校内研究・校内研修
校内研究 ~キャリア在り方・生き方教育の資質・能力を育むために~
今年度の校内研究のテーマは
「一歩踏み出し 関わり合いを通して 輝く子の育成」~地域の中で学び 聴いて つなげて 深める 授業づくり~
とし、研究をスタートさせました。
第4回 授業研究会 5年1組 総合的な学習の時間:「虹ヶ丘特産品 輝け☆ 地域と虹の架け橋」
5年生は、総合的な学習の時間で、地域を盛り上げたり、地域を笑顔にしたりするために、自分たちで作った特産品(野菜や米)を地域のお店につなげていく活動をしています。
今回の授業は、週末に行われる予定の「くりひらマーケット」で自分たちの活動を広める活動に向けた話し合いの時間でした。
この時間は、授業参観でおこなったリハーサルで保護者の方からもらった感想を分析して、自分たちの活動をより良くしていくことを目標としています。
実際の授業では、全員が発言をして話し合いを進めていく子どもたちに、熱量の多さを感じました。「本気でなければ総合の学習ではない」という言葉があるように、イベント開催に向けて本気で挑む姿に成長を感じました。
講師の先生方からは、地域の学習材で学習していくことの良さや、虹ヶ丘小学校ならでわの少人数で学習してくことの良さ、本気で学習している子どもたちがこれからの人生の中で「探究をして自分をつくる」ことの良さについてお話してくださいました。
第3回 授業研究会 4年1組 国語科:「役割を意識し、同じところや違うところに着目して話し合おう」
国語の話す・聞くの学習で「麻生支援学校の人たちと、どのように交流していくか」を話し合いをしました。
4年生のこの学習では、話し合いの中で、司会や記録や提案者や発言者などの役割を意識して話し合うことを目標にしています。
何度も会議をしてきた4年生は、自分の役割を意識して上手に話し合いをしていました。
講師の方からは、国語の「話す・聞く」の学習では、より切実で必要感のある話材が必要で、話す内容がより自分ごとになっていることが大切とお話がありました。その中でも、今回は、麻生支援学校に何度も行き、たくさんの体験活動や調査活動をしてきたからこそ話し合いが盛り上がっていたと講評していただきました。今回のクラスでの話し合いの会議は、話材を変えながら、何度も繰り返し行ってきているので、どんどん話す聞くの力が身に付いてきていることも評価していただきました。何事も繰り返しの経験が重要だと再確認した授業提案でした。
第2回 授業研究会 6年1組 図画工作科:「竹でどんなことができるかな」
9月11日(水)に第2回校内授業研究会を行いました。
この学習は、総合的な学習の時間で地域にある早野里山を活用して学習しています。地域の学習材を使って、図画工作科の資質・能力の向上をねらっています。
早野で伐採してきた竹を自分たちで加工して、様々な大きさや形の竹を用意して、組み合わせて造形遊びを楽しみました。
第1回 授業研究会 2年1組 国語科:「知りたいことを聞き出す しつもんをしよう」~にじがおかのまちはかせになろう~
7月10日(水)に第1回校内授業研究会を行いました。
2年1組の国語科「知りたいことを聞き出す しつもんをしよう」~にじがおかのまちはかせになろう~
この学習は、生活科で地域のことを調べて、まち博士になる学習とリンクした学習です。
生活科の町探検で生まれた疑問を解決するために、国語科で「知りたいことを聞き出す」力を高めることをねらっています。
授業の様子
初めに、地域の方々からインタビューに答えていただき、その後、子どもたちで博士会議を行いました。
2年生ならではの素朴な疑問から、質問を繰り返すことで、深い疑問に発展する場面も見られました。
インタビュー後には、聞いてきたことを報告したり、報告し合う中で新たな疑問に気付いたりする博士たちでした。そこから、また地域の方に聞きに行き、地域について多くのことを学ぶことができました。
