宿河原小学校が建っているところは、多摩川の氾濫原といって、大昔に多摩川が洪水で、上流から流れてきた土砂が積もった時にできた場所です。江戸時代の初期に二ヶ領用水という用水路を作り、稲毛・川崎領に水を潤しました。そんな二ヶ領用水のほとりに学校ができ、45年以上が過ぎました。地域に住む人々がこの地域を愛し、よりよくしていこうという思いがたくさん詰まった学校です。
宿河原小学校の願いは、宿河原小学校で学び、このまちで育つみなさんが、自分のまちを自分で歩いて、先人やそこに住む人たちの工夫や苦労に気づき、この学校やまちを愛し、もっとよくしようとしていこうとする心を育てる手助けとなることです。そして将来、このかけがえのない地球を大切にするような心が育つことを期待しています。