記に紹介しています。ぜひ、ご一読ください。

《3年生児童より》

ぼくたち、わたしたち3年生は、今年度『総合的な学習の時間』で、とんもり谷戸の自然にふれてきました。活動を通して、地域の自然を増やし、学校をより良くしていきたいと考え、「大自然増やそうプロジェクト」に取り組んでいます。これから、とんもり谷戸の活動、学校で行ってきた活動を紹介します。

【とんもり谷戸の活動】

 1つ目は、ビオトープ作りです。ビオトープは、生き物の生息という意味です。ビオトープを作って生き物をふやしたいという思いで、活動してきました。どうやってビオトープを作るかというと、まず、土を掘り起こします。土を掘り起こして水が入る深さまで掘ります。掘った土は土のう袋に入れます。土のう袋は、災害のときに役立つそうです。土で泥だらけになったけど、生き物が増えると嬉しいです。 

 2つ目は、アジサイロード作りです。作った理由は、道にアジサイの苗を植えることで、道を通る人が心地よくなれるようにしたいからです。アジサイが植わっている様子を見て、とんもり谷戸に来た人が、とんもりの活動にきょうみをもってもらえるとうれしいです。あじさいの色は土の酸度で決まります。酸性では青、中性では紫、アルカリ性では赤になるそうです。これから、青、紫、赤の色のアジサイが成長して、きれいなアジサイロードになってほしいです。

 3つ目は、植樹活動です。植樹活動を通して、たくさんの人が自然を大切にしたり木を大切にしたりしてほしいという思いで活動をしました。植樹活動ではコナラの木を植えました。木の苗が重くて持つのが大変だったし、根を抜く時にはすごく固くて苦労したけれど、自然を大切にする人が増えてくれたからやってよかったなと感じると思います。森が再生して、自然を大切にすることを心がける人が増えてくれたら嬉しいです。    

 4つ目は、看板づくりです。活動のきっかけは、自分たちが取り組んだビオトープづくり、アジサイロード、植樹体験の活動を知ってもらい、とんもり谷戸で気を付けてほしいことやルールを知ってもらうために看板を作りました。看板を作ることで、地域の人や看板を見た人に自然を大切にするよう心がけてもらえるとうれしいです。わたしたちだけでなく、皆さんにも協力してもらって、とんもり谷戸が自然豊かになるといいです。

 

【学校で取り組んでいる活動】

 3年1組では、花壇に球根を植える、ビオトープをつくる、ウッドデッキの清掃をする、ホームページに学習内容をのせる活動をしました。

 

 3年2組では、自然、生き物の命の大切さを知ってもらうためにごみの分別、学校内のゴミ拾いをしています。ゴミを分別することで環境が良くなり、自然がより豊かになります。

 

 3年3組では、コーヒーかすを肥料にしたり、牛乳パックを使ってはがきをつくったり、古紙回収でリサイクルをしたりしています。海がきれいになるように、ゴミを捨てないで、リサイクルをしています。

 

 3年4組では、全校に自然を大切にしてもらいたいという思いで活動しています。ぬりえを塗った人に景品の折り紙を渡したり、絵や写真をポスターに貼って全校に広めたりしています。

 

令和6年度 川崎市立向丘小学校3年生一同