授業後の協議会の様子
今回は、国語科敎育研究会常任委員の先生と川崎市総合教育センターのキャリア教育の指導主事の先生を講師に招いてご指導いただきました。
校内授業研究 ~キャリア在り方・生き方教育の資質・能力を育むために~
今年度の校内授業研究を通して、どのように虹っ子たちが「一歩踏み出す」か教職員で考えてきました。
勇気をもって自分の思いや考えを発信したり、学習したことを次の学びに生かしたり、
自分の成長をふり返り新たな学習に挑戦したり、友だちのいいところを再発見して自分に取り入れたり、
様々な「一歩」があります。「一歩踏み出す」というテーマは虹ヶ丘小学校だけでなく、
未来を予測することが難しい現代にとても大切なテーマです。今後も虹っ子たちと考えていきます。
校内授業研究 ~自信をもって一歩踏み出せる虹っ子をめざして~
虹ヶ丘小学校の研究授業には、調理服を着た給食員さんや栄養士の先生が教室にいます。作業着を着た用務員さんもいます。
事務の先生や養護教諭の先生、教育サポートの先生方までもが子ども達の授業の様子を参観しに来ます。
学校全体で子ども達をどのように成長させていくことができるかをこれからも考えていきます。
最近の研究のキーワードに「学びのレリバンス意識」というのがあります。
今日の授業の学びが、学習をしている単元の内容が、これから先どのように生かされるかを子ども達に意識付けることです。
6年生の総合的な学習では、地域の公園をよりよい場所にしようと青空図書館をつくる計画を立てています。
そうした学習がこれからの社会を変えていこうと、自分から社会参画していこうという意識を高めるでしょう。
5年生では体育科バスケットボールの学習をしました。得点を取るために、チームの仲間と話し合いをしたり、
相手チームのプレーを認め合ったりしました。そうした学習から目標やめあてを達成するために、
話し合いを重ねながら、互いを認め合い、協働的に学んでいこうとする子や、運動を楽しんでいこうとする子を
育んでいけることでしょう。今の学習が、今がんばっていることが、この先のどんな力になるのかを
子ども達と考えながら学んでいきたいと、職員一同願っています。
多摩麻生地区授業研究会 体育科 ~自分のめあてを達成するために、考え、努力する子の育成をめざして~
9月21日に体育科の授業研究会を行いました。多摩区麻生区の先生方も来校して、
3年生の高跳び、5年生のマット運動の学習を協議しました。
3年生はもっと高く跳び越えるために、助走のリズムをはかって、友だちと「1、2、123!」と
声をかけ合いながら、みんなで記録を伸ばそうと学び合ってました。
5年生はできない技に挑戦したり、できるようになった技をもっと大きくきれいな技にしたりするため、
技のポイントを確認し合ったり、アドバイスをし合ったりして協力して学習していました。
他校からいらっしゃった先生方から多くのご意見をいただき、より虹小の子ども達が楽しく運動できる
体育学習を考えていこうと思いました。
校内研究授業 ~キャリア在り方生き方教育を研究の柱として~
虹ヶ丘小学校は「キャリア在り方生き方教育」の研究を進めています。
クラス替えのない学校だからこそ、より児童一人一人が自分に自信をもって
一歩ふみ出して様々な活動に挑戦していくことを目標にしています。
教育委員会の教育政策室から講師を招き、より子ども達の自己肯定感を高めていける
学習活動の在り方を模索し続けていきます。
心肺蘇生法研修
いよいよ水泳学習が始まります。水泳学習が始まる前に、小学校では職員による
心肺蘇生法研修が行われます。心肺が停止した要救助者がいた際、どのような処置ができるかを
専門トレーナーの方を講師に招いて実戦形式で研修しました。
AEDの使い方、心臓マッサージの正しい行い方などを理解しました。
今年度は2年ぶりの水泳学習です。楽しみにしている児童もたくさんいます。
安全を第一に、楽しんで学習できるようにしていきます。