池に張る氷は、キラキラしていて宝物みたいです。

 25日の朝は気温が氷点下で、子どもたちはさぞかし寒がって登校してくるのだろうと思っていたのですが、多くの子どもたちが「校長先生、これ見て」と、氷のかけらをニコニコしながら見せてくれました。手のひらにのるくらいの小さなかけらもあれば、しっかりした厚みのある大きな氷もあります。通学路の途中で見つけた氷を、冷たさも忘れて学校に来るまで大切に運んできたのでしょう。子どもたちにとって、池や水たまりに張る氷は不思議な魅力があるようです。ぽんぽこ池の氷も宝物です。どんなに冷え込んだ朝でも、子どもたちの嬉しそうな笑顔から元気をもらっています。

 

学校ふるさと応援寄附金の箏が届きました

 年明け早々、寄附金で購入させていただいた14面の箏が届きました。今まで1面の箏を数人で使っていましたが、今後は一人一人が余裕をもって活動ができるようになります。1月中には、5年生の「伝統文化体験」の授業で早速使わせていただきます。PTAの皆様、本当にありがとうございました。

 

じっと見入ってしまいます

 12月20日、校長室のテーブルの上に紙でできた4両の電車が並んでいました。壊さないように持ち上げてみると、電車の側面が開くようになっており、そこには精密に作られた座席や網棚が…。それは、電車が大好きな2年生の男の子の作品でした。車両の床面と同じ高さに目線を合わせると、本当に電車に乗っているかのような臨場感が伝わってきます。

 校長室にいると、子どもたちが休み時間に集中して仕上げたものや、家でじっくり時間をかけて完成させた作品などを見せにきてくれることがあります。授業で扱うことはないものですが、子どもたちの「好き」が詰まった作品には、いつも驚かされ、どれもその素晴らしさに見入ってしまいます。

 

増築棟工事が始まりました

 12月12日、校庭に工事エリアを分けるための、簡易的な仮囲いができました。これから鉄板が敷かれたり重機が運び込まれたりして、本格的な工事になっていきます。子どもたちには、長期にわたり登下校や校庭利用などで不自由な思いをさせてしまいますが、少しでも安全で効率的な活動ができるように教職員一同で考えていきたいと思います。

 

12月1日 奇跡を信じて!

 今朝の校長室前です。教職員が飾り付けてくれました。

 

学校ふるさと応援寄附金、ありがとうございました

南百合丘小学校PTAの皆様より多大なるご寄附を賜りました「学校ふるさと応援寄附金」ですが、その寄附金で購入させていただいたミシン10台が先日納品されました。今後、5・6年生の家庭科の授業で使用させていただきます。また、運動会など屋外の行事で使用するスピーカーシステムも納品されました。ひとつひとつ見積もりをとってからの購入申請となるため、少し時間がかかっておりますが、残金については当初の計画通り、高学年で使用する箏の購入に充てさせていただきます。12月までには学校に届き、今年度内の学習に使わせていただく予定です。末筆ながら、「学校ふるさと応援寄附金」には、子どもたちのために気持ちよくご承諾いただき本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

 

八ヶ岳スローガン「全員幸せ ~マナーを守って仲良く自然を楽しむ自然教室~」

10月25日~27日に、5年生と八ヶ岳自然教室に行ってきました。

八ヶ岳少年自然の家がある長野県富士見町は、連日の最低気温が氷点下となる寒さでした。しかし3日間とも好天に恵まれ、短い時間でしたが、子どもたちは自然の素晴らしさと友達のよさを実感することができたように思います。ハイキングやフィールドウォッチングのグループ、食事のグループなど、八ヶ岳でのすべての活動は学級の枠を取り払って構成された「グルーペェ」と呼ばれる集団で行い、集団生活でルールを守ることや協力して活動することの大切さを味わうことができました。また、寒さは厳しかったものの、初日のBBQ、2日目のキャンプファイヤー、3日目のカートンドッグと火を用いた活動があったことで、その寒さも楽しむことができました。2日目の夜には、担任たちの計らいで、キャンプファイヤーの灯りが消えた真っ暗な広場の真ん中で、一言も話さずに満天の星空を眺めました。キーンと澄んだ冷たい空気の中、みんなで見上げた星空は、きっと忘れられないものになったことでしょう。

 

みんなで協力 思い出残る 史上最幸 修学旅行

7月2日、3日に日光修学旅行に行ってきました。

今年も新型コロナウイルス感染症予防から、専用列車のシートはボックス型にできず、全員が進行方向を向いて座らなくてはならなかったり、現地での食事は一人ひとりアクリル板で仕切られた中での黙食であったり、たいへん制限の多いものでした。しかし、子ども達はそのような状況でもしっかり約束を守り、静かに過ごす場面では本当に静かに、そして入浴の時間やお土産を買う場面では、友だちと弾けるような笑顔で過ごしていました。日光では暑さに加え、雨が降ったり雷鳴が響いたりして、2日間とも天候が安定しませんでした。中には体調を崩す子もいましたが、それが部屋であっても見学時であっても、一緒にいる仲間たちがいつも優しく声をかけたり介抱したりしていました。きっと誰もが「みんなで協力して思い出を作るんだ」と思っていたのでしょう。また、そんな子ども達を見守り、安全と健康を最優先に考え、連携して的確な判断をし続けた学年の先生たちも、同じ思いだったに違いありません。

引率というより同行しただけの私ですが、6年生からたくさん「幸せ」を分けてもらいました。6年生の皆さん、最幸でした。ありがとうございました。

 

 

やすらぎの森 除草作業

6月4日土曜日、本校の東側斜面と南側斜面に広がる「やすらぎの森」の除草作業が行われました。

当日は、朝9時から190名を超える方々においでいただき、下草刈りやクズのツル切りなどをしていただきました。50年近くかかってできた「やすらぎの森」には、現在では120種類以上の木があります。きれいになったこの森で、これから子どもたちは自然観察をしたり環境学習をしたりしていきます。お忙しい中、ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。